マイクロコンピュータシステム

科目基礎情報

学校 茨城工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 マイクロコンピュータシステム
科目番号 0145 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位II: 1
開設学科 国際創造工学科 機械・制御系(制御コース) 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 前期:1
教科書/教材 教科書:松田 忠重著「マイクロコンピュータ技術入門」(コロナ社)、参考書:青木 由直著「マイクロコンピュータの講義」(共立出版)
担当教員 飛田 敏光

到達目標

1.マイクロコンピュータの概要について理解する。
2.マイクロコンピュータを用いたシステムの実現方法について理解する。
3.リアルタイムシステムについて理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1マイクロコンピュータの概要について理解し、その知識を問題解決に適用できる。マイクロコンピュータの概要について理解し、その知識を使用できる。マイクロコンピュータの概要について理解できない。
評価項目2マイクロコンピュータを用いたシステムの実現方法について理解し、その知識を問題解決に適用できる。マイクロコンピュータを用いたシステムの実現方法について理解し、その知識を使用できる。マイクロコンピュータを用いたシステムの実現方法について理解できない。
評価項目3リアルタイムシステムについて理解し、その知識を問題解決に適用できる。リアルタイムシステムについて理解し、その知識を使用できる。リアルタイムシステムについて理解できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (A) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
マイクロコンピュータの概要とこれを用いた制御システム、リアルタイム制御の実現方法について学ぶ。メーカーでマイクロコンピュータを使ったシステム開発を行った経験を活かし、組込みシステムの設計方法等について講義する。
授業の進め方・方法:
パワーポイントを使用して授業を進め、テキストおよびプリントを用いて進める。演習問題を課し、評価に加える。
注意点:
実用に即したマイクロコンピュータシステム、組込みシステムの構築方法について説明するので、卒業後の仕事に役立ててください。
特に予習は必要ありませんが、授業中配布するプリントで指示する演習問題等をしっかり解いて授業の復習をしてください。
また、さらなる学習のために、紹介した参考図書を活用してください。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 マイクロコンピュータの歴史 マイクロコンピュータの歴史について理解する。
2週 マイクロコンピュータの応用分野 マイクロコンピュータの応用分野について理解する。
3週 マイクロコンピュータの構成 マイクロコンピュータの構成について理解する。
4週 CPUの基本動作 CPUの基本動作について理解する。
5週 主要バスと基本動作のタイミング 主要バスと基本動作のタイミングについて理解する。
6週 割り込み処理 割り込み処理について理解する。
7週 (中間試験)
8週 パラレルインターフェイス パラレルインターフェイスについて理解する。
2ndQ
9週 シリアルインターフェイス シリアルインターフェイスについて理解する。
10週 量子化 量子化、サンプリングについて理解する。
11週 AD変換とADコンバータ AD変換とADコンバータについて理解する。
12週 DA変換とDAコンバータ DA変換とDAコンバータについて理解する。
13週 リアルタイムオペレーティングシステム リアルタイムオペレーティングシステムの概要について理解する。
14週 組込システムの構築法 組込システム構築法について理解する。
15週 (期末試験)
16週 総復習 これまでの総合復習を行い。マイクロコンピュータシステム全体について理解を深める。

評価割合

定期試験レポート相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80200000100
基礎的能力0000000
専門的能力80200000100
分野横断的能力0000000