到達目標
・システムの概念が理解できる
・システムを解析する基本的手法が理解できる。
・システムの最適化の基本的手法が理解でき、実際に簡単な問題に応用できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
システムの解析手法 | 各授業項目の内容を理解し、応用できる。 | 各授業項目の内容を理解している。 | 各授業項目の内容を理解していない。 |
システムの最適化手法 | 各授業項目の内容を理解し、応用できる。 | 各授業項目の内容を理解している。 | 各授業項目の内容を理解していない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
システム的なものの見方を理解し、さまざまなシステムの解析手法について学ぶ。また重要なシステムの最適化手法について学ぶ。
この科目は、企業でコンピュータシステム設計を担当した教員がその経験を生かし、システム解析等について講義を行う
授業の進め方・方法:
システムの解析の意義を理解したのち、線形計画の解析手法、最適化手法を学ぶ。後半はシステム解析のためのグラフの応用について学ぶ。この科目は学修単位科目のため、事前、事後の学習として、定期的にレポートを提出させる。
評価方法 定期試験の成績を80%、小テストや課題の総点を20%として総合的に評価し60点以上を合格とする。
注意点:
代表的なシステムの解析手法を丁寧に解説するので、演習等を通して一つ一つ確実に理解すること。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
システムとは何か、様々なシステム |
システムとは何か、社会にみられる様々なシステム
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2週 |
システム工学の目的、必要性、数学モデル |
システムを解析することの重要性、数学モデルの必要性、様々な数学モデル
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3週 |
システムと連立一次方程式(1) |
システムと連立一次方程式の関連、システム解析問題から導かれる連立一次方程式
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4週 |
システムと連立一次方程式(2) |
連立一次方程式、線形代数の基礎、行列の基本演算
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5週 |
システムと連立一次方程式(3) |
システム解析と連立一次方程式の解法 Gauss-Jordan法、または反復法について
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6週 |
システムと連立一次方程式(4) |
連立一次方程式の解法プログラム(1)Gauss-Jordan法またはJacobi法、Gauss-Seidel法
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7週 |
システムと連立一次方程式(5) |
連立一次方程式の解法プログラム演習
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8週 |
数理計画法、線形計画法 |
数理計画法、線形計画法、最適化問題
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4thQ |
9週 |
シンプレックス法(1) |
シンプレックス法の基礎、スラック変数、標準形
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10週 |
シンプレックス法(2) |
シンプレックス法と基底変数、基底解
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11週 |
シンプレックス法(3) |
シンプレックス法アルゴリズム
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12週 |
グラフ理論 |
システムを表現、解析するためのグラフ理論からの準備
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13週 |
グラフ理論とシステム解析への応用 |
グラフで表現されるシステムの解析手法、SFGとMasonの方法
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14週 |
グラフと輸送問題、最適化問題 |
グラフで表現された輸送問題、最短経路問題と線形計画法
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15週 |
総合演習 |
演習問題を通して総合的に知識を整理する。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 課題 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |