到達目標
①自然の浄化機能について授業計画にある内容が説明できる。
②河川、湖沼、沿岸域の環境保全手法について授業計画にある内容が説明できる。
③PRTR法やMSDSなどを理解し,化学物質の安全管理の基礎的事項を理解できる。
④発生した化学物質の分析の概要が説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 各授業項目の内容を理解し、応用できる。 | 各授業項目の内容を理解している。 | 各授業項目の内容を理解していない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
自然環境問題および自然の浄化機能について解説し、河川、湖沼、沿岸域における環境保全手法について事例を挙げて講述する。そして,人間社会の大量生産・消費で発生した化学物質について,リスク管理と評価及び環境分析の概要を講義する。
授業の進め方・方法:
試験の成績を80%,課題等の成績を20%として総合的に評価し,60点以上を合格とする。
この科目は学修単位科目のため,事前,事後の学習として,課題を実施する。
注意点:
前半の授業の課題は第15週目に提出すること。なお課題への取組の成果は試験で確認する。
後半の授業では定期的な課題と小テストの実施と,最後の試験で総合的に確認する。課題・小テスト状況から,各自達成度を把握してさらに自習すること。
*後半の授業では計算を行うことがあるので関数電卓を準備しておくこと。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
自然環境問題と保全工学 |
生態系の構造、自然環境問題
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2週 |
生態系における物質循環 |
生物生産、有機物分解、食物連鎖
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3週 |
河川環境 |
自浄作用とそのモデル化
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4週 |
湖沼環境 |
富栄養化現象とそのモデル化
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5週 |
干潟環境 |
干潟と湿地の浄化のしくみ
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6週 |
環境中の放射性物質の動態 |
放射性セシウム,水循環系における動態
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7週 |
環境修復技術 |
礫間接触酸化法、強制循環曝気法,人工干潟、人工湿地、ミチゲーション、生態工学
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8週 |
化学物質(1) |
PRTR法,リスクコミュニケーション
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2ndQ |
9週 |
化学物質(2) |
リスクとハザード,MSDS
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10週 |
環境リスクと評価(1) |
リスク評価の考え方
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11週 |
環境リスクと評価(2) |
暴露量評価,演習
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12週 |
環境リスクと評価(3) |
暴露量評価,演習
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13週 |
環境分析 |
分析法の概要
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14週 |
学習内容の整理 |
環境保全の学習内容(1~7週,及び,8~13週)の重要な点を整理/確認
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15週 |
環境保全工学の総括/学習内容の確認 |
環境保全工学のまとめ
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 課題 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |