卒業研究

科目基礎情報

学校 茨城工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 卒業研究
科目番号 0190 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 9
開設学科 電気電子システム工学科(2016年度以前入学生) 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 前期:6 後期:12
教科書/教材
担当教員 長洲 正浩,若松 孝,皆藤 新一,吉成 偉久,関口 直俊,成 慶珉,安細 勉,丸山 智章,三宅 晶子,佐藤 桂輔

到達目標

1.専門基礎知識を活用し、新たな課題に取り組むことができる。
2.与えられた制約の下で、自主的、継続的に問題解決に取り組むことができる。
3.研究結果を論理的に考え、論文にまとめることができる。
4.研究について他者とコミュニケーションやディスカッションができる。
5.論理的に一貫性のあるプレゼンテーションができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
専門基礎知識専門基礎知識を活用し、新たな課題に自ら取り組むことができる。専門基礎知識を活用し、新たな課題に取り組むことができる。専門基礎知識を活用できず、新たな課題に取り組むことができない。
自主的な問題解決与えられた制約の下で、自主的、計画的、継続的に問題解決に取り組むことができる。与えられた制約の下で、自主的、継続的に問題解決に取り組むことができる。与えられた制約の下で、自主的、継続的に問題解決に取り組むことができない。
論文研究結果を論理的に考え、自主的に論文にまとめることができる。研究結果を論理的に考え、論文にまとめることができる。研究結果を論理的に考え、論文にまとめることができない。
コミュニケーション研究について他者とコミュニケーションやディスカッションができ、研究を発展できる。研究について他者とコミュニケーションやディスカッションができる。研究について他者とコミュニケーションやディスカッションができない。
研究発表論理的に一貫性のあるプレゼンテーションができ、質疑応答も論理的な対応ができる。論理的に一貫性のあるプレゼンテーションができる。論理的に一貫性のあるプレゼンテーションができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (B)(ニ) 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 (F)(リ) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
本学科における5年間の学習の集大成として、各人が興味を持つ分野を決め研究テーマの調査、研究、実験を行い、その成果を発表し論文にまとめる。これらを通して研究の心構えや進め方、まとめ方を学ぶ。
授業の進め方・方法:
卒業研究は、各人が各研究室に配属して、指導教員の指導のもとに学生が主体的かつ積極的に行うものである。
注意点:
以下の研究テーマは令和元年度に実施したものを掲載している。本年度の卒業研究の指導教員ならびに研究テーマを選ぶのに参考にすること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 以下 研究テーマ 各人が興味を持つ分野を決め研究テーマの調査、研究、実験を行い、その成果を発表し論文にまとめる。これらを通して研究の心構えや進め方、まとめ方を学ぶ。
2週 画像セグメンテーション法を用いた鉄道車両検査支援システムの検討(丸山)
3週 体操競技における動作指導支援システムの検討(丸山)
4週 視覚障がい者のための発表資料作成支援システムの提案(丸山)
5週 マインスイーパーを用いた電子認証(安細)
6週 美術館パズルを用いたデジタル署名の開発(安細)
7週 QRコードを用いた生産支援システムにおける測定デバイスの開発(吉成)
8週 作業工程の見える化を目的としたQRコードを用いた生産管理システムの開発(吉成)
2ndQ
9週 雷雲ガンマ線検出器のシンチレータ内における相互作用(三宅)
10週 雷雲ガンマ線検出器における異常動作の原因考察(三宅)
11週 エバネッセント光励起散乱法による液滴中のタンパク質凝集化分析(若松)
12週 光散乱法による粒子測定装置の製作(若松)
13週 静的光散乱測定による液中の多孔質炭素の構造評価(若松)
14週 コバルトを含む絶縁体(LaAlO3)の結晶作製と磁化特性(佐藤桂輔)
15週 循環ポンプ制御による温室内温度特性のモデル化(関口)
16週 雲量区分を用いた太陽光発電システムにおける日射量予測の検討(関口)
後期
3rdQ
1週 非接触電力伝送・信号多重伝送法における信号検出回路に関する研究(ソン)
2週 小型EVにおける大パワー出力のためのインバータ・DC/DCコンバータ連携制御(ソン)
3週 PCBコイルを用いた非接触電力伝送特性に関する研究(ソン)
4週 超高周波インバータの駆動実験(ソン)
5週 高電圧測定用直列容量型非接触電圧プローブの小型化(皆藤)
6週 三相3線式配電系統用非接触活線メガーの開発(皆藤)
7週 静電誘導を用いたPWMインバーター線路からの非接触給電(皆藤)
8週 静電誘導を用いたPWMインバーター線路からの非接触給電Ⅱ(長洲)
4thQ
9週 パワー半導体素子の予兆診断に関する基礎検討(長洲)
10週 一対多非接触電力伝送における基礎研究(長洲)
11週
12週
13週
14週
15週
16週

評価割合

研究遂行状況論文内容 発表能力合計
総合評価割合304030100
基礎的能力0000
専門的能力304030100
分野横断的能力0000