特別実験(プロジェクト実験)

科目基礎情報

学校 茨城工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 特別実験(プロジェクト実験)
科目番号 0017 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験 単位の種別と単位数 履修単位: 3
開設学科 専攻科 産業技術システムデザイン工学専攻 共通 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 前期:5
教科書/教材 教科書:配布プリント
担当教員 成 慶珉,柏 昂希,澤畠 淳二,松崎 周一,山口 一弘

到達目標

1.複数の専門分野に係わる基礎的な知識・技術を統合して課題を理解できる。
2.与えられた制約の下で、課題について自主的、継続的に取り組むことができる。
3.共同実験者とのコミュニケーションを通して課題を分析し、問題の解決策を考えることができる。
4.共同実験者との討論結果を一つの報告書にまとめ、発表することができる。
5.エンジニアリングデザインの基本である企画力を発揮できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1複数の専門分野に係わる基礎的な知識・技術を統合して課題を理解し説明できる。複数の専門分野に係わる基礎的な知識・技術を統合して課題を理解できる。複数の専門分野に係わる基礎的な知識・技術を統合して課題を理解できない。
評価項目2与えられた制約の下で、課題について自主的、継続的に取り組み、成果物を作り上げることができる。与えられた制約の下で、課題について自主的、継続的に取り組むことができる。与えられた制約の下で、課題について自主的、継続的に取り組むことができない。
評価項目3共同実験者とのコミュニケーションを通して課題を分析し、問題の解決策を考え、成果物を作り上げることができる。共同実験者とのコミュニケーションを通して課題を分析し、問題の解決策を考えることができる。共同実験者とのコミュニケーションを通して課題を分析し、問題の解決策を考えることができない。
評価項目4共同実験者との討論結果を一つの報告書にまとめ、聞き手に分かりやすく発表することができる。共同実験者との討論結果を一つの報告書にまとめ、発表することができる。共同実験者との討論結果を一つの報告書にまとめ、発表することができない。
評価項目5エンジニアリングデザインの基本である企画力を十分発揮できる。エンジニアリングデザインの基本である企画力を発揮できる。エンジニアリングデザインの基本である企画力を発揮できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育目標 (B) (ニ) 説明 閉じる
学習・教育目標 (B) (ホ) 説明 閉じる
学習・教育目標 (F) (リ) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
地元の企業5社の協力を得て実施する。協力企業から課されるテーマ(課題)について、4コースの学生による混成グループで、課題解決方法の調査、討議、提案を行う。各グループは、必要に応じて企業訪問や企業の担当者との意見交換などを行い、最終日に成果発表を行う。テーマの詳細は1週目のガイダンスにおいて説明する。
本実験は,企業における研究開発の疑似体験として,様々な専門分野の学生がチームを組んでものづくりに取り組むものであり,企業での製品開発の経験を基にした指導を行う。
授業の進め方・方法:
各コースの学生からなる実験グループを組みます。各自の専門分野を越えたプロジェクトグループにより実験を進め、グループ内での協力の仕方などを体験的に学習して下さい。事前に目的と内容を十分理解して臨むこと。また、今年度に限り、専攻科1年生との合同チームとなります。昨年度の経験をもとに後輩たちへ適宜アドバイスを行うこと。
注意点:
特別実験の単位は1,2年生合わせて3単位を一括認定します。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
コンテンツ制作講座、キャリアデザイン講座
本実験の目的、実施方法を理解する。
PR動画制作の流れについて理解する。企業研究の基礎を理解する。
2週 マーケティングとメディア講座
企業研究
マーケティングとメディアについて理解する。
担当企業について、企業研究を行いまとめる。


3週 企業訪問(適宜) 担当企業を訪問し、調査した結果を報告する。
企業見学、企業担当者との議論を通して、課題の主旨を理解する。
4週 課題解決方法の検討。適宜、企業担当者との打ち合わせを行う。
5週 課題解決方法の検討。適宜、企業担当者との打ち合わせを行う。
6週 課題解決方法の検討。適宜、企業担当者との打ち合わせを行う。
7週 課題解決方法の検討。適宜、企業担当者との打ち合わせを行う。
8週 課題解決方法の検討。適宜、企業担当者との打ち合わせを行う。
2ndQ
9週 中間報告 課題解決方法の提案について中間報告を行う。
10週 課題解決方法の検討。適宜、企業担当者との打ち合わせを行う。
11週 課題解決方法の検討。適宜、企業担当者との打ち合わせを行う。
12週 課題解決方法の検討。適宜、企業担当者との打ち合わせを行う。
13週 課題解決方法の検討。適宜、企業担当者との打ち合わせを行う。
14週 課題解決方法の検討。適宜、企業担当者との打ち合わせを行う。
15週 成果報告会 課題解決方法の提案について成果報告を行う。
16週

評価割合

課題解決への取組発表の相互評価合計
総合評価割合90100100
基礎的能力0000
専門的能力0000
分野横断的能力90100100