広告メディア論

科目基礎情報

学校 福島工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 広告メディア論
科目番号 0018 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 ビジネスコミュニケーション学専攻(ビジネスコミュニケーション学コース)(R4年度から) 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 スライドを使用。プリントは適宜必要に応じ配布。
担当教員 松田 拓,湯川 崇

到達目標

1. 広告活動を行うための効率的・効果的なマネジメント方法について理論と実務の双方の視点から理解する
2. 地方都市の中小企業や自治体などの広告活動業務に従事できる基本の知識とスキルを習得する

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1各授業項目の内容を理解し、応用できる。各授業項目の内容を理解している。各授業項目の内容を理解していない。
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
インターネットやスマホ等の急速な普及、それに伴うSNS等による情報発信量の増大により、広告コミュニケーションが大きく変わろうとしている。広告戦略開発の最前線の現場においては、日々「広告戦略とは何か?、広告戦略に何ができるのか?」 が議論され、新たなアプローチが模索され、具現化への挑戦が続いている。本講義では、広告の基本的な理論をカバーしながら、より実務事例からの学びに力点を置き議論を進めていきたい。それによって、マーケティング課題を捉える視座、広告コミュニケーションアイデアを創出する着眼、さまざまな広告媒体の採用等、の実践力(センス)を養ってもらいたい。
授業の進め方・方法:
課題レポートを100点とし、60点以上を合格とする。この科目は学修単位科目のため、事前、事後の学習として、レポートを実施する。
注意点:
課題レポートでは、習得内容の応用発想や課題の理解を重視する。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 広告戦略を取り巻く“今”の課題
最近話題になった広告から見えてくる課題
広告メディア論における習得内容の理解
2週 広告を取り巻く“今”の課題が生まれる背景
デジタルシフト(メディア環境の激変)
デジタルメディア広告の課題と可能性の理解
3週 企業戦略・事業戦略開発の視点から考える
企業戦略開発におけるコミュニケーション戦略
企業の広告戦略の変遷の理解
4週 マーケティング戦略開発の視点から考える
ブランド開発におけるコミュニケーション戦略
ブランドコミュニケーション戦略の理解
5週 マーケティング戦略開発の視点から考える
商品開発におけるコミュニケーション戦略
商品コミュニケーション戦略の理解
6週 広告戦略開発の視点から考える
広告クリエイティブ制作
広告クリエイティブ戦略の理解
7週 広告戦略開発の視点から考える
広告コピー制作
広告コピー戦略の理解
8週 事例研究(I) 広告クリエイティブ・コピー戦略の実践理解
2ndQ
9週 広告戦略開発の視点から考える
広告メディア開発
広告メディア戦略の理解
10週 事例研究(II) 広告メディア戦略の実践理解
11週 マーケティングコミュニケーション戦略開発の視点から考える
PRコミュニケーション開発
PR戦略の理解
12週 マーケティングコミュニケーション戦略開発の視点から考える
IMC戦略開発
IMC戦略の理解
13週 事例研究(III) IMC戦略の実践理解
14週 広告メディア論 広告メディア戦略の未来 メディア環境の変化に対する戦略的対応の理解
15週 広告メディア論 総括 全講義振り返りによる体系的理解
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

企画書発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70300000100
基礎的能力70300000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000