到達目標
1. 三相交流を説明し、回路計算ができること。
2.電気機器の仕組みを説明できること。
3. 電気エネルギーの発電・輸送・利用と環境問題との関わりを説明できること。
4. 計測の分類や誤差の定義等、計測の基礎について説明できること。
5. 電気諸量の測定法と測定上の注意について説明できること。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
1. 三相交流を説明し、回路計算ができること。 | 三相交流を分かりやすく説明でき、回路計算を正確に行える。 | 三相交流を説明でき、簡単な回路計算ができる。 | 左記に達していない。 |
2.電気機器の仕組みを説明できること。 | 電気機器の仕組みを説明し、その特徴を明確に述べられる。 | 電気機器の仕組みを説明できる。 | 左記に達していない。 |
3. 電気エネルギーの発電・輸送・利用と環境問題との関わりを説明できること。 | 発電システムと送配電システム、電気エネルギーと環境問題の関係を分かりやすく説明できる。 | 発電システムと送配電システム、電気エネルギーと環境問題の関係を説明できる。 | 左記に達していない。 |
4. 計測の分類や誤差の定義等、計測の基礎について説明できること。 | 計測の基本事項について、分かりやすく説明でき、誤差評価等を適切に行える。 | 計測の基本事項について説明できる。 | 左記に達していない。 |
5. 電気諸量の測定法と測定上の注意について説明できること。 | 電気計測の測定法を分かりやすく説明でき、適切なデータ処理を行える。 | 電気計測の測定法を説明でき、データ処理を行える。 | 左記に達していない。 |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 (A)(イ)
説明
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学習・教育到達度目標 (B)(ロ)
説明
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教育方法等
概要:
電気エネルギーは消費の立場から見るとクリーンで、家電製品、情報通信、交通など幅広い分野で利用されているが、電気エネルギーの生成では環境への悪影響やエネルギー資源の枯渇等の問題を抱えている。本講義では、電気エネルギーを用いた電気機器、電気エネルギーの供給や環境への影響などを概説する。一方、この講義では電気電子計測の基礎についても説明する。計測の目的や誤差評価などを理解し、並行して行われている学生実験への理解を深めることを目的に、計測の基礎を説明する。
授業の進め方・方法:
授業は、電子プレゼンテーションによって行う。ノートPC(タブレットPC等を含む)を持参すること。
注意点:
指定されたWebサイトから、事前に講義資料をダウンロードすること。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
三相交流 |
三相交流を説明できる。
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2週 |
電気機器(1) |
回転機の動作と構造を説明できる。
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3週 |
電気機器(2) |
静止機の動作と構造を説明できる。
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4週 |
発電システム(1) |
水力発電、火力発電、原子力発電のしくみを説明できる。
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5週 |
発電システム(2) |
新エネルギーや再生可能エネルギーを用いた発電の概要を説明できる。
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6週 |
送配電システム |
送電システムと配電システムのしくみを説明できる。
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7週 |
(中間試験) |
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8週 |
電気エネルギーの供給と環境問題 |
電力に変換されるエネルギー資源とその消費量の現状、エネルギーと環境問題との関わりを説明できる。
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4thQ |
9週 |
計測の基礎 |
計測法の分類、精度・誤差、単位系などを説明できる。
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10週 |
電圧・電流の測定 |
電圧・電流の測定をとおして、計測器の動作原理、測定法や測定範囲拡大のための工夫などを説明できる。
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11週 |
抵抗、インピーダンス等の測定 |
電圧降下法、ブリッジ回路を用いた測定などの測定原理を説明できる。
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12週 |
電力、電力量の測定 |
電力、電力量の測定原理を説明できる。
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13週 |
波形観測 |
オシロスコープの原理などを説明できる。
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14週 |
ディジタル計測とデータ処理 |
ディジタル計測と測定データの処理などを説明できる。
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15週 |
(期末試験) |
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16週 |
総復習 |
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評価割合
| 試験 | 課題レポート | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 50 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 50 | 50 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |