自動設計製図

科目基礎情報

学校 茨城工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 自動設計製図
科目番号 0084 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義・演習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電気電子システム工学科(2016年度以前入学生) 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 教科書:緒方 興助,ほか8名「電気製図」(実教出版)
担当教員 皆藤 新一

到達目標

製図の基礎を身に付けたうえで、CADソフト等を用いて機械要素や配線図などを作図できるようにする。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
1.製図の基礎製図の基礎を身に付けたうえで、CADソフト等を用いて機械要素や配線図などを作図、説明できる。製図の基礎を身に付けたうえで、CADソフト等を用いて機械要素や配線図などを作図、理解できる。製図の基礎を身に付けたうえで、CADソフト等を用いて機械要素や配線図などを作図、理解できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (A)(イ) 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 (B)(ロ) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
まず電気製図の基礎を学び、CADソフト等を用いて機械要素や配線図などを描くことを通してCAD技術の基本を修得する。
授業の進め方・方法:
前期中間試験までは講義形式、それ以降はCADソフトを用いた作図演習とする。
注意点:
本教科は、卒業後、電気主任技術者の免状交付申請を行うために開設されている科目である。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 1.製図とは何か
2.図の表し方
JIS規格に基づいた製図とは何かを理解する。
図面の種類と投影法を理解する。
2週 3.投影法 投影法の分類、正投影法(第三角法、第一角法)とは何かを理解する。
軸測投影法、斜投影法、透視投影法とは何かを理解する
3週 4.図形の表し方 線の用法、製作図の各種手法を理解する。
4週 5.尺度と寸法 製図における尺度の概念、各種寸法の記入方法を理解する。
5週 6.寸法公差とはめあい 寸法公差の概念と「はめあい」の記入方法を理解する。
6週 7.表面性状と幾何公差
8.実際の図面と表題欄・部品欄
表面性状と幾何公差の概念と記入方法を理解する。
表題欄と部品欄、材料記号の記入方法を理解する。
7週 前期中間試験
8週 9.CADとは CADによる製図の特徴を理解する。
2ndQ
9週 10.ワープロソフトによる作図演習 ワープロソフトの図形機能を用いて作図できるようにする。
10週 ワープロソフトによる等角図の製図演習(作品1提出)
11週 11.CADソフトの操作演習 CADソフトの演習メニューにより基本操作を演習する。
12週 CADソフトの演習メニューにより基本操作を演習する。
13週 12.CADによる等角図の製図 CADソフトによる第三角図の製図演習
14週 CADソフトによる第三角図の製図演習
15週 期末試験
16週 CADソフトによる第三角図の製図演習(作品2提出)
後期
3rdQ
1週 13.CADによる機械要素の製図 CADソフトによる機械要素の製図演習
2週 CADソフトによる機械要素の製図演習
3週 CADソフトによる機械要素の製図演習
4週 CADソフトによる機械要素の製図演習
5週 CADソフトによる機械要素の製図演習
6週 CADソフトによる機械要素の製図演習(作品3提出)
7週 後期中間試験
8週 14.配線図と接続図 屋内配線や電力設備の配線を示すのに用いられている配線図と接続図を理解する。
4thQ
9週 単線図と複線図の関係と作図法の基本を理解する。
10週 屋内配線複線図の製図演習
11週 屋内配線複線図の製図演習
12週 屋内配線複線図の製図演習
13週 屋内配線複線図の製図演習
14週 屋内配線複線図の製図演習(作品4提出)
15週 後期期末試験
16週 これまでのまとめと総復習

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他作品評価合計
総合評価割合600000040100
基礎的能力00000000
専門的能力600000040100
分野横断的能力00000000