システムデザイン

科目基礎情報

学校 福島工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 システムデザイン
科目番号 0009 科目区分 専門関連 / 必修
授業形態 実験及び特別研究 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 ビジネスコミュニケーション学専攻(ビジネスコミュニケーション学コース)(R4年度から) 対象学年 専1
開設期 通年 週時間数 前期:2 後期:4
教科書/教材 参考になる図書,情報,文献などを自分,またはグループで探すことが必要となる。
担当教員 鄭 耀陽,小出 瑞康,鈴木 晴彦,植 英規,梅澤 洋史,齊藤 充弘,芥川 一則,若林 晃央,丹野 淳,森 崇理

到達目標

①制約のある課題に対し多角的な解決手法を立案できること。
②チームワークにより複数の知識と技術を融合し,具体的な企画内容の立案あるいは設計製作の計画ができること。
③倫理的視野に立ち製作物の自然および社会への影響について考察できること。
④「企画書」,「製作物の説明」,「発表会」などによりプレゼンテーション能力を身につけること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
多角的な解決方法の立案について制約のある課題に対し多角的な解決手法を立案できる。制約のある課題について理解し、自分なりの解決手法を提示することができる。制約のある課題について理解していない。
具体的な企画立案について複数の知識と技術を融合し,チーム内で主導的に具体的な企画立案ができる。複数の知識と技術を融合し,具体的な企画立案ができる。具体的な企画立案ができない。
倫理的視野に立った考察について倫理的視野に立ち製作物の自然および社会への影響について考察し,具体的な提案ができる。倫理的視野に立ち製作物の自然および社会への影響について考察できる。倫理的視野に立った考察ができない。
プレゼンテーション能力について企画書や発表会などで優れたプレゼンテーションを行うことができる。企画書や発表会などで適切なプレゼンテーションを行うことができる。適切なプレゼンテーションを行うことができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
専門の異なる複数の学生によって構成されるグループにより,現代の地域社会の抱える課題や,産業製品の必要性等を探査し,その課題解決に必要なアイディアや技術的手法,プロセス,具体的な製品・試作のデザインや設計・製作,および社会的・産業的価値を評価する能力を育成するコース複合型PBL教育のための演習である。
授業の進め方・方法:
異なる専門分野の学生でグループを組み,各産業分野特有のトピックに応じたグループワーク(実習や調査など)を行うことを基本とする。なお,必要な技術や知識を得るための個人ワークを行う場合もある。
グループワークでは,インターネットや書籍等での調査に加え,自治体や関連分野の実務家とのディスカッションを行う場合もある。
「取組状況(個人,グループ評価)」を50%,「報告書・提出資料(グループ評価)」を30%,「発表会(グループ評価)」を20%とし,総合的に評価し,60点以上を合格とする。
注意点:
PBL学習は,広範な知識や技術,また現実社会に対する多角的な視野をもって取組む必要性がある。
グループワークを行うにあたっては,社会実装を意識して活動することが望ましい。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 社会実装,PBL
近年のシステムデザインの事例
2週 SDGs SDGsの基礎と実例
3週 地域課題に対する調査検討 グループによる調査検討
4週 地域課題に対する調査検討 グループによる調査検討
5週 地域課題に対する調査検討 グループによる調査検討
6週 地域課題に対する調査検討 グループによる調査検討
7週 地域課題に対する調査検討 グループによる調査検討
8週 地域課題に対する調査検討 グループによる調査検討
2ndQ
9週 ものづくり実習 3Dモデリング,3Dプリンタ
10週 ものづくり実習 3Dモデリング,3Dプリンタ
11週 ものづくり実習 3Dモデリング,3Dプリンタ
12週 ものづくり実習 マイコン制御,組み込みシステム
13週 ものづくり実習 マイコン制御,組み込みシステム
14週 ものづくり実習 マイコン制御,組み込みシステム
15週 ユニバーサルデザイン ユニバーサルデザインの概要
16週
後期
3rdQ
1週 機械・電気分野のグループワーク グループによる調査検討,実習等
2週 機械・電気分野のグループワーク グループによる調査検討,実習等
3週 機械・電気分野のグループワーク グループによる調査検討,実習等
4週 機械・電気分野のグループワーク グループによる調査検討,実習等
5週 機械・電気分野のグループワーク グループによる調査検討,実習等
6週 機械・電気分野のグループワーク グループによる調査検討,実習等
7週 化学・バイオ分野のグループワーク グループによる調査検討,実習等
8週 化学・バイオ分野のグループワーク グループによる調査検討,実習等
4thQ
9週 化学・バイオ分野のグループワーク グループによる調査検討,実習等
10週 都市システム分野のグループワーク グループによる調査検討,実習等
11週 都市システム分野のグループワーク グループによる調査検討,実習等
12週 都市システム分野のグループワーク グループによる調査検討,実習等
13週 ビジネスコミュニケーション分野のグループワーク グループによる調査検討,実習等
14週 ビジネスコミュニケーション分野のグループワーク グループによる調査検討,実習等
15週 ビジネスコミュニケーション分野のグループワーク グループによる調査検討,実習等
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

取組状況報告書発表態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合503020000100
基礎的能力503020000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000