到達目標
1、現代文(小説・評論など)や古典(古文・漢文)を読み、論理構想力、論理展開力、言語操作能力を身につける。
2、人間の生き方や人間相互の関係性(他者に対する共感、尊敬心など)について、正しく理解し、判断できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 論理構想力、論理展開力、言語操作能力を十分に身につけている。 | 論理構想力、論理展開力、言語操作能力を身につけている。 | 論理構想力、論理展開力、言語操作能力を身につけようとしない。 |
評価項目2 | 人間の生き方や人間相互の関係性について、正しく理解し、判断しようとする力を十分に備えている。 | 人間の生き方や人間相互の関係性について、正しく理解し、判断しようとする力を備えている。 | 人間の生き方や人間相互の関係性について、正しく理解し、判断しようと努めない。 |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 (B)
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学習・教育到達度目標 (C)
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教育方法等
概要:
日本人としてのアイデンティティ確立のために、日本文学・中国文学成立の基本構造を学習する。この基本構造を理解したうえで、言語操作能力や論理構想力など、言語感覚を醸成する。
授業の進め方・方法:
講義形式ではあるが、学生に指名し意見を求めたり、グループワークを取り入れたりしながら授業を進めていく。
注意点:
限られた時間ではあるが、文章の精読、味読に努めたい。予習の際には、下読みをし、必要に応じて辞書などに当たっておくことが望まれる。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス (古文・説話)古今著聞集 小式部内侍が大江山の歌の事 |
・1年間の学習内容と目標、授業の進め方や評価の方法について理解する。 ・説話文学について大まかに理解するとともに、本文を読み、大意をつかむ。
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2週 |
(古文・説話)古今著聞集 小式部内侍が大江山の歌の事 |
本文を読み、平安時代の雅の意識を知るとともに、登場人物に対する編者の評価について考える。
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3週 |
(古文・説話)古今著聞集 小式部内侍が大江山の歌の事 |
・本文を読み、平安時代の雅の意識を知るとともに、登場人物に対する編者の評価について考える。 ・小式部内侍が和歌で返答したことを参考に、意思疎通、コミュニケーションの型、ありようを考える。
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4週 |
(現代文・評論)自他の「間あい」 |
本文を読み、文章の構成を確認するとともに、大まかに内容をとらえる。
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5週 |
(現代文・評論)自他の「間あい」 |
本文を読み、筆者のものの見方、考え方をとらえる。
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6週 |
(現代文・評論)自他の「間あい」 |
本文を読み、筆者のものの見方、考え方をとらえる。
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7週 |
中間試験 |
合格点を取る。
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8週 |
試験返却 (漢文・歴史)史記 四面楚歌 |
・誤答した箇所について、正しく答えられる。 ・『史記』、司馬遷についての大まかな確認をしたうえで、本文を読み内容を大まかにつかむ。
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2ndQ |
9週 |
(漢文・歴史)史記 四面楚歌 |
本文を読み、史記の簡潔な表現の中に込められる人間観を読み取る。
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10週 |
(漢文・歴史)史記 四面楚歌 |
本文を読み、史記の簡潔な表現の中に込められる人間観を読み取る。
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11週 |
(漢文・歴史)史記 四面楚歌 |
本文を読み、史記の簡潔な表現の中に込められる人間観を読み取る。
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12週 |
(古文・歴史物語)大鏡 三船の才 |
・四鏡、栄花物語など歴史物語について概観するとともに、大鏡の文学史的位置について確認する。 ・本文を音読し、大まかに意味をつかむ。
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13週 |
(古文・歴史物語)大鏡 三船の才 |
本文を読み、語りの特徴を確認するとともに、そこに描かれる人間観や歴史観を読み取る。
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14週 |
(古文・歴史物語)大鏡 三船の才 |
本文を読み、語りの特徴を確認するとともに、そこに描かれる人間観や歴史観を読み取る。
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15週 |
期末試験 |
合格点を取る。
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16週 |
総復習 |
前期授業内容を振り返り、今後どのように改善していったらよいか、自分なりに考えを深め、まとめる。
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後期 |
3rdQ |
1週 |
(現代文・小説)檸檬 |
本文全体に目を通し、大まかな流れをつかむ。
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2週 |
(現代文・小説)檸檬 |
作中人物の心情と、檸檬が象徴するものを適切に読み取る。
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3週 |
(現代文・小説)檸檬 |
作中人物の心情と、檸檬が象徴するものを適切に読み取る。
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4週 |
(現代文・小説)檸檬 |
作中人物の心情と、檸檬が象徴するものを適切に読み取る。
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5週 |
(現代文・小説)檸檬 |
作中人物の心情と、檸檬が象徴するものを適切に読み取る。
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6週 |
(現代文・小説)檸檬 |
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7週 |
中間試験 |
合格点を取る。
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8週 |
試験返却 (漢文・思想)荘子 渾沌・曳尾於塗中 |
・誤答した箇所について、正しく答えられる。 ・荘子(書名として、人物として)について確認し、老荘思想について理解を深める。
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4thQ |
9週 |
(漢文・思想)荘子 渾沌・曳尾於塗中 |
本文を正しく音読し、書き下し文に改めることができる。
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10週 |
(漢文・思想)荘子 渾沌・曳尾於塗中 |
本文を読み、荘子の論理展開を確認するとともに、荘子の主張を読み取る。
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11週 |
(漢文・思想)荘子 渾沌・曳尾於塗中 |
本文を読み、荘子の論理展開を確認するとともに、荘子の主張を読み取る。
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12週 |
(古文・随筆)方丈記 ゆく川の流れ |
三大随筆の一つである方丈記と作者鴨長明について、文学史的な位置を確認する。
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13週 |
(古文・随筆)方丈記 ゆく川の流れ |
名文と言われる「方丈記」の冒頭部分を音読し、リズムを確認するとともに、中世日本人の人間観を理解する。
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14週 |
(古文・随筆)方丈記 ゆく川の流れ |
名文と言われる「方丈記」の冒頭部分を音読し、リズムを確認するとともに、中世日本人の人間観を理解する。
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15週 |
期末試験 |
合格点を取る。
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16週 |
総復習 |
後期授業内容を振り返るとともに、1年間の授業内容について振り返る。
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評価割合
| 試験 | 提出物・発表等 | 合計 |
総合評価割合 | 90 | 10 | 100 |
基礎的能力 | 90 | 10 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |