到達目標
現代における哲学的・倫理学的な諸問題を検討することで、ものごとを多角的に検討する能力を涵養する。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 倫理・環境・技術などに関して現代社会において問題たりうるところを正しく理解し、説明することができる。 | 倫理・環境・技術などに関して現代社会において問題たりうるところを正しく理解することができる。 | 倫理・環境・技術などに関して現代社会において問題たりうるところを正しく理解することができない。 |
評価項目2 | 一つの事がらについて、自力で、複数の観点から検討することができる。 | 一つの事がらについて、自らの見解と他者の見解を比較・検討することができる。 | 一つの事がらについて、固定された見解しかもちえない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
現代における哲学的・倫理学的な諸問題を検討することで、ものごとを多角的に検討する能力を涵養する。具体的には、科学・技術・医療・経営・環境等に関する実際的な諸問題を理解し、それらについての説得的で重層的な議論を行っていく。
授業の進め方・方法:
本授業は、基本的には講義形式で行われる。受講の際には、言及される事がらについての一問一答的な暗記に終始するのではなく、一つの哲学的な見解が提示されるに至るまでの過程を重視してもらいたい。
注意点:
既存の知識や常識、他者の見解に無批判に追従しないこと。自分の見解に固執して他者の見解を根拠なく排斥しないこと。
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス |
|
2週 |
哲学と学問との関係について 哲学と宗教との関係について |
右の問題について理解し、議論を辿る。
|
3週 |
哲学と科学との関係について |
同上。
|
4週 |
人間とは何か?〈私〉とは何か? |
同上。
|
5週 |
この世界は本当に三次元であるか? |
同上。
|
6週 |
意識は存在するか?それとも幻か? |
同上。
|
7週 |
自由意志は存在するか?それとも幻か? |
同上。
|
8週 |
ウソをつくことは悪であるか? |
同上。
|
4thQ |
9週 |
多数を救うために小数を犠牲にすることは許されるべきか? |
同上。
|
10週 |
実存主義について(1) |
同上。
|
11週 |
実存主義について(2) |
同上。
|
12週 |
生命倫理について 経営倫理について |
同上。
|
13週 |
構造主義について |
同上。
|
14週 |
予備日あるいは総括 |
|
15週 |
(期末試験) |
|
16週 |
答案の返却および解説 |
|
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 | 100 |
基礎的能力 | 70 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 | 100 |