到達目標
1. 広告活動を行うための効率的・効果的なマネジメント方法について理論と実務の双方の視点から理解する
2. 地方都市の中小企業や自治体などの広告活動業務に従事できる基本の知識とスキルを習得する
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 各授業項目の内容を理解し、応用できる。 | 各授業項目の内容を理解している。 | 各授業項目の内容を理解していない。 |
評価項目2 | | | |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
インターネットやスマホ等の急速な普及、それに伴うSNS等による情報発信量の増大により、広告コミュニケーションが大きく変わろうとしている。広告戦略開発の最前線の現場においては、日々「広告戦略とは何か?、広告戦略に何ができるのか?」 が議論され、新たなアプローチが模索され、具現化への挑戦が続いている。本講義では、広告の基本的な理論をカバーしながら、より実務事例からの学びに力点を置き議論を進めていきたい。それによって、マーケティング課題を捉える視座、広告コミュニケーションアイデアを創出する着眼、さまざまな広告媒体の採用等、の実践力(センス)を養ってもらいたい。先ずは、大手食品メーカーや家電メーカー等身近な企業の広告戦略事例を取り上げ、広告戦略全般の理解を深めていく。続いて、「美脚用着圧ソックスブランド」の戦略開発・実施プロジェクトの考察を通して、広告制作の具体的手法を紹介する。さらに、効率的広告戦略マネジメントについて、「世界最大の一般消費財メーカー」の広告媒体出稿計画(メディアプランニング)のプロセスを紹介する。そして、現在進行中の「グラノーラ(シリアル)ブランド」の統合マーケティング・コミュニケーションを取り上げる。紹介するグラノーラ(シリアル)ブランドは短期間で300億円規模の市場を創出した近年では特異な成功事例と言える。大きな市場創出を生み出した戦略開発・実施プロセスをできる限り共有し、リアルタイムで進行する広告戦略プロジェクトを体感してほしい。最後に、ワークショップ形式で広告戦略開発を実践してもらう機会を設けていきたい。
授業の進め方・方法:
課題レポートを40点とし、60点以上を合格とする。
この科目は学修単位科目のため、事前、事後学習の確認として定期的に授業内容を整理しまとめたものを提出させる。
注意点:
課題レポートでは、習得内容の応用発想や課題の理解を重視する。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス |
現代の広告の課題/広告メディア論の狙い
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2週 |
企業活動と広告活動 |
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3週 |
商品開発とコミュニケーション |
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4週 |
ブランド開発とコミュニケーション |
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5週 |
クリエイティブ戦略開発 |
クリエイティブブリーフィング
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6週 |
クリエイティブ戦略開発 |
広告メッセージ開発
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7週 |
クリエイティブ戦略開発 |
「美脚用着圧ソックスブランドの再生プロジェクト」の考察
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8週 |
広告媒体戦略開発 |
メディアプランニング、広告効果検証
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2ndQ |
9週 |
広告媒体戦略開発 |
デジタルシフト
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10週 |
広告媒体戦略開発 |
「世界最大の一般消費財メーカーのメディアプランニング」の考察
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11週 |
IMC戦略開発 |
広告とPR、コンテンツコミュニケーション
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12週 |
IMC戦略開発 |
「グラノーラ(シリアル)ブランドの事業再生プロジェクト」の考察1
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13週 |
IMC戦略開発 |
「グラノーラ(シリアル)ブランドの事業再生プロジェクト」の考察2
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14週 |
総括 |
広告活動業務の実践に向けて(演習)
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15週 |
総括 |
全講義内容振り返り
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 企画書 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 70 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |