国語表現

科目基礎情報

学校 茨城工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 国語表現
科目番号 0047 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位II: 2
開設学科 国際創造工学科 電気・電子系 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 前期:1 後期:1
教科書/教材 加藤重広『ことばの科学』(ひつじ書房) 他に参考資料を適宜配布する。
担当教員 加藤 文彬

到達目標

・直面する場に応じた適切な表現が出来る。
・各種文書の形式、目的に合わせた文書作成が出来る。
・スピーチや議論の際に、的確な表現力、語彙力を用いて伝達する力を養成する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
直面する場に応じ、適切かつ的確な表現が出来る。直面する場に応じ、適切な表現が出来る。直面する場に応じた、適切な表現が出来ない。
形式、目的に合わせた文書を適切かつ的確に作成できる。形式、目的に合わせた文書を作成できる。形式、目的に合わせた文書を作成できない。
スピーチや議論の際、適切かつ的確な表現、語彙を用いて伝達できる。スピーチや議論の際、適切な表現、語彙を用いて伝達できる。スピーチや議論の際、適切な表現、語彙を用いて伝達できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
社会人として必要な言語力・語彙力・表現力等を身に付け、実践的な場でそれらのスキルを活用できるようにする。
授業の進め方・方法:
講義形式を主としながら、適宜学生に意見を求める授業形式とする。また、グループ討議や口頭発表なども交えていく。
注意点:
自らの考えを相手に伝える際に、どのような表現なら適切に伝えることが出来るのか、常に考えること。予習、復習の際には、こまめに辞書を引き、語彙力向上に努める。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 1年間の学習内容の説明
2週 文章の接続構造について 順接・逆接の接続構造について理解を深め、適切に使用できる。
3週 文章の接続構造について 順接・逆接の接続構造について理解を深め、適切に使用できる。
4週 論証の構造について 論証の根拠となるもの、演繹・推測について理解する。
5週 論証の構造について 論証の根拠となるもの、演繹・推測について理解する。
6週 論証の構造について 論証の根拠となるもの、演繹・推測について理解する。
7週 条件構造について 逆・裏・対偶の構造を理解する。
8週 批判の方法 異論と批判の違いを理解し、実践する
2ndQ
9週 批判の方法 異論と批判の違いを理解し、実践する
10週 記号について 記号についての基本的事柄を理解し、考えを深める。
11週 ソシュールの言語学について シニフィエ・シニフィアン等の基本的事柄を理解し、考えを深める。
12週 ソシュールの言語学について シニフィエ・シニフィアン等の基本的事柄を理解し、考えを深める。
13週 言葉と世界との関係について 言語決定論について、考えを深める。
14週 言語についての復習 ことばとは何か、振り返って学習する。
15週 期末試験
16週 総復習 前期授業内容について振り返る。
後期
3rdQ
1週 実践的議論 前期学習内容を基に、実践的な議論を行う。
2週 実践的議論 前期学習内容を基に、実践的な議論を行う。
3週 実践的議論 前期学習内容を基に、実践的な議論を行う。
4週 言語習得と喪失 喃語・一語文などの言語習得の過程とその喪失について考えを深める。
5週 言語習得と喪失 喃語・一語文などの言語習得の過程とその喪失について考えを深める。
6週 言語習得と喪失 喃語・一語文などの言語習得の過程とその喪失について考えを深める。
7週 中間試験
8週 敬語表現について メール・手紙の書き方等、実用的な文章作成能力を身につける。
4thQ
9週 敬語表現について メール・手紙の書き方等、実用的な文章作成能力を身につける。
10週 ことばと社会 方言や役割語について理解する。
11週 ことばと社会 方言や役割語について理解する。
12週 ことばと社会 方言や役割語について理解する。
13週 議論、討論 新聞やネットメディアの記事に対して、批判・議論を行う。
14週 議論、討論 新聞やネットメディアの記事に対して、批判・議論を行う。
15週 期末試験
16週 総復習 後期授業内容を振り返るとともに、1年間の授業内容について振り返る。

評価割合

試験発表・提出物等合計
総合評価割合70300000100
基礎的能力70300000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000