到達目標
会計と経済・社会との結びつきをより深く理解する.国際化への対応を射程に入れ,会計の全体像に関する理解を目指す.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 各授業項目の内容を理解し、応用できる。 | 各授業項目の内容を理解している。 | 各授業項目の内容を理解していない。 |
評価項目2 | | | |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
現在,会計においても国際化が進んでいる.会計基準にはその考え方からもたらされる相違も存在し,現代的な課題となっている.その相違の背景を深く理解するため,会計に関連する概念の関連性に焦点を当てて検討していく.
授業の進め方・方法:
試験60%,課題40%(レジュメ)で総合的に評価し,60点以上を合格とする.再試験は行わない.
注意点:
毎回,授業用のレジュメを作成してもらいます.試験はレジュメおよび自筆ノートの持込を認めます.
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
イントロダクション
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財務会計の機能と制度について理解する. 企業会計原則,概念フレームワーク,個別基準,国際会計基準について理解する.
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2週 |
基礎的な概念 |
財務報告に関する基礎的な概念を理解する.
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3週 |
貸借対照表の変動 |
貸借対照表の構造および特徴について理解する.
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4週 |
損益計算書と利益 |
損益計算書の構造と特徴について理解する.
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5週 |
会計記録と会計システム |
会計データの作成およびデータの流れについて理解する.
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6週 |
収益と貨幣性資産の関連 |
現金主義会計と発生主義会計の違いを理解する. 収益の認識および測定について理解する.
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7週 |
費用の認識と測定 |
費用の認識および測定について理解する.
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8週 |
利益の算定 |
収益と費用の関係性,損益計算書と貸借対照表の連繋について理解する.
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2ndQ |
9週 |
棚卸資産と売上原価の関連 |
棚卸資産の取得原価と原価配分の関連を理解する.
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10週 |
固定資産と減価償却の関連 |
固定資産と費用の関連性を理解する. 無形固定資産,繰延資産の特徴を理解する.
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11週 |
負債と資本の会計 |
負債の区分と純資産の構成,株主資本の確定について理解する. 連結財務諸表の構造について理解する.
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12週 |
キャッシュフロー計算書 |
キャッシュ・フロー計算書の特徴と意義を理解する. 貸借対照表と損益計算書との関係性を理解する.
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13週 |
非営利組織の財務諸表 |
営利組織の財務諸表との違いを理解する.
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14週 |
会計の国際化 |
会計の国際化とIFRSについて理解する.
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15週 |
総括 |
これまでのまとめ
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 課題 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 40 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 10 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 |
専門的能力 | 50 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 80 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |