現代思想

科目基礎情報

学校 茨城工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 現代思想
科目番号 0017 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 専攻科 産業技術システムデザイン工学専攻 一般 対象学年 専2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 適宜プリントを配布する。
担当教員 田村 歩

到達目標

現代における哲学的・倫理学的な諸問題を検討することで、ものごとを多角的に検討する能力を涵養する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1倫理・環境・技術などに関して現代社会において問題たりうるところを正しく理解し、説明することができる。倫理・環境・技術などに関して現代社会において問題たりうるところを正しく理解することができる。倫理・環境・技術などに関して現代社会において問題たりうるところを正しく理解することができない。
評価項目2一つの事がらについて、自力で、複数の観点から検討することができる。一つの事がらについて、自らの見解と他者の見解を比較・検討することができる。一つの事がらについて、固定された見解しかもちえない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育目標 (E) (チ) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
現代における哲学的・倫理学的な諸問題を検討することで、ものごとを多角的に検討する能力を涵養する。具体的には、科学・技術・医療・経営・環境等に関する実際的な諸問題を理解し、それらについての説得的で重層的な議論を行っていく。
授業の進め方・方法:
本授業は、基本的には講義形式で行われる。受講の際には、言及される事がらについての一問一答的な暗記に終始するのではなく、一つの哲学的な見解が提示されるに至るまでの過程を重視してもらいたい。
注意点:
既存の知識や常識、他者の見解に無批判に追従しないこと。自分の見解に固執して他者の見解を根拠なく排斥しないこと。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス
2週 哲学と学問との関係について
哲学と宗教との関係について
右の問題について理解し、議論を辿る。
3週 哲学と科学との関係について 同上。
4週 人間とは何か?〈私〉とは何か? 同上。
5週 この世界は本当に三次元であるか? 同上。
6週 意識は存在するか?それとも幻か? 同上。
7週 自由意志は存在するか?それとも幻か? 同上。
8週 ウソをつくことは悪であるか? 同上。
4thQ
9週 多数を救うために小数を犠牲にすることは許されるべきか? 同上。
10週 実存主義について(1) 同上。
11週 実存主義について(2) 同上。
12週 生命倫理について
経営倫理について
同上。
13週 構造主義について 同上。
14週 予備日あるいは総括
15週 (期末試験)
16週 答案の返却および解説

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000030100
基礎的能力70000030100