到達目標
１．セラミックスや半導体といった無機材料の製法、構造、物性、用途等を説明できる。
２．プラスチックに代表される有機・高分子材料の製法、構造、特徴、用途等を説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
| 無機材料とは何かを、具体例を挙げながら説明できる。 | 無機材料とはどのようなものかを概ね説明できる。 | 無機材料とは何かを説明できない。 |
| 各種無機材料の製造法を具体的に説明できる。 | 無機材料の製造法を概ね説明できる。 | 無機材料の製造法を説明できない。 |
| 無機材料の構造と性質を説明できる。また、その性質を活かした用途を説明できる。 | 無機材料の構造、性質、用途を挙げることができる。 | 無機材料の構造、性質、用途を説明できない。 |
| 有機・高分子材料とは何かを、具体例を挙げながら説明できる。 | 有機・高分子材料とはどのようなものかを概ね説明できる。 | 有機・高分子材料とは何かを説明できない。 |
| 各種有機・高分子系材料の製造法を具体的に説明できる。 | 有機・高分子材料の製造法を概ね説明できる。 | 有機・高分子材料の製造法を説明できない。 |
| 有機・高分子材料の構造と性質を説明できる。また、その性質を活かした用途を説明できる。 | 有機・高分子材料の構造、性質、用途を挙げることができる。 | 有機・高分子材料の構造、性質、用途を説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
工業的に多量に用いられている種々の材料を知り、その性質や用途を学ぶ。前半はセラミックスや半導体などの無機材料について、後半はプラスチックに代表される有機・高分子材料についての理解を深める。
授業の進め方・方法:
講義を中心に授業を進める。各種材料について、黒板やスライドを使って解説をしていく。必要に応じて、適宜、資料を配付する。
注意点:
受講する者は無機化学および有機化学の基礎について理解していることが望ましい。
毎回の授業後には、ノートや配布したプリントを見直して復習すること。また、参考書や授業時に提示・配布する資料等を利用して次回授業の内容を予習すること。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
| 前期 |
| 1stQ |
| 1週 |
無機材料の基礎 |
物質と材料の違いや材料の分類を理解し説明できる。
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| 2週 |
無機材料の一般的製法と電気的性質 |
無機材料の一般的製法、電気的な性質から金属・半導体・絶縁体の違いを理解し説明できる。
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| 3週 |
無機材料のエレクトロニクスへの応用１ |
半導体材料および半導体の応用について理解し説明できる。
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| 4週 |
無機材料のエレクトロニクスへの応用２ 光通信用部品材料 |
圧電体、焦電体、強誘電体について理解し説明できる。
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| 5週 |
無機材料の光デバイスへの応用 |
光ファイバやレーザなど光通信に用いられている部品材料について理解し説明できる。
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| 6週 |
無機材料の応用 |
耐熱材料や光触媒の材料などへの無機材料の応用を理解し説明できる。
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| 7週 |
中間試験 |
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| 8週 |
有機・高分子材料とは |
高分子材料、プラスチック材料とは何かを理解し説明できる。
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| 2ndQ |
| 9週 |
高分子の作り方 |
高分子の作り方（重合法）の基礎について理解できる。
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| 10週 |
汎用樹脂として使われる高分子１ |
ポリエチレンやポリプロピレンの製法、構造、性質、用途を説明できる。
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| 11週 |
汎用樹脂として使われる高分子２ |
ポリスチレン、ポリ塩化ビニルなどの各種ビニルポリマーの製法、構造、性質、用途を説明できる。
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| 12週 |
エンジニアリングプラスチックとして使われる高分子１ |
ポリエステルの製法、構造、性質、用途を説明できる。
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| 13週 |
エンジニアリングプラスチックとして使われる高分子２ |
ポリアミドの製法、構造、性質、用途を説明できる。
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| 14週 |
液晶 |
液晶性化合物とはどのようなものかを理解し、液晶の性質や用途を説明できる。
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| 15週 |
期末試験 |
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| 16週 |
総復習 |
これまでに学んだことのまとめと復習。
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評価割合
| 試験 | 合計 |
| 総合評価割合 | 100 | 100 |
| 基礎的能力 | 0 | 0 |
| 専門的能力 | 100 | 100 |
| 分野横断的能力 | 0 | 0 |