| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 原子軌道、混成軌道がどのようなものか正しく説明でき、分子の構造を分子軌道を用いて説明できる。 | 原子軌道が混成して混成軌道が成り立っていることが説明でき、二種類の共有結合の違いがわかる。また分子の図を見て、結合の種類がわかる。 | 原子軌道、混成軌道がどのようなものか説明できない。 |
評価項目2 | アルカンの立体配座とねじれひずみ、シクロアルカンの安定な立体配座について正しく説明できる上に、様々な有機分子の安定な立体構造が予想できる。 | アルカンの立体配座とねじれひずみ、シクロアルカンの安定な立体配座について説明ができる。 | アルカンの立体配座とねじれひずみ、シクロアルカンの安定な立体配座について説明ができない。 |
評価項目3 | 共役とはなにかが説明でき、共役系はなぜ安定なのかが正しく説明できる。また、授業で取り上げない共鳴寄与式も、自分で予想してかくことができる。 | 共役とはなにかが説明でき、その安定性について理解できる。共鳴寄与式がかける。 | 共役とは何かが説明できない。共鳴法によって共役が表せない。 |
評価項目4 | 酸塩基反応が完成でき、酸と塩基の共役関係を正しく示すことができる。物質の酸性度の序列を示すことができ、その序列になる理由を説明することができる。 | 酸塩基反応が完成でき、酸と塩基の共役関係を示すことができる。物質の酸性度の序列を示すことができる。 | 酸塩基反応が完成できず、酸と塩基の共役関係を示すことができない。物質の酸性度の序列を示すことができない。 |
評価項目5 | 授業で扱わない反応も、巻矢印を用いた反応機構を予想することができる。 | 授業で取り上げた反応について、巻矢印を用いて、反応機構を説明することができる。 | 巻矢印を用いて、反応機構を示すことができない。 |
評価項目6 | 主要な有機反応の生成物の構造式が正しくかけ、関連反応の生成物も予想することができる。 | 主要な有機反応の生成物の構造式が書ける。 | 主要な有機反応の生成物の構造式がかけない。 |
評価項目7 | エナンチオマー、ジアステレオマー、メソ化合物、ラセミ体について正しく説明でき、具体例が挙げられる。 | 分子のキラリティーが何かがわかり、キラルとアキラルなものに分類できる。 | 分子のキラリティーが何かわからず、キラルとアキラルなものに分類できない。 |