卒業研究

科目基礎情報

学校 茨城工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 卒業研究
科目番号 0103 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実習 単位の種別と単位数 履修単位: 9
開設学科 国際創造工学科 電気・電子系 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 前期:6 後期:12
教科書/教材
担当教員 長洲 正浩,若松 孝,皆藤 新一,関口 直俊,成 慶珉,三宅 晶子,服部 綾佳,佐藤 桂輔,奥出 真理子,原 嘉昭

到達目標

1.専門基礎知識を活用し、新たな課題に取り組むことができる。
2.与えられた制約の下で、自主的、継続的に問題解決に取り組むことができる。
3.研究結果を論理的に考え、論文にまとめることができる。
4.研究について他者とコミュニケーションやディスカッションができる。
5.論理的に一貫性のあるプレゼンテーションができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
専門基礎知識専門基礎知識を活用し、新たな課題に自ら取り組むことができる。専門基礎知識を活用し、新たな課題に取り組むことができる。専門基礎知識を活用できず、新たな課題に取り組むことができない。
自主的な問題解決与えられた制約の下で、自主的、計画的、継続的に問題解決に取り組むことができる。与えられた制約の下で、自主的、継続的に問題解決に取り組むことができる。与えられた制約の下で、自主的、継続的に問題解決に取り組むことができない。
論文研究結果を論理的に考え、自主的に論文にまとめることができる。研究結果を論理的に考え、論文にまとめることができる。研究結果を論理的に考え、論文にまとめることができない。
コミュニケーション研究について他者とコミュニケーションやディスカッションができ、研究を発展できる。研究について他者とコミュニケーションやディスカッションができる。研究について他者とコミュニケーションやディスカッションができない。
研究発表論理的に一貫性のあるプレゼンテーションができ、質疑応答も論理的な対応ができる。論理的に一貫性のあるプレゼンテーションができる。論理的に一貫性のあるプレゼンテーションができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (A) 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 (B) 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 (C) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
本学科における5年間の学習の集大成として、各人が興味を持つ分野を決め研究テーマの調査、研究、実験を行い、その成果を発表し論文にまとめる。これらを通して研究の心構えや進め方、まとめ方を学ぶ。
授業の進め方・方法:
卒業研究は、各人が各研究室に配属して、指導教員の指導のもとに学生が主体的かつ積極的に行うものである。
注意点:
以下の研究テーマは令和3年度に実施したものを掲載している。本年度の卒業研究の指導教員ならびに研究テーマを選ぶのに参考にすること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 以下 研究テーマ 各人が興味を持つ分野を決め研究テーマの調査、研究、実験を行い、その成果を発表し論文にまとめる。これらを通して研究の心構えや進め方、まとめ方を学ぶ。
2週 雷雲ガンマ線検出器「コガモ」基板における信号処理回路部の動作試験(三宅)
3週 コバルトを含む絶縁体SrTiO3の結晶作製と磁化特性(佐藤(桂))
4週 合成石英基板のアルミノテルミット還元反応を用いた Si 薄膜の作製(澤畠)
5週 スパッタ Bi:YIG 薄膜の熱処理と磁気光学特性(弥生)
6週 マッシュルーム空洞の電場分布測定(服部)
7週 一対多非接触電力伝送に関する基礎研究(長洲)
8週 エミッタインダクタンスを用いた電流検出回路を応用したDual side-gate HiGT のゲート制御方式(長洲)
2ndQ
9週 PWM 制御されたインバータ線路からの非接触給電~電磁誘導方式~(長洲)
10週 PWM 制御されたインバータ線路からの非接触給電~静電誘導方式~(長洲)
11週 静電誘導を用いたPWMインバーター線路からの非接触給電装置の開発(皆藤)
12週 可変ゲインアンプを用いた非接触電圧計の開発2(皆藤)
13週 高周波トランスDC-DCコンバータにおけるMOSFETの出力容量と損失に関する研究(成)
14週 Brushless DC Motorの回路動作と回生電力に関する研究(成)
15週 非接触多重伝送 PWM によるパワー半導体素子の駆動実験(成)
16週 WEBカメラを用いたエッジ処理によるルート検索の一方式(成)
後期
3rdQ
1週 グリーン水素を用いたエネルギーシステムの効率評価(関口)
2週 OpenCVを用いた物体検出と産業用ロボットによる物体のピック&プレースの検証(関口)
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

評価割合

研究遂行状況論文内容 発表能力合計
総合評価割合304030100
基礎的能力0000
専門的能力304030100
分野横断的能力0000