情報処理

科目基礎情報

学校 茨城工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 情報処理
科目番号 0004 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 国際創造工学科 化学・生物・環境系 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 定平誠「Word/Excel/PowerPoint 標準テキスト」(技術評論社)
担当教員 Luis Guzman,小林 みさと

到達目標

1.キーボード操作による文字入力がスムーズに行えるようになる。
2.ワープロによる文書作成能力、表計算ソフト、プレゼンテーションツールの基本的操作が行えるようにする。
3.化学構造式作成ソフト(ChemSketch)により化学式や化学構造式を描くことができるようになる。
4.知的財産の社会的意義や重要性の観点から、知的財産に関する基本的な事項を説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1キーボード操作による文字入力がスムーズに行うことができる。また、ブラインドタッチも行うことができる。キーボード操作による文字入力がスムーズに行うことが出来る。キーボード操作による文字入力がスムーズに行うことができない。
評価項目2ワープロによる文書作成能力、表計算ソフト等の操作が、検定試験の中級に合格する程度に習熟する。文章と図表を組み合わせたわかりやすい文書の作成ができる。ワープロによる文書作成能力、表計算ソフト等の操作能力は、文章と図表を組み合わせた文書を作成することができる。ワープロによる文書作成能力、表計算ソフトの操作能力は、文章と図表を組み合わせた文書を作成することができない。
評価項目3ChemSketchの操作方法で複雑な化学物質の構造式や化学構造式を描画ことができる。ChemSketchの操作方法で簡単な化学物質の構造式や化学構造式を描画ことができる。ChemSketchの操作方法で簡単な化学物質の構造式や化学構造式を描画ことができない。
評価項目4知的財産の社会的意義や重要性の観点から、知的財産に関する応用的な事項を説明できる。知的財産の社会的意義や重要性の観点から、知的財産に関する基本的な事項を説明できる。知的財産の社会的意義や重要性の観点から、知的財産に関する事項を説明できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (A) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
ワードプロセッサ、表計算(スプレッドシート)、化学構造式作成等のコンピュータツールの操作を習得する。その上で決められたテーマにそって文章表現、文書作成、データ整理、図形表現などを行う。
授業の進め方・方法:
成績の評価は作文、履歴書、暑中見舞いはがき、表の作成、プレゼンテーション資料、グラフの作成、ChemSketch作図等の提出物の成績70%、試験の成績30%で行い、合計の成績が60点以上の者を合格とする。なお暑中見舞いはがきの評価は学生も参加して、評価方法を事前に周知の上実施する。
注意点:
欠席すると習熟度・理解が大幅に遅れるので、できるだけ欠席しないように。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 全体の概要説明(守るべきルールとモラル)
2週 キーボード操作練習(1) キーボード配列と指のホームポジションに慣れる
3週 キーボード操作練習(2) ブラインドタッチの練習
4週 電子メールの利用方法 電子メールの使い方とレポート送信
5週 ワープロ操作(1) Word2019について編集・レイアウト、ツールバーなどの基本操作
6週 ワープロ操作(2) ページ設定、文字フォント変更、段落などの基本操作
7週 (中間試験)
8週 ワープロ操作(3) 縦書き、書式設定などの基本操作
2ndQ
9週 ワープロ操作(4) 表挿入、罫線操作、図形描画などの基本操作
10週 ワープロによる履歴書作成(1) 複雑な表の作成
11週 ワープロによる履歴書作成(2) 複雑な表の作成、文字入力と文字の配置
12週 ワープロによる履歴書作成(3) 写真挿入、地図作成、印刷
13週 はがきの作成・暑中見舞い(1) 図形作成(描画)の基本操作
14週 はがきの作成・暑中見舞い(2) はがき宛名印刷と通信面の印刷方法
15週 (期末試験)
16週 総復習 理解度の確認、不足部分の復習をする
後期
3rdQ
1週 表計算ソフトの操作(1) 基本シートの作成、表の作成、表の編集、デザインができる
2週 表計算ソフトの操作(2) 計算式の設定
3週 表計算ソフトの操作(3) 基本的な関数の設定ができる
4週 表計算ソフトの操作(4) グラフの作成(円グラフ、棒グラフ、散布図)、データの整理、データの活用ができる
5週 情報セキュリティ教育(1) 社会や各専門分野において存在する情報セキュリティリスクを理解できる
6週 情報セキュリティ教育(2) 社会や各専門分野において存在する情報セキュリティリスクを理解できる
7週 (中間試験)
8週 化学構造式描画ソフト(1) 簡単な化学物質の構造式の作成ができる
4thQ
9週 化学構造式描画ソフト(2) 化学構造式を表現した化学反応式の作成ができる
10週 化学構造式描画ソフト(3) 種々の3次元分子構造を作成できる
11週 プレゼンテーションツールの操作方法 テンプレートの利用、アウトラインからの作成、ノートの利用、効果的なプレゼンテーションを行うための極意を修得できる
12週 プレゼンテーションツールを用いた指定課題の図表作成
図表、写真の作成と挿入方法の修得ができる
13週 プレゼンテーションツールのアニメーションの作成と挿入方法 アニメーション、動画の挿入方法の修得とレポート提出ができる
14週 知的財産権の保護と獲得 ソフトウエアの正規購入・特許などの知的財産の保護と獲得をする意義を理解する
15週 (期末試験)
16週 総復習 理解度の確認、不足部分の復習をする

評価割合

試験課題合計
総合評価割合3070100
基礎的能力303565
専門的能力03535
分野横断的能力000