国語Ⅱ

科目基礎情報

学校 茨城工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 国語Ⅱ
科目番号 0014 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 国際創造工学科 化学・生物・環境系 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 教科書: 高等学校 文学国語(第一学習社)、高等学校 精選古典探究(第一学習社)  参考書:〔新訂〕総合国語便覧(第一学習社)
担当教員 桐生 貴明

到達目標

・基礎的な国語力、教養としての国語力を身につけるとともに、思考力を伸ばす。
・人間の生き方、他者との関係性などについて理解したうえで、物事を判断する力を身につける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1基礎的な国語力、教養としての国語力を十分に身に付け、思考力を十分に伸ばすことができる。基礎的な国語力、教養としての国語力を身に付け、思考力を伸ばすことができる。基礎的な国語力、教養としての国語力を身に付けず、思考力をのばすことができない。
評価項目2人間の生き方、他者との関係性などについて、深く理解しようと努めたうえで、物事をきちんと多角的に判断する姿勢がが見受けられる。人間の生き方、他者との関係性などについて、理解しようと試みたうえで、物事を多角的に判断する姿勢が見受けられる。人間の生き方、他者との関係性などについて理解をしようとせず、物事を多角的に判断する姿勢が見受けられない。
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (B) 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 (C) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
言語活動を通して、基礎的な国語力、幅広い教養を身につけさせるとともに、思考力の伸長を図る。人間の生き方や人間相互の関係性(己についての理解、他者に対する共感や尊敬など)について理解し、判断できる能力を身につける。また、共同生活に伴う協調性の涵養をめざし、意思疎通する力を高める。
授業の進め方・方法:
講義形式であるが、学生に意見を求めながら進めていく。なお受講生の理解度・到達度によって、授業で扱う教材を変更することがある。
注意点:
予習の際には、下読みをし、必要に応じてこまめに辞書等を引いておくこと。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
(随想)花のいざない
・1年間の授業の進め方等について
・文章を読み、筆者のもののとらえ方を把握するとともに、人間、社会、自然などに対するものの見方、感じ方、考え方を深める姿勢を養う
2週 (随想)花のいざない ・文章を読み、筆者のもののとらえ方を把握するとともに、人間、社会、自然などに対するものの見方、感じ方、考え方を深める姿勢を養う
3週 (随想)花のいざない ・文章を読み、筆者のもののとらえ方を把握するとともに、人間、社会、自然などに対するものの見方、感じ方、考え方を深める姿勢を養う
4週 (説話)今物語「やさし蔵人」 話の展開や内容を確認するとともに、説話として語り伝えられた背景事情について理解を深める。
5週 (説話)今物語「やさし蔵人」 話の展開や内容を確認するとともに、説話として語り伝えられた背景事情について理解を深める。
6週 (説話)今物語「やさし蔵人」 話の展開や内容を確認するとともに、説話として語り伝えられた背景事情について理解を深める。
7週 中間試験 合格点を取る。
8週 (小説)山月記 主人公の立場、状況を把握し、この小説が読者にどのようなことを語りかけているか、考えを深める。
2ndQ
9週 (小説)山月記 主人公の立場、状況を把握し、この小説が読者にどのようなことを語りかけているか、考えを深める。
10週 (小説)山月記 主人公の立場、状況を把握し、この小説が読者にどのようなことを語りかけているか、考えを深める。
11週 (小説)山月記 主人公の立場、状況を把握し、この小説が読者にどのようなことを語りかけているか、考えを深める。(グループでのディスカッションも実施する。)
12週 (故事)唐詩紀事「推敲」、他 漢文の句法と構成を理解し、内容を適切に把握するとともに、故事成語としての意味を確認する。
13週 (故事)唐詩紀事「推敲」、他 漢文の句法と構成を理解し、内容を適切に把握するとともに、故事成語としての意味を確認する。
14週 (故事)唐詩紀事「推敲」、他 漢文の句法と構成を理解し、内容を適切に把握するとともに、故事成語としての意味を確認する。
15週 期末試験 合格点を取る。
16週 総復習 前期授業内容について振り返る。
後期
3rdQ
1週 (言語活動)法に関わる文章や新聞記事等に触れる 実用的な文章に触れ、内容を把握するとともに、内容を要約したり、関連資料を調べたりすることで、自ら状況を分析する力を養う。
2週 (言語活動)法に関わる文章や新聞記事等に触れる 実用的な文章に触れ、内容を把握するとともに、内容を要約したり、関連資料を調べたりすることで、自ら状況を分析する力を養う。
3週 (小説)枯野抄 登場人物の立場、状況を把握し、この小説が読者にどのようなことを語りかけているか、考えを深める。
4週 (小説)枯野抄 登場人物の立場、状況を把握し、この小説が読者にどのようなことを語りかけているか、考えを深める。
5週 (小説)枯野抄 登場人物の立場、状況を把握し、この小説が読者にどのようなことを語りかけているか、考えを深める。
6週 (小説)枯野抄 登場人物の立場、状況を把握し、この小説が読者にどのようなことを語りかけているか、考えを深める。
7週 中間試験 合格点を取る。
8週 (説)雑説 本文の内容を理解し、著者のものの見方、考え方について理解を深める。
4thQ
9週 (説)雑説 本文の内容を理解し、著者のものの見方、考え方について理解を深める。
10週 (説)雑説 本文の内容を理解し、著者のものの見方、考え方について理解を深める。
11週 (詩)小諸なる古城のほとり、他 文語定型詩の構成やリズムに親しみ、情景にこめられた心情を理解する。
12週 (詩)小諸なる古城のほとり、他 文語定型詩の構成やリズムに親しみ、情景にこめられた心情を理解する。
13週 (随筆)方丈記 名文と言われる「方丈記」の冒頭部分を音読し、リズムを確認するとともに、中世日本人の人間観を理解する。
14週 (随筆)方丈記 名文と言われる「方丈記」の冒頭部分を音読し、リズムを確認するとともに、中世日本人の人間観を理解する。
15週 期末試験 合格点を取る。
16週 総復習 後期授業内容について振り返るとともに、1年間の授業内容について振り返る。

評価割合

試験提出物・発表等合計
総合評価割合9010100
基礎的能力9010100
専門的能力000
分野横断的能力000