生命環境工学

科目基礎情報

学校 茨城工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 生命環境工学
科目番号 0217 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位II: 2
開設学科 電気電子システム工学科(2016年度以前入学生) 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 後期:2
教科書/教材 適宜プリントを配布する。
担当教員 丸山 智章

到達目標

1.地球環境問題とその改善に向けた取り組みについて理解する。
2.電磁両立性(EMC)の基礎知識とその必要性を理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1地球環境問題とその改善に向けた取り組みについて,技術的な具体例をあげ,その課題もあわせて説明できる。地球環境問題とその改善に向けた取り組みについて説明できる。地球環境問題とその改善に向けた取り組みについて説明できない。
評価項目2電磁両立性(EMC)の概要およびその必要性を,具体的事例をあげて説明できる。電磁両立性(EMC)の概要を説明できる。電磁両立性(EMC)の概要を説明できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (A)(イ) 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 (B)(ロ) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
電気技術のみならずすべての技術は、われわれ人間を含む環境とともに成り立っている。本講義では、電気技術と関わりの深い、電磁環境および地球環境について説明する。
授業の進め方・方法:
授業は,配付資料を基にスライドを用いて進める。テーマごとにレポート課題を課し,評価に用いる。
注意点:
上述の授業項目を参考に、webを活用するなどして予習しておくこと。また、講義ノートの内容を見直し、理解不十分なところがあれば教員に聞くなどして解決しておくこと。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 天然資源とエネルギー 我々が利用できる資源とエネルギーについて理解する。 
2週 地球環境問題の現状 地球環境問題の現状およびその影響について理解する。 
3週 地球環境問題の歴史 地球環境問題の推移について理解する。 
4週 地球環境対策技術(1) 産業界における地球環境の改善技術について理解する。 
5週 地球環境対策技術(2) バイオマスエネルギー変換技術、スマートグリッドなどについて理解する。
6週 地球環境問題と技術者 地球環境問題に対する技術者の役割について理解する。 
7週 (中間試験)   (中間試験)
8週 電磁環境とEMC 電磁環境におけるEMCの必要性について理解する。 
4thQ
9週 電磁環境の成因とその効果(1) 自然的成因による電磁環境について理解する。 
10週 電磁環境の成因とその効果(2) 人為的成因による電磁環境について理解する。 
11週 電磁エネルギーの伝搬と拡散 電磁エネルギーの伝搬・拡散の経路について理解する。 
12週 電磁環境対策技術(1) 不要電磁エネルギーの軽減策について理解する。 
13週 電磁環境対策技術(2) 伝搬・拡散経路の遮断方策について理解する。 
14週 電磁環境の計測と評価 EMC測定システムについて理解する。 
15週 (期末試験)   (期末試験)  
16週 総復習 総復習

評価割合

試験レポート相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80200000100
基礎的能力0000000
専門的能力80200000100
分野横断的能力0000000