Oral Communication

科目基礎情報

学校 茨城工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 Oral Communication
科目番号 0036 科目区分 一般 / 必修
授業形態 実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 国際創造工学科 機械・制御系(制御コース) 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 [1]English Composition Based on the Comparison Between English and Japanese(新規)[2]英和辞典 [2]は入学時に購入済。
担当教員 大津 麻紀子

到達目標

・日本語と英語の共通点・相違点を理解する.
・様々な英語らしい英語の表現を学ぶ.
・英語の母国語話者が持っている直感や発想また英語の背後にある文化を学ぶ.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1日本語と英語の共通点・相違点をほぼ完璧に理解している。日本語と英語の共通点・相違点をだいたい理解している。日本語と英語の共通点・相違点を理解していない。
評価項目2様々な英語らしい英語の表現をほぼ完璧にできる。様々な英語らしい英語の表現をだいたいできる。様々な英語らしい英語の表現ができない。
評価項目3英語の母国語話者が持っている直感や発想また英語の背後にある文化をほぼ完璧に理解している。英語の母国語話者が持っている直感や発想また英語の背後にある文化をだいたい理解している。英語の母国語話者が持っている直感や発想また英語の背後にある文化を理解していない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (B) 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 (C) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
英語らしい英語を発信するための基礎作りを目指す教科書を使用する。
授業の進め方・方法:
・英語と日本語を比較しながら、英語らしい表現を追求するべく英語独特の発想や表現を学ぶ。
・英和辞書(紙・電子)を使うことで派生語や熟語を含め、ボキャブラリーを増やす。
注意点:
・学生には、授業開始・終了後の挨拶、教室の環境美化を徹底していただきたい。
・外国語学習には、日本語の能力も必要であることを十分意識して授業に臨むこと。
・外国語の習得には、積極的に反復及び復習する努力とそのための時間が必要であることを理解すること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 年間授業計画の詳細と補足等・前期の授業計画の確認
年間および前期の学習計画を理解する。
2週 Unit1 日本語と英語の語順 英語と日本語を比較しながら、英語らしい表現を追求するべく英語独特の発想や表現を学ぶ。
3週 Unit2 動詞構文を好む日本語、名詞構文を好む英語 英語と日本語を比較しながら、英語らしい表現を追求するべく英語独特の発想や表現を学ぶ。
4週 Unit3 「ナル」型言語の日本語、「スル」型言語の英語 英語と日本語を比較しながら、英語らしい表現を追求するべく英語独特の発想や表現を学ぶ。
5週 Unit5 日本語と英語の肯定表現と否定表現 英語と日本語を比較しながら、英語らしい表現を追求するべく英語独特の発想や表現を学ぶ。
6週 Unit7 日本語の「無界性」と英語の「有界性」の傾向 英語と日本語を比較しながら、英語らしい表現を追求するべく英語独特の発想や表現を学ぶ。
7週 (前期中間試験) 筆記試験を行う。
8週 前期中間試験の振り返り 前期中間試験の振り返りをする。
2ndQ
9週 Unit8 「状況」に焦点を置く日本語、「人間」に焦点を置く英語 英語と日本語を比較しながら、英語らしい表現を追求するべく英語独特の発想や表現を学ぶ。
10週 Unit9 日本語の「人間主語」と英語の「無生物主語」 英語と日本語を比較しながら、英語らしい表現を追求するべく英語独特の発想や表現を学ぶ。
11週 Unit11 日本語の間接受動文と英語の能動文、直接受動文 英語と日本語を比較しながら、英語らしい表現を追求するべく英語独特の発想や表現を学ぶ。
12週 Unit12 日本語の「テイル」表現とそれに対する英語表現 英語と日本語を比較しながら、英語らしい表現を追求するべく英語独特の発想や表現を学ぶ。
13週 Unit13 日本語の完了相と英語の完了相 英語と日本語を比較しながら、英語らしい表現を追求するべく英語独特の発想や表現を学ぶ。
14週 Unit14 日英語の心理動詞・心理形容詞 英語と日本語を比較しながら、英語らしい表現を追求するべく英語独特の発想や表現を学ぶ。
15週 (前期期末試験) 筆記試験を行う。
16週 前期の振り返り 前期の振り返りをする。
後期
3rdQ
1週 後期の学習計画の確認
Unit15 日本語の視点、英語の視点(時制の比較)
後期の学習計画を理解する。
英語と日本語を比較しながら、英語らしい表現を追求するべく英語独特の発想や表現を学ぶ。
2週 Unit16 自己を他者と捉える視点を持つ英語、持たない日本語 英語と日本語を比較しながら、英語らしい表現を追求するべく英語独特の発想や表現を学ぶ。
3週 Unit17 日本語の「来る」「行く」と英語の「come」「go」 英語と日本語を比較しながら、英語らしい表現を追求するべく英語独特の発想や表現を学ぶ。
4週 Unit19 後方重心型の日本語、前方重心型の英語 英語と日本語を比較しながら、英語らしい表現を追求するべく英語独特の発想や表現を学ぶ。
5週 Unit20 日本語の接続表現と英語の接続表現 英語と日本語を比較しながら、英語らしい表現を追求するべく英語独特の発想や表現を学ぶ。
6週 Unit21 日本語のイディオムと英語のイディオム 英語と日本語を比較しながら、英語らしい表現を追求するべく英語独特の発想や表現を学ぶ。
7週 (後期中間試験) 筆記試験を行う。
8週 後期中間試験の振り返り 後期中間試験の振り返りをする。
4thQ
9週 Unit22 日本語のイディオムを英語に直す 英語と日本語を比較しながら、英語らしい表現を追求するべく英語独特の発想や表現を学ぶ。
10週 Unit23 日本語のカタカナ語とそれに対応する英語(1) 英語と日本語を比較しながら、英語らしい表現を追求するべく英語独特の発想や表現を学ぶ。
11週 Unit24 日本語のカタカナ語とそれに対応する英語(2) 英語と日本語を比較しながら、英語らしい表現を追求するべく英語独特の発想や表現を学ぶ。
12週 Unit26 英語に直しにくい日本語表現(2) 英語と日本語を比較しながら、英語らしい表現を追求するべく英語独特の発想や表現を学ぶ。
13週 Unit27.28 日本語らしい日本語を英語に直す(1)(2) 英語と日本語を比較しながら、英語らしい表現を追求するべく英語独特の発想や表現を学ぶ。
14週 Unit29.30 日本語のオノマトペを英語に直す(1)(2) 英語と日本語を比較しながら、英語らしい表現を追求するべく英語独特の発想や表現を学ぶ。
15週 (後期期末試験) 筆記試験を行う。
16週 後期振り返り 後期の振り返りをする。

評価割合

試験課題相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80200000100
基礎的能力80200000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000