到達目標
1.質点の運動について,運動方程式を立てて解くことができる。
2.質点系,剛体について,回転の運動方程式を立てて解くことができる。
3.熱力学の第一,第二法則を理解し,気体の熱力学的過程へ適用できる。
4.電磁気学に関する基本法則を理解し,身の回りの電磁気現象へ適用できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 質点の運動について,運動方程式を立てて解くことができる。 | 質点の運動について,運動方程式を立てることができる。 | 質点の運動について,運動方程式を立てることができない。 |
評価項目2 | 質点系,剛体について,回転の運動方程式を立てて解くことができる。 | 質点系,剛体について,回転の運動方程式を立てることができる。 | 質点系,剛体について,回転の運動方程式を立てることができない。 |
評価項目3 | 熱力学の第一,第二法則を理解し,気体の熱力学的過程へ適用できる。 | 熱力学の第一,第二法則を理解できる。 | 熱力学の第一,第二法則を理解できない。 |
評価項目4 | 電磁気学に関する基本法則を理解し,身の回りの電磁気現象へ適用できる。 | 電磁気学に関する基本法則を理解できる。 | 電磁気学に関する基本法則を理解できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
質点の力学,剛体の力学,熱力学,電磁気学の各分野について,代表的な演習問題を解くことによって,物理学の論理的な考え方を身につける。
授業の進め方・方法:
注意点:
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
1.質点の力学 運動の法則・保存力
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速度・加速度,放物運動,空気抵抗のある運動を理解する。
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2週 |
中心力・相対運動 |
粗い斜面上の運動,ポテンシャルをもつ力,円周上の運動,単振り子,運動量と力積を理解する。
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3週 |
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角運動量保存,万有引力,人工衛星の運動,慣性力,コリオリの力を理解する。
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4週 |
2.質点系・剛体の力学 質点系の運動 |
質量中心,分裂,衝突,質量の変化する物体の運動を理解する。
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5週 |
剛体の運動 |
重心,慣性モーメント,剛体のつり合いを理解する。
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6週 |
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剛体の運動方程式,剛体に与えた撃力を理解する。
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7週 |
(中間試験) |
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8週 |
3.熱 温度と熱 |
熱膨張,気体分子運動論,熱量保存を理解する。
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4thQ |
9週 |
熱力学の第一法則 |
熱力学の第一法則,熱力学的過程を理解する。
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10週 |
熱力学の第二法則 |
熱力学の第二法則,エントロピーを理解する。
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11週 |
4.電気・磁気 電場・電位,電気容量,静電場のエネルギー |
様々な電荷による電場,電気容量,静電場のエネルギーを理解する。
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12週 |
電流と磁場の間の作用 |
キルヒホッフの法則,ホイートストンブリッジ,ビオ・サバールの法則,ローレンツ力を理解する。
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13週 |
電磁誘導,交流 |
電磁誘導,インダクタンス,交流回路を理解する。
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14週 |
マクスウェル方程式と電磁波 |
マクスウェル方程式,平面電磁波を理解する。
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15週 |
(期末試験) |
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16週 |
総復習 |
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評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |