プログラミング応用

科目基礎情報

学校 茨城工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 プログラミング応用
科目番号 0088 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位II: 2
開設学科 国際創造工学科 情報系 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 後期:2
教科書/教材 配付資料
担当教員 小飼 敬

到達目標

1. アルゴリズムの時間計算量・領域計算量について理解する。
2. 形式言語と言語処理系の概要・仕組みを理解する。
3. メディア情報の表現形式と技法について理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1アルゴリズムの時間計算量・領域計算量について理解し説明できると共に、具体的な例を挙げることができる。アルゴリズムの時間計算量・領域計算量について理解している。アルゴリズムの時間計算量・領域計算量について理解していない。
評価項目2形式言語と言語処理系の概要・仕組みを理解し説明できると共に、簡易言語処理系を設計・実装 できる。形式言語と言語処理系の概要・仕組みを理解している。形式言語と言語処理系の概要・仕組みを理解していない。
評価項目3メディア情報の表現形式と技法について理解し説明できると共に、具体的な例を挙げることができる。メディア情報の表現形式と技法について理解している。メディア情報の表現形式と技法について理解していない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
プログラミングを様々な問題に応用する方法を学ぶ。特に、アルゴリズム, 言語処理系,形式言語, メディア情報処理の観点において、講義と演習を通して理解を深める。
授業の進め方・方法:
講義と演習を通して理解を深めていく。演習課題を中心に予習及び復習に取り組むこと。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 アルゴリズム(1) 時間計算量と領域計算量の概要
2週 アルゴリズム(2) 時間計算量の例を用いた比較・評価
3週 アルゴリズム(3) 領域計算量の例を用いた比較・評価
4週 言語処理系(1) 処理系における字句解析・構文解析の概要と役割
5週 言語処理系(2) 字句解析・構文解析を用いた処理系の実現方法
6週 言語処理系(3) 字句解析・構文解析を用いた処理系の実現例
7週 (中間試験)
8週 形式言語(1) オートマトンと正規表現の関係
4thQ
9週 形式言語(2) オートマトンを用いた問題解決の方法
10週 形式言語(3) オートマトンを用いた応用例
11週 形式言語(4) ソフトウェア開発におけるオートマトンの活用
12週 メディア情報処理(1) メディア情報の表現の概要
13週 メディア情報処理(2) メディア情報の表現方法と処理方法
14週 メディア情報処理(3) メディア情報の実装方法
15週 (期末試験)
16週 総復習

評価割合

試験小テスト合計
総合評価割合8020100
基礎的能力000
専門的能力8020100
分野横断的能力000