到達目標
1.文献(学術論文)を検索する方法に習熟し、インターネットを使って目的の文献を検索できるようにすること。
2.検索によって入手した文献について、英文の文献要旨(アブストラクト)を短時間で読解できるようにすること。
3.オリジナルの論文を読み、それを要約して、その内容を一定時間内で発表できること。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 文献(学術論文)を検索する方法を習熟し、インターネットを使って目的の文献をすばやく検索することができる。 | 文献(学術論文)を検索する方法を習熟し、インターネットを使って目的の文献を検索することができる。 | 文献(学術論文)を検索する方法を習熟し、インターネットを使って目的の文献を検索することができない。 |
評価項目2 | 検索によって入手した文献について、英文の文献要旨(アブストラクト)を短時間で読解できる。また、専門用語にも十分に理解できる。 | 検索によって入手した文献について、英文の文献要旨(アブストラクト)を読解できる。ある程度専門用語にも理解できる。 | 検索によって入手した文献について、英文の文献要旨(アブストラクト)を読解できない。ある程度専門用語にも理解できない。 |
評価項目3 | 目的の文献を検索し、それを読解した学修成果の要約を所定の時間内でわかりやすく発表することができる。 | 目的の文献を検索し、それを読解した学修成果の要約を所定の時間内で発表することができる。 | 目的の文献を検索し、それを読解した学修成果の要約を所定の時間内で発表することができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
研究を進める上で関連する分野の文献を収集調査することは必要不可欠なことである。膨大な量の文献の中から目的の文献を調査する方法について解説するとともに、自ら文献を調査・入手・読解するまでを体験して、文献検索のノウハウを養うとともに文献内容の発表を通してプレゼンテーション力の養成を目標とする。
授業の進め方・方法:
成績の評価は、検索実習における課題レポートの成績を40%、プレゼンテーションにおける成績を60%として行い、合計の成績が60点以上の者を合格とする。
注意点:
各種の情報・文献を調べることは重要なことであるので、この授業では各自の卒業研究に関連した文献あるいは興味を持つ研究の文献を自分の手で探し出し、文献を読んで内容を要約できるように努力してもらいたい。
要旨の和訳がありますが、英語文献の内容を正しく理解するために専門用語票を予習しておくことが望ましい。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
化学文献の情報検索について |
文献検索の必要性と情報源には何があるかについて。
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2週 |
1次文献情報について(1) |
原著情報と電子ジャーナルについて、その概要と活用方法について学ぶ。
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3週 |
電子ジャーナルオンライン検索実習(1) |
電子ジャーナルの利用法と膨大なデータから目的の文献を検索する方法について学ぶ。
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4週 |
1次文献情報 について(2) |
特許情報についてその意味と情報の入手について学ぶ。
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5週 |
電子ジャーナルオンライン検索実習(2) |
特許情報の利用法と膨大なデータから目的の特許情報を検索する方法について学ぶ。
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6週 |
2次文献情報 について |
Chemical Abstractについて、概要とその内容と 検索方法の概要について学ぶ。
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7週 |
Chemical Abstract Service (CAS)の検索方法(1) |
Chemical Abstractのオンラインサービス版であるCAS について利用方法、効果的な検索方法について学ぶ。
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8週 |
(中間試験) |
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2ndQ |
9週 |
Chemical Abstract Service (CAS)の検索方法(2) |
CASに含まれるいくつかの書誌情報以外のデータベースの利用方法について学ぶ。
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10週 |
日本における学術情報データベースについて |
国内で作成されている学術情報データベースの概要とその活用法について学ぶ。
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11週 |
学術情報データベース検索実習 |
本校で利用可能な学術情報データベースを利用して目的の文献情報を検索する。
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12週 |
プレゼンテーション(1) |
目的の文献を検索し、それを読解した学修成果を各自が所定の時間内で発表する。
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13週 |
プレゼンテーション(2) |
同上。
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14週 |
プレゼンテーション(3) |
同上。
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15週 |
(期末試験) |
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16週 |
データベースの進化とセキュリティについて |
年々進化する学術データベースの状況と獲得した情報と著作権との関連ついて学ぶ。
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評価割合
| レポート | プレゼンテーション | 合計 |
総合評価割合 | 40 | 60 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 40 | 60 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |