| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
| 熱力学的概念を理解し、複雑な系においてもイオン強度や活量係数を計算できる。 | 熱力学的概念は理解しているが単純な系でのみイオン強度や活量係数の計算ができる。 | 熱力学的概念の理解が乏しく、単純な系でもイオン強度や活量係数の計算ができない。 |
| 応用力が必要な複雑な溶液系においてもpH計算ができ、滴定における量的関係が理解できている。 | 単純な酸塩基溶液系においてのみpH計算ができ、滴定の量的関係を理解できている。 | 酸と塩基の概念が理解できない。pH計算ができない。 |
| 錯体形成反応の概念を理解し、説明ができ平衡定数を用いた計算やキレート滴定の諸計算ができる。 | 錯体形成反応の概念を理解し、説明ができ平衡定数を用いた計算ができる。 | 錯体形成反応の概念について、説明ができない。平衡定数を用いた計算ができない。 |
| 酸化還元電極電位の]計算ができる。平衡定数と電極電位の関係を説明できる。 | 酸化還元の概念を理解し、ネルンストの式を使って酸化還元電極電位の]計算ができる。 | 酸化還元の概念を理解できていない、ネルンストの式を使って酸化還元電極電位の]計算ができるない。 |
| 溶解度積と沈殿生成・溶解の関係を説明できる。溶解度積を用いて諸計算ができる。 | 溶解度積と沈殿生成・溶解の関係を説明できる。溶解度積を用いて単純な系での計算ができる。 | 溶解度積と沈殿生成・溶解の関係を説明できない。溶解度積を用いて単純な系での計算もできない。 |
| 溶媒抽出の概念を
理解している。分配定数を用いて分配量の計算ができる。溶媒抽出による分離濃縮法を考案できる。 | 溶媒抽出の概念を
理解している。分配定数を用いて分配量の計算ができる。 | 溶媒抽出の概念の
理解が不足している分配定数を用いて分配量の計算ができない。 |