人間と世界Ⅱ

科目基礎情報

学校 茨城工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 人間と世界Ⅱ
科目番号 0082 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位II: 2
開設学科 国際創造工学科 化学・生物・環境系 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 前期:1 後期:1
教科書/教材 テキストは用いず、適宜資料を配布する。
担当教員 平本 留理

到達目標

①「説話」という分野や主な説話集について、おおむね説明できる。
②個々の説話から、当時の文化や人々のものの見方、考え方を読み取り、それについて自分なりの考えを持つことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1「説話」という分野や主な説話集について、正確に説明できる。「説話」という分野や主な説話集について、おおむね説明できる。「説話」という分野や主な説話集について、ほとんど説明できない。
評価項目2個々の説話から、当時の文化や人々のものの見方、考え方を読み取り、現代に生きる我々の思想とのつながりについて深く考えることができる。個々の説話から、当時の文化や人々のものの見方、考え方を読み取り、それについて自分なりの考えを持つことができる。個々の説話から、当時の文化や人々のものの見方、考え方を読み取ることができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (B) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
三大説話集を中心とした説話を読みながら、当時の文化や人々のものの見方、考え方に触れ、現代に生きる我々の思想とのつながりについて考える。
授業の進め方・方法:
授業は講義形式で行う。題材は古典であるが、現代語訳で読むことを基本とする。次週の授業で取り上げる説話のプリントをあらかじめ配布したり、次週取り扱う内容に関する課題を出したりするので、予習として取り組むこと。この授業では「講義の内容を覚える」のではなく、その内容を通じて「自分はどう考えるのか」を大事にしてほしいので、復習時にその都度自分の考えをまとめておくことが望ましい。
注意点:
辞書や国語便覧などがあると、理解の助けになるかと思われる。プリントやノート、課題は予習・復習時に各自整理しておくこと。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 1年間の講義の概要および学習の進め方について理解する。
2週 説話とは何か 「説話」という用語やそれが示す分野の領域について理解する。
3週 説話集の起こり 仏教説話集『日本霊異記』の成立とその概要について理解する。
4週 中古の説話集『日本霊異記』 『日本霊異記』の説話を読み、その特色について考える。
5週 中古の説話集『日本霊異記』 『日本霊異記』の説話を読み、その特色について考える。
6週 中古の説話集『日本霊異記』 『日本霊異記』の説話を読み、その特色について考える。
7週 中間試験
8週 答案返却と解説 間違えた箇所の正答を理解する。
2ndQ
9週 中古の説話集『今昔物語集』 三大説話集の一つである『今昔物語集』について、その概要を理解する。
10週 中古の説話集『今昔物語集』 『今昔物語集』の説話を読み、当時の文化や人々のものの見方について考える。
11週 中古の説話集『今昔物語集』 『今昔物語集』の説話を読み、当時の文化や人々のものの見方について考える。
12週 中古の説話集『今昔物語集』 『今昔物語集』の説話を読み、当時の文化や人々のものの見方について考える。
13週 中古の説話集『今昔物語集』 『今昔物語集』の説話を読み、当時の文化や人々のものの見方について考える。
14週 中古の説話集『今昔物語集』 『今昔物語集』の説話を読み、当時の文化や人々のものの見方について考える。
15週 期末試験
16週 総復習 前期の内容を振り返る。
後期
3rdQ
1週 世俗説話集の特色 中世に入ってからの説話集編纂の流れと、世俗説話集の特色について理解する。
2週 中世の説話集『宇治拾遺物語』 三大説話集の一つである『宇治拾遺物語』について、その概要を理解する。
3週 中世の説話集『宇治拾遺物語』 『宇治拾遺物語』の説話を読み、その特色や当時の人々のものの見方について理解を深める。
4週 中世の説話集『宇治拾遺物語』 『宇治拾遺物語』の説話を読み、その特色や当時の人々のものの見方について理解を深める。
5週 中世の説話集『宇治拾遺物語』 『宇治拾遺物語』の説話を読み、その特色や当時の人々のものの見方について理解を深める。
6週 中世の説話集『宇治拾遺物語』 『宇治拾遺物語』の説話を読み、その特色や当時の人々のものの見方について理解を深める。
7週 中間試験
8週 答案返却と解説 間違えた箇所の正答を理解する。
4thQ
9週 中世の説話集『古今著聞集』 三大説話集の一つである『古今著聞集』について、その概要を理解する。
10週 中世の説話集『古今著聞集』 『古今著聞集』の説話を読み、当時の時代背景や編者の思想、現代に生きる我々との考え方の相違や類似について考える。
11週 中世の説話集『古今著聞集』 『古今著聞集』の説話を読み、当時の時代背景や編者の思想、現代に生きる我々との考え方の相違や類似について考える。
12週 中世の説話集『古今著聞集』 『古今著聞集』の説話を読み、当時の時代背景や編者の思想、現代に生きる我々との考え方の相違や類似について考える。
13週 中世の説話集『古今著聞集』 『古今著聞集』の説話を読み、当時の時代背景や編者の思想、現代に生きる我々との考え方の相違や類似について考える。
14週 中世の説話集『古今著聞集』 『古今著聞集』の説話を読み、当時の時代背景や編者の思想、現代に生きる我々との考え方の相違や類似について考える。
15週 期末試験
16週 総復習 後期の内容を振り返る。

評価割合

試験レポート相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力10000000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000