到達目標
1.機械技術に共通して必要とされる基礎(機械に働く力と仕事)を理解する。
2.電子計算機の基本動作と仕組みを理解する。
3.インタフェースに関連する電子回路の使い方を理解する.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 定期試験とレポート課題を総合的
に評価し,平均の成績が80点以上の場合。 | 定期試験とレポート課題を総合的
に評価し,平均の成績が60点以上80点未満の場合。 | 定期試験とレポート課題を総合的
に評価し,平均の成績が60点未満の場合。 |
評価項目2 | 電子計算機の基本動作と仕組みを理解し、その知識を問題解決に適用できる。 | 電子計算機の基本動作と仕組みを理解し、その知識を使用できる。 | 電子計算機の基本動作と仕組みを理解できない。 |
評価項目3 | インターフェイスに関する電子回路の使い方を理解し、その知識を問題解決に適用できる。 | インターフェイスに関する電子回路の使い方を理解し、その知識を利用できる。 | インターフェイスに関する電子回路の使い方を理解できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
前期:第2学年に学んだ機械に働く力の考え方に基づき、引き続き機械設計の基本事項を扱う。機械や構造物を構成している部材に外力が働いたときの部材内部に生じている力や変形について学習する。
後期:電子計算機の基本的な知識とその応用について学ぶ。インタフェースに関連する電子回路の使い方を学ぶ.
授業の進め方・方法:
前期:初回に要点をまとめた冊子を配布します。さらに、授業ごとに必要と思われる補足資料を配布します。理解を深めるため、練習問題を課します。たまに、演習やレポートを課します。関数電卓があると便利です。
後期:講師が用意するプリントを中心に授業を行う。
注意点:
前期:タブレット等は一切使用しません。筆記用具、ノートを忘れずに持ってきてください。また、授業後はしっかりと復習をしてください。演習等を行った場合、試験の点数(70%)と課題点(30%)で評価します。
後期:プリントを用いて授業を行い、主にレポートで評価します。プリントで指示する演習問題等をしっかりといて授業の復習をしてください。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
機械に働く力(1) |
力のモーメントと偶力、重心について理解する。
|
2週 |
機械に働く力(2) |
力のモーメントと偶力、重心について理解する。
|
3週 |
機械の運動、仕事と動力(1) |
回転運動、物体の仕事、機械が動くために必要なエネルギー等について理解する。
|
4週 |
機械の運動、仕事と動力(2) |
回転運動、物体の仕事、機械が動くために必要なエネルギー等について理解する。
|
5週 |
摩擦と機械の効率 |
物体に生じる摩擦、損失仕事、機械の効率について理解する。
|
6週 |
材料の機械的性質(1) |
引張荷重・圧縮荷重と変形について理解する。
|
7週 |
中間試験 |
|
8週 |
材料の機械的性質(2) |
せん断荷重とせん断変形について理解する。
|
2ndQ |
9週 |
引張・圧縮を受ける部材の強さ |
圧力容器に生じる応力状態について理解する。
|
10週 |
曲げを受ける部材の強さ(1) |
はりに作用する力、はりに生じるせん断力と曲げモーメントを求められる。
|
11週 |
曲げを受ける部材の強さ(2) |
はりに生じる曲げ応力を求められる。
|
12週 |
曲げを受ける部材の強さ(3) |
はりのたわみを求められる。
|
13週 |
せん断・ねじりを受ける部材の強さ(1) |
せん断やねじりを受ける部材に生じるせん断応力等を求められる。
|
14週 |
せん断・ねじりを受ける部材の強さ(2) |
せん断やねじりを受ける部材に生じるせん断応力等を求められる。
|
15週 |
期末試験 |
|
16週 |
総復習 |
|
後期 |
3rdQ |
1週 |
計算機の歴史と概要 |
デジタル計算機の歴史と概要について理解する。
|
2週 |
ハードウェア、ソフトウェア構成 |
ハードウェア、ソフトウェア構成について理解する。
|
3週 |
電子計算機の数とデータの表現 |
電子計算機の数とデータの表現について理解する。
|
4週 |
2進演算と算術回路、アーキテクチャ |
2進演算と算術回路、アーキテクチャについて理解する。
|
5週 |
命令セットとアドレス指定方式 |
命令セットとアドレス指定方式について理解する。
|
6週 |
インターフェイスと信頼性 |
インターフェイスと信頼性について理解する。
|
7週 |
(中間試験) |
|
8週 |
増幅回路1 |
オペアンプの基本動作と特性について理解する.
|
4thQ |
9週 |
増幅回路2 |
オペアンプを用いた増幅回路について理解する.
|
10週 |
演算回路1 |
オペアンプによる加算回路を理解する.
|
11週 |
演算回路2 |
オペアンプによる加減算回路を理解する.
|
12週 |
論理回路 |
論理演算回路を理解する.
|
13週 |
ICゲート |
基本ゲートの使い方を理解する.
|
14週 |
論理記号変換 |
ド・モルガンの定理によりNAND, NORを使ってAND,ORを構成する方法を理解する.
|
15週 |
期末試験 |
|
16週 |
総復習 |
総復習を行う
|
評価割合
| 試験 | レポート | 小テスト | 合計 |
総合評価割合 | 35 | 60 | 5 | 100 |
基礎的能力(前期) | 35 | 15 | 0 | 50 |
専門的能力(前期) | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力(前期) | 0 | 0 | 0 | 0 |
基礎能力(電子計算機,電子回路) | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力(電子計算機,電子回路) | 0 | 45 | 5 | 50 |
分野横断的能力(電子計算機,電子回路) | 0 | 0 | 0 | 0 |