現代の社会Ⅱ

科目基礎情報

学校 茨城工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 現代の社会Ⅱ
科目番号 0046 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位II: 2
開設学科 電気電子システム工学科(2016年度以前入学生) 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 前期:1 後期:1
教科書/教材 富永健一『社会学講義』中公新書
担当教員 小島 秀夫

到達目標

社会科学とはどのようなものかを理解する
社会科学の中での社会学を理解する
社会学的な思考を理解する

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
社会科学と社会学の位置の理解社会科学と社会学の位置について正しく説明できる社会科学と社会学の位置について正しく理解できている社会科学と社会学の位置について正しく理解できていない
社会学の基本的な概念の理解社会学の基本的な概念について正しく説明できる社会学の基本的な概念について正しく理解できている社会学の基本的な概念について正しく理解できていない
社会学の研究成果の理解社会学の研究成果について正しく説明できる社会学の研究成果について正しく理解できている社会学の研究成果について正しく理解できていない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (E)(ト) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
社会学の基本的な概念および現在の研究成果についての理解をする
授業の進め方・方法:
成績の評価は、定期試験の成績で行い、平均の成績が60点以上の者を合格とする
注意点:
正確にノートをとること
授業終了後にはノート等を見直し、復習しておくこと

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 社会科学の歴史 社会科学の発生について理解する
2週 社会学の歴史 社会学の発生について理解する
3週 コント コントの社会学思想を理解する
4週 スペンサー スペンサーについて理解する
5週 デュルケーム デュルケームの思想を理解する
6週 ウェーバー ウェーバーについて理解する
7週 中間試験
8週 パーソンズ 構造・機能主義について理解する
2ndQ
9週 現在の社会学の状況 アメリカおよび日本の社会学の現状について理解する
10週 他の社会科学との関連 経済学や政治学との関連について理解する
11週 連字符社会学 社会学の個別の領域に入るために、連字符社会学を理解する
12週 家族社会学1 社会化などの基本的な概念を理解する
13週 家族社会学2 現代家族の諸問題を理解する
14週 都市社会学 都市問題などについて理解する
15週 期末試験
16週 総復習
後期
3rdQ
1週 農村社会学 農村の社会構造と人間関係について理解する
2週 産業社会学1 産業社会学の歴史について理解する
3週 産業社会学2 企業における組織分析について理解する
4週 教育社会学1 教育社会学の基本的概念を理解する
5週 教育社会学2 教育問題の社会学的分析を理解する
6週 社会階層論1 社会的不平等について理解する
7週 中間試験
8週 社会階層論2 社会的不平等の国際比較について理解する
4thQ
9週 計量社会学1 社会学における社会測定について理解する
10週 計量社会学2 計量社会学の代表的研究について理解する
11週 社会学における統計 社会学で使用されるデータ解析法について理解する
12週 データ解析法 代表的な多変量解析法について理解する
13週 質的調査法 社会学における質的調査法について理解する
14週 社会学における新しい流れ 社会学の新しい流れについて理解する
15週 期末試験
16週 総復習

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力10000000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000