課題研究

科目基礎情報

学校 茨城工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 課題研究
科目番号 0087 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 国際創造工学科 機械・制御系(制御コース) 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 菊池 誠,金成 守康,岡本 修,小堀 繁治,長谷川 勇治,加藤 文武,平澤 順治,小沼 弘幸,小室 孝文,澁澤 健二,村上 倫子,小野寺 礼尚,澤畑 博人,柏 昂希

到達目標

1.専門基礎知識を活用し、新たな課題に取り組むことができる。
2.与えられた制約の下で、自主的、継続的に問題解決に取り組むことができる。
3.研究成果を論理的に考え、論文にまとめることができる。
4.研究について他者とコミュニケーションやディスカッションができる。
5.論理的に一貫性のあるプレゼンテーションができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1課題の内容についての現状を調べて、問題となっていることを理解できる。課題の内容についての現状を調べることができる。課題の内容についての現状を調べることができない。
評価項目2与えられた課題における問題点について、プレゼンテーションし、質問に的確に答えられる。与えられた課題における問題点について、プレゼンテーションができる。与えられた課題における問題点について、プレゼンテーションができない。
評価項目3与えられた課題における問題点に関する具体的に実行可能な解決策を提案できる。与えられた課題における問題点に関する解決策を提案できる。与えられた課題における問題点に関する解決策を提案できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (A) 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 (B) 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 (C) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
1~4年生前期までに修得した工学・科学全般の基礎知識を活かし、実際の研究活動の中で技術者としての能力を高めるとともに、研究の基礎能力や調査能力、そして研究活動における自主性を養成する。
授業の進め方・方法:
課題研究は各人が各研究室に配属されて、指導教員の指導のもとに学生が主体的かつ積極的に行うものである。
注意点:
以下の授業内容には研究室ごとの研究テーマが記載されている。研究室を選ぶ際に参考にすること。課題研究は学生実験とは異なり自主的な活動であるため、スキル向上を目指して各自研鑽して、自分で立案した計画に沿って作業を遂行できるように予習・復習、努力して頂きたい。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 課題研究の取り組み(1)
全般的な説明
各人が興味を持つ分野を決め研究テーマの調査等を行い、その成果をレポートにまとめることについて理解する。
2週 課題研究の取り組み(2)
研究室配属
各人が興味を持つ分野を決め研究テーマの調査等を行い、その成果をレポートにまとめるための研究室の配属を行う。
3週 課題研究の取り組み(3)
研究室配属・調整
各人が興味を持つ分野を決め研究テーマの調査等を行い、その成果をレポートにまとめるための研究室の配属を行う。
4週 菊池(1)アルゴリズムの研究とプログラムの作成
小堀(1)ガソリンエンジンの構造および燃焼特性の理解
課題解決の遂行(第4週目から第13週目まで)
5週 金成(1)高分子有機半導体スピンコート膜の作製と等方加圧による力学的性質の改質
  (2)セラミックス・金属マイクロ試験片を用いた燃料デブリの力学的性質評価技術の開発
長谷川(1)ELID研削による表面改質加工の研究
   (2)屋内配線作業支援ロボットの開発
6週 加藤(1)産業用画像処理に関する基礎概念、基礎技術に関する研究
岡本(1)マイコンによるセンサ利用
  (2)衛星測位の応用
7週 平澤(1)不整地ロボットの移動機構に関する研究
  (2)不整地ロボットの操作インターフェイスに関する研究
小沼(1)電磁力応用に関する課題研究
8週 小室(1)ハニカムサンドイッチパネルの材料力学的特性の調査
澁澤(1)喫水の測定実験
  (2)分光法を用いた温度計測に関する基礎実験
4thQ
9週 小野寺(1)材料分析の基礎技術を用いた金属の安定相同定に関する研究
村上(1)流体機械に関する基礎的検討
10週 澤畑(1)生体電気信号を利用したインタフェースの研究
柏(1)火炎と燃焼生成物に関する研究
11週
12週
13週
14週 成果発表 成果を発表する。
15週 成果レポート作成(1) 成果レポートをまとめる。
16週 成果レポート作成(2) 成果レポートをまとめる。

評価割合

研究遂行発表レポート態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合304030000100
基礎的能力0000000
専門的能力0000000
分野横断的能力304030000100