機械力学Ⅱ

科目基礎情報

学校 茨城工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 機械力学Ⅱ
科目番号 0106 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位II: 2
開設学科 機械システム工学科(2016年度以前入学生) 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 後期:2
教科書/教材 教科書:Professional Engineer Library 機械力学(実教出版)
担当教員 村上 倫子

到達目標

1.回転体の振動の基礎知識を得る。
2.振動計測とそのデータ分析に関する基礎知識を得る。
3.非線形振動に関する基礎知識を得る。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1回転体の振動を運動方程式で表し、系の運動を説明できる。回転体の振動系の運動を説明できる。回転体の振動系の運動を説明できない。
評価項目2振動計測による結果を理解,分析できる。振動計測による結果を理解できる。振動計測による結果を理解できない。
評価項目3非線形振動を理解,分析できる。非線形振動を理解できる。非線形振動を理解できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (A)(イ) 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 (B)(ロ) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
回転体の振動について学ぶ。その後, 振動計測の手法やデータ分析について学び,実際の振動現象への理解を深める。
授業の進め方・方法:
講義および演習で学習をする。
注意点:

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 機械力学1の復習
2週 回転体の振動 剛性回転体のつり合わせを計算できる。
3週 回転体の振動 弾性回転体の運動方程式を導出できる。
4週 回転体の振動 回転軸のねじり振動の運動方程式を導出できる。
5週 振動計測とその方法 振動計測のためのセンサの種類と原理が理解できる。
6週 振動計測とその方法 振動計測のためのセンサの種類と原理が理解できる。
7週 (中間試験)
8週 データ解析の方法 データ処理に関する様々な変換が理解できる。
4thQ
9週 データ解析の方法 理論解析と実際の現象の違いについて説明できる。
10週 非線形振動 非線形復元力特性について説明できる。
11週 非線形振動 非線形系の自由振動について説明することができる。
12週 非線形振動 非線形系の強制振動について説明することができる。
13週 各種機械の振動と制震 振動の種類を説明できる。
14週 各種機械の振動と制震 制振の種類を説明できる。
15週 (期末試験)
16週 総復習 後期の復習を行う。

評価割合

試験レポート相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70300000100
基礎的能力0000000
専門的能力70300000100
分野横断的能力0000000