科目基礎情報

学校 茨城工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 芸術
科目番号 0011 科目区分 一般 / 必修
授業形態 実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 国際創造工学科 共通1年 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 前期(美術):なし 後期(音楽):山本文茂他「新高校の音楽Ⅰ」「音楽之友社」
担当教員 与那覇 大智

到達目標

1.自己の表現能力を高める 
2.自分らしい表現を発見し、作品の中に活用する
3.完成した作品の中に現れた 自己を再認識する
4.多様な音楽に興味・関心をもち、音楽によって生活を明るく豊かなものにする態度を育てる
5.歌唱―様々な曲の歌唱を通して歌う楽しさを味わい、発声の基本を身につけ合唱の基本を学ぶ
6.鑑賞―西洋音楽、日本の伝統音楽、民族音楽の鑑賞を通して音楽的視野を広げる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1自己表現力を高め、自分らしい表現を作品の中に十分に表現することができる。自己表現力を高め、自分らしい表現を作品の中に表現することができる。自己表現力を高め、自分らしい表現を作品の中に表現することができない。
評価項目2優れた作品を完成させて、期限内に提出することができる。作品を完成させて、期限内に提出することができる。作品を完成させて、期限内に提出することができない。
評価項目3毎回の「振り返りカード」の記入により的確に自己評価ができ、自らの感性により学習を振り返り、学習に活かすことができる。毎回の「振り返りカード」の記入により自己評価ができ、学習を振り返りることができる。毎回の「振り返りカード」に学習に対する感想・気付きを記入することができない。
評価項目4発声、合唱の基本を身につけ、仲間と協調し合いながら十分に実践することができる。発声、合唱の基本を身につけ、仲間と協調し合いながら実践することができる。発声、合唱の基本を身につけ、仲間と協調し合いながら実践することができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (B) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
美術や音楽の諸活動を通して創造的な表現の能力を伸ばし、鑑賞の能力を高めるとともに、芸術に対する豊かな感性と芸術を愛好する心情を養う。
授業の進め方・方法:
前期は美術(与那覇)、後期は音楽(陶)をおこなう。
必要に応じてプリントした楽譜を配布し、各自が用意したファイルに綴じる(後期:音楽)。
注意点:

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 イントロダクション 自己紹介、美術の授業の進め方等について説明
2週 手を描く(1) 自分の手を描く(素描)
3週 手を描く(2) 自分の手を描く(素描2)
4週 身近なものを描く(1) 文具・靴などを任意に選んで描く(素描)
5週 身近なものを描く(2) 絵具の特性に留意して制作する(着彩)
6週 身近なものを描く(3)      〃        (着彩2)
7週 (中間試験)
8週 身近なものを描く(4)      〃        (着彩・仕上げ)
2ndQ
9週 想像による絵画(1) 現実にとらわれない絵画を描く(導入・構想)
10週 想像による絵画(2) アイデアスケッチ
11週 想像による絵画(3) 下書き(1)
12週 想像による絵画(4) 下書き(2)
13週 想像による絵画(5) 本画制作(着彩)
14週 想像による絵画(6) 本画制作(着彩2)
15週 (期末試験)
16週 想像による絵画(7) 本画制作(着彩・仕上げ)
後期
3rdQ
1週 イントロダクション 自己紹介、アンケート記入
「授業を楽しく進めるために」説明
2週 青春と音楽(1) 校歌を歌うことができる。
「今月の歌」を歌うことができる。
3週 青春と音楽(2) 原曲を理解し、ポピュラーミュージックを楽しく歌うことができる。
4週 青春と音楽(3)愛唱歌を紹介 音楽記号や表現用語を理解して、表情豊かに歌うことができる。
5週 合唱の楽しみ(1)導入 合唱曲の原曲、楽譜を理解することができる。
6週 合唱の楽しみ(2)パート練習1 話し合いによりパートやパートリーダーを決め、パートの練習を始めることができる。
7週 合唱の楽しみ(3)パート練習2 パートごとに曲に合った表現を相談し、協力しながら練習することができる。
8週 中間試験
4thQ
9週 合唱の楽しみ(4)全体練習 お互いに別のパートを聴き合いながら、発声や表現に注意して全体練習をすることができる。
10週 合唱の楽しみ(5)まとめ 合唱を録音したものを聴き、よりよい合唱にしようとする意欲をもち、クラスの一体感を感じながら歌うことができる。
11週 「聴音」にチャレンジ! ピアノの「音」を集中して聴き、記譜することができる。
12週 ドラマと音楽「エレクトーン」 「エレクトーン」という楽器のと特徴や仕組みについて知ることができる。
13週 オーケストラと吹奏楽
これまでの学習の確認「小テスト」
楽器の「名前」と「音色」を知り、吹奏楽とオーケストラそれぞれの特徴と響きの違いを感じることができる。
14週 芸術と音楽 イタリア歌曲、イタリア語の特徴を知り、原語で歌うことができる。
15週 自然の音と音楽の関係 多様な自然環境と民族、そこに生まれてきた音楽の関係を知ることができる。
16週 日本の現代の音楽家の紹介
授業のまとめ
現在の日本の音楽家について知ることができる。
後期の芸術の授業を振り返ることができる。

評価割合

試験課題合計
総合評価割合0100100
基礎的能力0100100
専門的能力000
分野横断的能力000