情報処理

科目基礎情報

学校 茨城工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 情報処理
科目番号 0013 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 物質工学科(2016年度以前入学生) 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 Word/Excel/Power Point 標準テキスト(技術評論社)
担当教員 鈴木 康司,鈴木 喜大

到達目標

1.文章作成ソフト、表計算、プレゼンテーション、化学構造式描写ソフトなどのソフトウェアの基本的操作を習得する。
2.プレゼンテーションツールの使い方に習熟し、プレゼンテーションツールを用いた発表ができるようになる。
3.ソフトウェアを用いた実験レポートの作成や、研究発表に関する基本的技術を習得する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1文章作成ソフト、表計算、化学構造式描写ソフトなどのソフトウェアの操作が自在にできる。文章作成ソフト、表計算、化学構造式描写ソフトなどのソフトウェアの操作がテキスト等を見ればできる。文章作成ソフト、表計算、化学構造式描写ソフトなどのソフトウェアの操作ができない。
評価項目2プレゼンテーションツールの使い方に習熟し、プレゼンテーションツールを自在に用いた発表ができるようになる。プレゼンテーションツールの使い方に習熟し、プレゼンテーションツールを用いた発表がテキスト等を参考にすればできるようになる。プレゼンテーションツールの使い方に習熟し、プレゼンテーションツールを用いた発表ができない。
評価項目3ソフトウェアを用いた実験レポートの作成や、研究発表に関する高度な技術を有する。ソフトウェアを用いた実験レポートの作成や、研究発表に関する基本的技術を有す る。ソフトウェアを用いた実験レポートの作成や、研究発表に関する基本的技術を習得できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (A)(イ) 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 (B)(ロ) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
パーソナルコンピュータ上で動作する文書作成・表計算・プレゼンテーション等のツールの仕組みや操作を体験し習得する。その上で、テーマに沿った文章表現や図形表現を行い、全員の前で発表することにより、各自のプレゼンテーション能力を高め、表現する力を養う。
授業の進め方・方法:
授業は原則として電子計算機演習室で行う。プレゼンテーション発表会は教室を予定している。、授業では課題のプリントを配布するので期限内に提出をすること。定期試験は行わなず、提出課題内容と一部学生による相互評価を取り入れた発表で評価する。授業後にはプリントの内容を復習すること。
注意点:
欠席すると習熟度・理解が大幅に遅れるので、できるだけ欠席しないように。内容のあるオリジナリティ溢れる発表を期待しています。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業概要説明 講義計画、概要、ソフト、電子計算機演習室利用ルール等の確認ができる
2週 プレゼンテーションツールの操作方法 テンプレートの利用、アウトラインからの作成、ノートの利用、効果的なプレゼンテーションを行うための極意の修得できる
3週 プレゼンテーションツールを用いた指定課題の図表作成 図表、写真の作成と挿入方法の修得ができる
4週 指定課題のアニメーションの作成と挿入方法 アニメーション、動画の挿入方法の修得と課題提出
5週 選択課題に沿ったプレゼンテーション(1) 選択課題の決定とスライドレイアウトの練習ができる
6週 選択課題に沿ったプレゼンテーション(2) 基本操作の再確認と課題作成ができる
7週 選択課題に沿ったプレゼンテーション(3) 課題の完成と提出できる
8週 復習 前半のまとめ、質問への回答
2ndQ
9週 自由課題プレゼンテーションの準備(1) 発表課題と構想案の作成、案の提出ができる
10週 自由課題プレゼンテーションの準備(2) プレゼン用スライドの作成ができる
11週 自由課題プレゼンテーションの準備(3) 発表原稿の作成ができる
12週 自由課題プレゼンテーションの準備(4) スライド最終確認、発表の練習を行う
13週 自由課題プレゼンテーションの発表(1) 2グループに分けてのプレゼンテーション(1)
14週 自由課題プレゼンテーションの発表(2) 2グループに分けてのプレゼンテーション(2)
15週 自由課題プレゼンテーションの発表(3) 2グループに分けてのプレゼンテーション(3)
16週 自由課題プレゼンテーションの発表(4) グループ最優秀者によるプレゼンテーション
後期
3rdQ
1週 化学構造式描写ソフト(1) ChemSketchを用いた構造式作成ができる
2週 化学構造式描写ソフト(2) 構造式エディタとワードとの連携、課題提出を行う
3週 実験レポートの作成(1) パソコンを使った実験レポート作成の基礎を理解できる
4週 実験レポートの作成(2) エクセルによるデータ入力とグラフの作成ができる
5週 実験レポートの作成(3) ワードとエクセルの連携ができる
6週 実験レポートの作成(4) ChemSketchによる構造式作成、実験レポート提出ができる
7週 復習 ここまでのまとめ、質問への回答
8週 プレゼンテーションの構想、発表テーマの取材 英語による自由課題プレゼンテーションのテーマ構想を行う
4thQ
9週 プレゼンテーション用資料作成(1) アウトラインの作成、スライドの構成ができる
10週 プレゼンテーション用資料作成(2) 英語によるスライド作成作業を行う
11週 プレゼンテーション用資料作成(3) スライドの完成と英語原稿の作成と課題提出ができる
12週 英語によるプレゼンテーション(1) 2グループに分けてのプレゼンテーション(1)
13週 英語によるプレゼンテーション(2) 2グループに分けてのプレゼンテーション(2)
14週 英語によるプレゼンテーション(3) 2グループに分けてのプレゼンテーション(3)
15週 英語によるプレゼンテーション(4) グループ最優秀者によるプレゼンテーション
16週 まとめと講評 情報処理のまとめと講評

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオ課題内容合計
総合評価割合040100050100
基礎的能力0155002040
専門的能力0255003060
分野横断的能力0000000