到達目標
①環境保全に必要となる環境解析技術について理解する
②社会活動と環境保全を両立するための社会の動向・取り組みについて理解する
③環境保全に関する最新の研究・技術について理解する
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
環境保全に必要となる環境解析技術について理解する | 環境保全に必要となる環境解析技術について的確に説明できる | 環境保全に必要となる環境解析技術について知っている | 環境保全に必要となる環境解析技術について把握できていない |
社会活動と環境保全を両立するための社会の動向・取り組みについて理解する | 社会活動と環境保全を両立するための社会の動向・取り組みについて的確に説明できる | 社会活動と環境保全を両立するための社会の動向・取り組みについて知っている | 社会活動と環境保全を両立するための社会の動向・取り組みについて把握できていない |
環境保全に関する最新の研究・技術について理解する | 環境保全に関する最新の研究・技術について的確に説明できる | 環境保全に関する最新の研究・技術について知っている | 環境保全に関する最新の研究・技術について把握できていない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
人類の発展と環境の汚損はトレードオフの関係にあるため,今日の技術者はこのバランスを適切にコントロールする必要があります。環境化学は人類の活動に起因する自然界の諸問題を対象として,化学の観点に基づいて洞察を与え,その対策を模索する学問です。本講義では,大気・水・土壌の環境問題の現状およびその対策のための取り組みを理解し,環境の保全に向けて何をなすべきかを技術的な観点から考える契機を提供します。担当教員は地方自治体(環境センター)での勤務を経験しており,実務経験に基づいて環境とその保全技術に関する講義を行います。
授業の進め方・方法:
一回の授業で多くの資料を紹介するため,講義は主にスライド投影によって行います。講義資料の共有や諸連絡はGoogle Classroomにて行います。
またこの講義では,大きく分けてつぎの3つのテーマに基づきます。
①環境保全に必要となる環境解析技術について
②社会活動と環境保全を両立するための社会の動向・取り組みについて
③環境保全に関する最新の研究事例について
この講義は学修単位IIに分類されるので,自習に相当するレポート課題を課す
注意点:
成績の評価は中間および期末試験(80%)とレポート(20%)で行い,60点以上の者を合格とする。
授業計画は,学生の理解度に応じて変更する場合がある。
資料を閲覧するためのパソコン,タブレット類や計算に必要な関数電卓を用意すること。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
環境問題と汚染物質 |
環境問題を引き起こす汚染物質について概要を理解する
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2週 |
環境解析の基本(1) |
汚染物質の分析における測定値の取り扱いや統計処理の方法を理解する
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3週 |
環境解析の基本(2) |
汚染物質の分析における測定値の換算方法,各種濃度単位への変換方法を理解する
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4週 |
大気環境分析 |
大気汚染物質の分析方法と実際について理解する
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5週 |
水環境分析 |
水質汚濁物質の分析方法と実際について理解する
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6週 |
土壌環境分析 |
土壌汚染物質の分析方法と実際について理解する
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7週 |
(中間試験) |
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8週 |
まとめ |
講義を振り返り,環境保全に必要な汚染評価の技術的方法を確認する
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4thQ |
9週 |
エネルギー問題と持続可能な社会(1) |
世界の環境保全の歴史,環境倫理について学び,持続可能な社会に向けて必要な技術や取り組みについて学ぶ
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10週 |
エネルギー問題と持続可能な社会(2) |
世界の環境保全の歴史,環境倫理について学び,持続可能な社会に向けて必要な技術や取り組みについて学ぶ
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11週 |
環境アセスメントとミティゲーション |
開発と環境保全を両立させる考え方や方法論について理解する
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12週 |
最新の環境保全技術(1) |
環境を保全するための汚染除去技術,省エネルギー化技術,環境解析技術などに関する最新の研究事例を学び,次世代の技術者としての在り方を考える
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13週 |
最新の環境保全技術(2) |
環境を保全するための汚染除去技術,省エネルギー化技術,環境解析技術などに関する最新の研究事例を学び,次世代の技術者としての在り方を考える
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14週 |
最新の環境保全技術(3) |
環境を保全するための汚染除去技術,省エネルギー化技術,環境解析技術などに関する最新の研究事例を学び,次世代の技術者としての在り方を考える
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15週 |
(期末試験) |
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16週 |
まとめ |
講義を振り返り,持続可能な社会を形成するための環境保全のあり方について確認する
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評価割合
| 試験 | レポート | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 |
専門的能力 | 30 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 50 |
分野横断的能力 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 |