現代の社会Ⅳ

科目基礎情報

学校 茨城工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 現代の社会Ⅳ
科目番号 0004 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位II: 2
開設学科 電子情報工学科(2016年度以前入学生) 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 前期:1 後期:1
教科書/教材
担当教員 小島 秀夫

到達目標

社会工学とはどのようなものかを理解する
社会工学の思想基盤を理解する
社会工学の実際について理解する

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
社会工学の理解社会工学とはどのようなものか正しく説明できる社会工学とはどのようなものか正しく理解できている社会工学とはどのようなものか正しく理解できていない
社会工学の思想基盤の理解社会工学の思想基盤について正しく説明できる社会工学の思想基盤について正しく理解できている社会工学の思想基盤について正しく理解できていない
社会工学の実際の理解社会工学の実際について正しく説明できる社会工学の実際について正しく理解できている社会工学の実際について正しく理解できていない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (E)(ト) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
社会工学の歴史、基本的な概念および現在の研究成果についての理解をする
授業の進め方・方法:
成績の評価は、定期試験の成績で行い、平均の成績が60点以上の者を合格とする
注意点:
正確にノートをとること
授業終了後にはノート等を見直し、復習しておくこと
社会工学を通じて、どのような政策が可能であり、どのような政策が不可能かを理解してほしい

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 社会工学の歴史 社会工学の発生について理解する
2週 社会工学の思想的基盤 社会工学が可能かどうかについて理解する
3週 構造・機能主義 構造・機能主義の考えを理解する
4週 社会システム論 社会システム論について理解する
5週 社会工学に必要な社会科学1 必要な社会学について理解する
6週 社会工学に必要な社会科学2 簡単な経済学について理解する
7週 中間試験
8週 社会工学に必要な社会科学3 社会心理学について理解する
2ndQ
9週 社会工学とシミュレーション シミュレーションについて理解する
10週 基礎的データの獲得法1 政策決定に必要なデータの獲得法について理解する
11週 基礎的データの獲得法2 政策決定に必要なデータの獲得法について理解する
12週 政策と日常感覚 政策決定における日常感覚の重要性を理解する
13週 社会工学の応用 社会工学の応用事例について理解する
14週 事例研究 具体的な事例について検討する
15週 期末試験
16週 総復習
後期
3rdQ
1週 社会工学と政策科学 社会工学と政策科学の関連について理解する
2週 政策科学の生成と発展 政策科学の歴史について理解する
3週 政策科学の基調 政策科学の基本的概念を理解する
4週 政策科学と官僚制 政策科学における官僚制の問題を理解する
5週 経済政策1 経済政策の具体例について検討する
6週 経済政策2 経済政策の失敗例について検討する
7週 中間試験
8週 地域計画1 これまでの地域計画について理解する
4thQ
9週 地域計画2 地域計画の失敗例について理解する
10週 教育政策1 戦後の教育政策について理解する
11週 教育政策2 教育政策について理解する
12週 社会工学の実践1 各自、対象を決めて社会工学の応用を試みる
13週 社会工学の実践2 各自の応用を相互に検討する
14週 まとめ これまでの重要な点をまとめる
15週 期末試験
16週 総復習

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力10000000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000