| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 小数表現を含むn進数を理解し表現・演算できると共に,基数変換を行うことができる.また,n進数を扱う問題に対して適切な演算・変換方法を選択して活用できる. | 小数表現を含むn進数を理解し表現・演算できると共に,基数変換を行うことができる. | 小数表現を含むn進数の理解が不十分であり,表現・演算することができず,基数変換を行うことができない. |
評価項目2 | 集合の基本的な考え方を理解し記号や図で表現できると共に,差集合を含む集合演算を行うことができる.また,数え上げ可能な対象を集合として表現し,必要な演算を行うことができる. | 集合の基本的な考え方を理解し記号や図で表現できると共に,差集合を含む集合演算を行うことができる. | 集合の基本的な考え方が理解できず記号や図で表現できない.また,差集合を含む集合演算を行うことができない. |
評価項目3 | 様々な事柄の確率を,条件付き確率を含めて表現できる.また,ベイズの定理に基づく事後確率の意味を説明でき,計算して求めることができる.更に,実例に基づく確率表現・計算を行うことができる. | 様々な事柄の確率を,条件付き確率を含めて表現できる.また,ベイズの定理に基づく事後確率の意味を説明でき,計算して求めることができる. | 様々な事柄の確率について,条件付き確率を含めて表現できない.また,ベイズの定理に基づく事後確率の意味を説明できず,計算して求めることができない. |
評価項目4 | 確率変数,期待値,分散と標準偏差について理解し,現実の統計情報に適用して求めることができる.また,現実の統計情報に対して散布図を作成し,その結果を考察し活用できる. | 確率変数,期待値,分散と標準偏差について理解し,統計情報に適用して求めることができる.また,散布図を作成し,その結果を考察し活用できる. | 確率変数,期待値,分散と標準偏差について理解できず,統計情報に適用して求めることができない.また,散布図を作成できず,その結果を考察することも活用することもできない. |
評価項目5 | 自己情報量と平均情報量の意味を理解して説明できると共に,現実の問題に対して計算して活用することができる.また,平均情報量と情報エントロピーの関係を他の専門分野との関連付けで説明でき,様々な問題に適用できる. | 自己情報量と平均情報量の意味を理解して説明できると共に,計算して求めることができる.また,平均情報量と情報エントロピーの関係を説明でき,様々な問題に適用できる. | 自己情報量と平均情報量の意味を説明できるず,計算して求めることができない.また,平均情報量と情報エントロピーの関係を説明できず,様々な問題に適用することができない. |
評価項目6 | 情報源と通信路のモデルについて現実の事例に沿って説明できる.符号化について説明でき,複数の符号化について具体例を作成することができる. | 情報源と通信路のモデルについて説明できる.符号化について説明でき,符号化の具体例を作成することができる. | 情報源と通信路のモデルについて説明できない.符号化について説明できず,符号化の具体例を作成することができない. |
評価項目7 | 誤りの検出と訂正について説明でき,複数の検出・訂正手法を理解し問題に適用できる. | 誤りの検出と訂正について説明でき,検出・訂正手法を問題に適用できる. | 誤りの検出と訂正について説明できず,検出・訂正手法を問題に適用できない. |
評価項目8 | 暗号の意味と社会的役割を現実の諸問題と関連させて説明でき,複数の暗号方式のアルゴリズムを説明・適用できると共に,ディジタル署名について説明できる. | 暗号の意味と社会的役割を説明でき,複数の暗号方式を説明・適用できると共に,ディジタル署名について説明できる. | 暗号の意味と社会的役割を説明できず,暗号方式を説明・適用できない.ディジタル署名について説明できない. |