機械力学

科目基礎情報

学校 茨城工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 機械力学
科目番号 0063 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位II: 1
開設学科 電子制御工学科(2016年度以前入学生) 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 後期:1
教科書/教材 青木 繁「(機械系教科書シリーズ)機械力学(増補)」コロナ社
担当教員 小沼 弘幸

到達目標

振動に関する用語について説明できる。
1自由度系の振動を説明できる。
多自由度系や連続体の振動を説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1振動に関する用語を理解し、具体的な例を挙げて説明できる。振動に関する用語を理解し、概念的に説明できる。振動に関する用語を説明できない。
評価項目21自由度系の振動の知識を理解し、問題解決に適用できる。1自由度系の振動の知識を理解し、使うことができる。1自由度系の振動の知識を理解できない。
評価項目32自由度系や連続体の振動の知識を理解し、問題解決に適用できる。2自由度系や連続体の振動の知識を理解し、使うことができる。2自由度系や連続体の振動の知識を理解できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (A)(イ) 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 (B)(ロ) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
機械を設計する際には欠かせない機械の振動について学習する。メーカーの研究開発部門で勤務のある教員が、機械の振動に関する基礎的な内容を講義する。
授業の進め方・方法:
黒板への板書を行う講義形式で進めます。
内容理解の確認のためレポートを出します。
注意点:
基本的な事項を正しく理解して,現象をとらえてください。
講義ノートの内容を見直し,講義に関する例題・演習問題を解いておくこと。
講義で示した次回予定の部分を予習しておくこと。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 授業の概要 本授業の位置付けを理解する
振動とは何か、この科目で何を学ぶかを理解する
2週 運動方程式 運動方程式の解き方について理解する
3週 1自由度系の振動(1) 不減衰系の自由振動について理解する
4週 1自由度系の振動(2) 減衰系の自由振動について理解する
5週 1自由度系の振動(3) 減衰系の自由振動について理解する
6週 1自由度系の振動(4) 衝撃入力を受ける系や任意の入力を受ける系の応答を理解する
7週 (中間試験)
8週 試験答案返却・解答解説
1自由度系の振動(5)
間違った問題の正答を求めることができる
外力による強制振動について理解する
4thQ
9週 1自由度系の振動(6) 変位による強制振動について理解する
10週 2自由度系の振動(1) 2自由度系の不減衰系の自由振動について理解する
行列を用いた解法について理解する
11週 2自由度系の振動(2) 2自由度系の強制振動について理解する
12週 2自由度系の振動(3) 2自由度系の動吸振器による振動の低減ついて理解する
13週 連続体の振動(1) 連続体の運動方程式の導出について理解する
14週 連続体の振動(2) 連続体の自由振動について理解する
15週 (期末試験)
16週 総復習(試験答案返却・解答解説) 間違った問題の正答を求めることができる

評価割合

定期試験レポート合計
総合評価割合8020100
基礎的能力000
専門的能力8020100
分野横断的能力000