科目基礎情報

学校 茨城工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 英語
科目番号 0043 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 4
開設学科 電気電子システム工学科(2016年度以前入学生) 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 4
教科書/教材 教科書:「Ascend 2」(三省堂)、「Mastery Drills for the TOEIC TEST Vocabulary Target 400」(桐原書店)、「Forest 総合英語フォレスト」(桐原書店)、「ウィズダム英和辞典第3版」(三省堂)「英作文基本300選」(駿台文庫)「日本人は英語のここが聞き取れない」(アルク)
担当教員 本田 謙介,大武 佑

到達目標

1.中級レベルの説明文や物語の文章を、辞書を使わずに読んだり、聞いて理解することができる読解力(reading)と聴解力(listening)の習得。
2.自分自身を含む身の回りの事柄を、相手に効果的に伝わるように工夫して、英語で表現することができる描写力・発信力(speaking, writing)の習得。
3.これらの基礎となる語彙力・文法力の習得。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
読解力と聴解力の基礎的な力の定着がきちんと習得される。読解力と聴解力の基礎的な力の定着が7割程度習得される。読解力と聴解力の基礎的な力の定着が進まず、目標の半分に手が届かない程度の理解にとどまる。
描写力、発進力の基礎的な力の定着がきちんと習得される。描写力、発進力の基礎的な力の定着が7割程度習得される。描写力、発進力の基礎的な力の定着が進まず、目標の半分に手が届かない程度の理解にとどまる。
日常的に必要とする語彙力、基礎的文法力の定着がきちんと習得される。日常的に必要とする語彙力、基礎的文法力の定着が7割程度習得される。日常的に必要とする語彙力、基礎的文法力の定着が進まず、目標の半分に手が届かない程度の理解にとどまる。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
到達目標に示した4技能をバランス良く身につけられるように、種々の言語活動を取り入れる。また、忘れる量が多いので、覚える努力の繰り返し(特に4技能の基礎をなす語彙と基礎文法事項)を自主的にするよう意識喚起する。
授業の進め方・方法:
英文を音読して内容を把握する。リスニング問題に答える。投げ込み教材で、TOEICの問題を少しずつ解いてみる。TOEIC頻出単語をイラストによるイメージ(教科書にある)と共に音声を聞き、即復習練習問題を解く。文法書の単元を順番に取り上げ、入口の解説(核心となるポイント)をして、残りを熟読するよう促す。3人一組でティームを作り、日本特有のこと・伝統的なことを伝える「ミニ・プレゼンテーション」を年に4回行う。聴衆も全員、評価シートに点数をつける。各年5~6回トピックを与え、200ワード以上のエッセイを書く。そのほか、投げ込みでパズルなどにより語彙力強化を行う。
注意点:
1,2年次の単語学習教材を時々自主的に読み直し、忘れた部分を覚え直す作業をするよう促す。語学の学習は「時間と労力が必要である」ことを適宜、注意喚起する。特に、日常的に英語を必要としない地域に暮らす者にとっては、授業以外では英語に触れる機会が極めて少ないので、自立的な学習習慣を身につけ、隙間時間を使ってでも毎日英語に触れることをしっかりと意識すべきである。エンジニアとして社会に出たときに、実際に自分が使う英語はそれぞれの分野によっても違う。努力してそれに早く慣れるか、なかなか努力の成果が出ず慣れていかないかは、学生の時が準備段階であると思って、真剣に健闘したかどうかによる。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション(テキスト、参考高書、辞書、予習、復習、進め方、課題などの説明。) 今年度の学習目標、テキスト、ミニ・プレゼンテーション等について理解する。
2週 Ascend 2 (A) 1, Target 400 1 + Vocabulary A 1, Listening & Vocabulary Building (L&V) 1, Forest (F) 17 (以下、括弧書きの記号で略記) Four skills の練習
3週 A 1& 2, L&V 2, F 17 Four skills の練習
4週 A 2, L&V 3, F 17, Mini Presentation (MP) 1 準備、Essay 準備 Four skills の練習、MPのフォームを理解する、エッセイの出だし(トピック)が書かれた用紙を準備し、早めに配布し、必要であればフォームを示し、書き方(ストレイト・ロジック)を理解する。
5週 A 3, L&V 4, MP 1 Four skills の練習、MPを実際に行う 
6週 MP 1
Review (A 3, L&V 5, F)
Four skills の練習、MPを実際に行う
試験の前にエッセイを提出する。
7週 Midterm Examination
8週 試験答案返却、解説、復習、MP 1 (Make up) 誤解、間違い、勘違い、理解不足などを認識し、再度正しくインプットする。正当な理由で試験前に行えなかったMPティームに機会を与える。
2ndQ
9週 A 4, L & V 6, F 18 Four skills の練習
10週 A 4 & 5, L & V 7, F 18 Four skills の練習
11週 A 5, L & V 8, F 18 Four skills の練習
12週 A 6, L & V 9, MP 2 準備、Essay 準備 MPとEssayの準備、Four skills の練習
13週 A 6, L & V 10, MP 2 MPを実際に行う、Four skills の練習
試験の前にエッセイを提出する。
14週 MP 2
Review (A, L & V, F )
MPを実際に行う、基本的な事項の復習する
15週 Term Examination
16週 試験答案返却、解説、復習、MP 2 (Make up) 誤解、間違い、勘違い、理解不足などを認識し、再度正しくインプットする。正当な理由で試験前に行えなかったMPティームに機会を与える。
後期
3rdQ
1週 A 10, L & V 11, F 19 Four skills の練習
2週 A 10 & 11, L & V 12, F 19 Four skills の練習
3週 A 11, L & V 13, F 20, MP 3 準備、Essay 準備 Four skills の練習、MPとEssayの準備
4週 A 12, L & V 14, F 20, MP 3 Four skills の練習、MPを実際に行う
5週 A 12, L & V 15, F 20, MP 3 MPを実際に行う、Four skills の練習
試験の前にエッセイを提出する。
6週 MP 3
Review (A , L&V , F)
MPを実際に行う、基本的な事項の復習する
7週 Midterm Examination
8週 試験答案返却、解説、復習、MP 3 (Make up) 誤解、間違い、勘違い、理解不足などを認識し、再度正しくインプットする。正当な理由で試験前に行えなかったMPティームに機会を与える。
4thQ
9週 A 13, L & V 16, F 21 Four skills の練習
10週 A 13 & 14, L & V 17, F 21 Four skills の練習
11週 A 14, L & V 18, F 22 Four skills の練習
12週 A 15, L & V 19, F 22、MP 3 準備、Essay 準備 MPとEssayの準備、Four skills の練習
13週 A 15, L & V 20, MP 4 MPを実際に行う、Four skills の練習
試験の前にエッセイを提出する。
14週 MP 4
Review (A , L&V , F)
MPを実際に行う、基本的な事項の復習する
15週 Term Examination
16週 試験答案返却、解説、復習、MP 4 (Make up)
校内Mini Presentation Contest
誤解、間違い、勘違い、理解不足などを認識し、再度正しくインプットする。正当な理由で試験前に行えなかったMPティームに機会を与える。各学科代表2ティームによるコンテストを実施する。

評価割合

試験発表(MiniPresentation)課題・提出物意見展開課題(Essay)ポートフォリオその他合計
総合評価割合6010201000100
基礎的能力6010201000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000