到達目標
1.図面の役割や種類、線の種類と用途、第3角法による投影図の作成を修得する。
2.投影図とその寸法、公差と表面性状を理解し、スケッチ図や製作図の作成を修得する。
3.ボルト・ナット、センタージャッキなどの基本的な機械要素の図面作成を修得する。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 図面の役割や種類、線の種類と用途、第3角法による投影図を理解し、図面を正しく作成することができる。 | 図面の役割や種類、線の種類と用途、第3角法による投影図を理解し、図面を作成することができる。 | 図面の役割や種類、線の種類と用途、第3角法による投影図を理解し、図面を作成することができない。 |
評価項目2 | 投影図とその寸法、公差と表面性状を理解し、スケッチ図や製作図を正しく作成できる。 | 投影図とその寸法、公差と表面性状を理解し、スケッチ図や製作図を作成できる。 | 投影図とその寸法、公差と表面性状を理解し、スケッチ図や製作図を作成できない。 |
評価項目3 | ボルト・ナット、センタージャッキなどの基本的な機械要素がJISの基づく機械製図で正しく図面として表現できる。 | ボルト・ナット、センタージャッキなどの基本的な機械要素がJISの基づく機械製図で図面として表現できる。 | ボルト・ナット、センタージャッキなどの基本的な機械要素がJISの基づく機械製図で図面として表現できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
機械・制御系技術者として必要な機械設計製図の基本について学習する.JISの機械製図の描き⽅に基づいた機械製図の基本的な表現法を習得し、製図規則に従った正確な図⾯が描けるようになることを⽬的とする。また、第3角法で表現された立体の図面とその空間形状の対応ができる能力を養います。
授業の進め方・方法:
各テーマごとに、JISの機械製図に基づいた図面の表現法について解説し,講義内容に対応した手書きによる作図演習を適宜⾏う。図面の内容を⼗分 に理解した上で⽂字の描き⽅や各線種の作図等の細かな点にも注意しながら作図すること。
注意点:
前期に実施する定期試験2回分の総得点を25%、演習の評点合計を75%として評価を⾏い、60点以上を合格とする。演習は各課題ごとに重点項⽬を設定し(⽂字の丁寧さ、線の太さと濃さ、図の正確さ、作図の早さ、仕上がり程度等)、評価を⾏う。1つでも演習の課題が提出されない場合は、演習の評価を⾏わない。再試験は必要に応じて⾏う。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
機械製図 |
機械製図の重要性について理解する。
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2週 |
製図器と製図機械
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製図用具を用いて基本的な図形を描くことができる。
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3週 |
⽂字と数字
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⽂字と数字の記⼊ができる。
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4週 |
線の種類、⽤途および名称
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線の描き分けができる。
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5週 |
投影法と第三⾓法 |
第三⾓法を理解する。
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6週 |
図⾯の種類と尺度
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機械製図において必要とされる図⾯の種類と尺度について理解する。
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7週 |
(中間試験) |
中間試験を実施する。
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8週 |
投影図
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主投影図、補助投影図、部分投影図等を用いた図示ができる。
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2ndQ |
9週 |
断面図示 |
断面図示ができる。
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10週 |
特殊な図示法
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面の交わり、部分拡大図などの特殊な図示ができる。
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11週 |
線・図形の省略
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図形の省略と断面図による図示ができる。
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12週 |
⼨法記⼊法(1) |
直線要素の⼨法記⼊ができる。
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13週 |
⼨法記⼊法(2) |
円形状の⼨法記⼊ができる。
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14週 |
⼨法記⼊法(3)
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⾓部や⽳の⼨法記⼊ができる 。
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15週 |
(期末試験) |
期末試験を実施する。
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16週 |
総復習 |
前期の内容を復習する。
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後期 |
3rdQ |
1週 |
⼨法公差、表面性状(⾯の粗さ) |
⼨法公差や表⾯粗さを図⾯に記⼊できる。
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2週 |
ねじの表し⽅と図示法 |
おねじ・めねじの表し方と図⽰法について理解する。
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3週 |
六⾓ボルト、六⾓ナットのスケッチ |
六⾓ボルト、六⾓ナットのスケッチを描くことができる。
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4週 |
六⾓ボルト、六⾓ナットの製図(1) |
期限に合わせ計画的に作業をすすめられる。
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5週 |
六⾓ボルト、六⾓ナットの製図(2) |
期限に合わせ計画的に作業をすすめられる。
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6週 |
六⾓ボルト、六⾓ナットの製図(3) |
六角ボルト、六角ナットの図面を完成することできる。
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7週 |
提出課題のレビュー |
提出課題のレビューを通して、授業内容の定着を図る。
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8週 |
センタージャッキのスケッチ |
センタージャッキのスケッチを描くことができる。
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4thQ |
9週 |
センタージャッキの製図(1) |
期限に合わせて計画的に作業をすすめられる。
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10週 |
センタージャッキの製図(2) |
期限に合わせて計画的に作業をすすめられる。
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11週 |
センタージャッキの製図(3) |
センタージャッキの図面を完成することできる。
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12週 |
平歯車の製図(1)
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期限に合わせて計画的に作業をすすめられる。
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13週 |
平歯車の製図(2) |
期限に合わせて計画的に作業をすすめられる。
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14週 |
平歯車の製図(3) |
軸受の図面を完成することができる。
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15週 |
(期末試験) |
課題の提出をもって代える。
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16週 |
総復習
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後期の内容を復習する。
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評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 25 | 0 | 0 | 0 | 0 | 75 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 25 | 0 | 0 | 0 | 0 | 75 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |