情報倫理

科目基礎情報

学校 茨城工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 情報倫理
科目番号 0043 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 国際創造工学科 情報系 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 辻井重男 「情報社会・セキュリティ・倫理」(コロナ社) 他、必要に応じて資料を配布する
担当教員 安細 勉

到達目標

(1)技術者として情報倫理が必要とされる社会的背景や重要性を理解する
(2)社会における情報技術者の役割と責任を説明できる
(3)情報技術者の行動に関する基本的な責任事項を説明できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1技術者として情報倫理が必要とされる社会的背景や重要性を理解し、自分から表現できる技術者として情報倫理が必要とされる社会的背景や重要性を理解している技術者として情報倫理が必要とされる社会的背景や重要性を理解できない
評価項目2社会における情報技術者の役割と責任を説明でき、自らの問題として考えることができる社会における情報技術者の役割と責任を説明できる社会における情報技術者の役割と責任を説明できない
評価項目3情報技術者の行動に関する責任事項を十分に理解し、説明できる情報技術者の行動に関する基本的な責任事項を説明できる情報技術者の行動に関する基本的な責任事項を説明できない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (A) 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 (B) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
技術者として情報倫理が必要とされる社会的背景や重要性、情報技術者の役割と基本的な責任事項について学ぶ。
授業の進め方・方法:
授業は講義形式で行い、必要に応じて資料を配布する。
注意点:

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 情報化の進展と社会の変容 情報化が社会、生活、産業などにに及ぼす影響やグローバル化の進展、法制度、倫理などについて理解する
2週 ディジタル技術による社会的矛盾の拡大 情報の特性と社会、倫理、法制度、技術のかかわりを理解する
3週 情報セキュリティ技術(1) 情報セキュリティ技術の概念を理解する
4週 情報セキュリティ技術(2) 基本的なセキュリティ技術の概要を理解する
5週 情報セキュリティに関する法制度(1) 知的財産権・著作権に関する法律についての概要を理解する
6週 情報セキュリティに関する法制度(2) 個人情報保護法、電子認証や署名に関する法律の概要を理解する
7週 (中間試験)
8週 情報セキュリティに対する経営・管理 企業活動におけるセキュリティについて理解する
2ndQ
9週 情報セキュリティと人間 ソーシャルエンジニアリング等について理解する
10週 情報社会と倫理 情報社会と倫理学のつながりを理解する
11週 社会規範と企業倫理 社会、企業、技術者間での倫理について考える
12週 さまざまな発想技法 ブレインストーミング、オズボーンのチェックリスト、KJ法などについて理解する
13週 情報社会とコミニュケーション 情報社会における人間同士のコミュニケーションについて理解する
14週 まとめ 授業内容の総まとめ
15週 (期末試験)
16週 総復習

評価割合

試験レポート課題その他合計
総合評価割合60400000100
基礎的能力3020000050
専門的能力2010000030
分野横断的能力1010000020