到達目標
1.国際単位について説明できる。
2.有効数字の四則演算ができる。
3.計測における誤差を正しく理解でき,誤差の統計的な扱いが出来る。
4.最小二乗法を用い,回帰直線を求めることができる。
5.測定データの回帰分析,分散分析ができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1
| 正確に説明ができる。 | ほぼ正確に説明ができる。 | ほとんどまたは全く説明ができない。 |
評価項目2 | 有効数字の四則演算が正確にできる。 | 有効数字の四則演算がほぼ正確にできる。 | 有効数字の四則演算ができない。 |
評価項目3 | 計測における誤差を正しく理解でき,誤差の統計的な扱いが正確に出来る。 | 計測における誤差を正しく理解でき,誤差の統計的な扱いがほぼ正確に出来る。 | 計測における誤差が理解できず,誤差の統計的な扱いができない。 |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 ③
説明
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JABEE (C)
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教育方法等
概要:
この授業では、主に測定で得られたデータの処理方法と分析方法について学びます。
授業の進め方・方法:
授業は講義と演習を組合せて行います。また、講義は教科書を中心に進めますが、必要に応じて関連する資料を配布し、説明します。
注意点:
パソコンを使った演習も行います。パソコンを持ってきてもらうか、情報センターの演習室で行うかは別途連絡いたします。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
測定と計測 |
測定と計測の意味を理解し、説明ができる。
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2週 |
物理量の単位 |
国際単位(基本単位:7個,組立て単位:2個)の定義について説明ができる。
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3週 |
機械力学におけるSI組立単位 |
機械力学におけるSI組立単位について説明ができる。
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4週 |
電気工学・熱力学におけるSI組立単位 |
電気工学・熱力学におけるSI組立単位について説明ができる。
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5週 |
測定の誤差と有効数字 |
測定の誤差と有効数字の持っている意味を理解し、説明できる。有効数字の四則演算ができる。
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6週 |
計算過程での誤差および測定の精度 |
種々の誤差の生じる原因と偶然誤差の正規分布、精密さと正確さについて理解し、説明ができる。
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7週 |
精度の表し方 |
精度の表し方について理解し、説明ができる。
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8週 |
間接測定と誤差および測定精度の向上 |
ガウスの誤差伝搬則を使用し、間接誤差を計算できる。測定精度の向上を図る方法を説明できる。
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4thQ |
9週 |
最小二乗法(1) |
変数が二つのときに最小二乗法を用いて、回帰直線(一次式)を求めることができる。
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10週 |
最小二乗法(2) |
変数がm個のときに最小二乗法を用いて、回帰直線(一次式)を求めることができる。
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11週 |
2次形式の最小二乗法 |
最小二乗法を使い、2次形式の近似式を求めることができる。
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12週 |
データの補間:ラグランジュの補間法 |
ラグランジュの補間法を使い、補間多項式を求めることができる。
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13週 |
データの補間:スプライン補間法 |
スプライン補間法の補間法を使い、補間多項式を求めることができる。
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14週 |
回帰分析と相関 |
相関係数を求め、二つの変数に相関関係があるかどうかを判断することができる。
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15週 |
分散分析 |
分散分析法を用い、ふたつの母集団に差があるかどうかを検定することができる。
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16週 |
定期試験 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の工学実験・実習能力 | 機械系分野【実験・実習能力】 | 機械系【実験実習】 | 実験・実習の目標と心構えを理解し、実践できる。 | 3 | |
災害防止と安全確保のためにすべきことを理解し、実践できる。 | 3 | |
レポートの作成の仕方を理解し、実践できる。 | 3 | |
ノギスの各部の名称、構造、目盛りの読み方、使い方を理解し、計測できる。 | 3 | |
マイクロメータの各部の名称、構造、目盛りの読み方、使い方を理解し、計測できる。 | 3 | |
ダイヤルゲージ、ハイトゲージ、デプスゲージなどの使い方を理解し、計測できる。 | 3 | |
けがき工具を用いてけがき線をかくことができる。 | 3 | |
やすりを用いて平面仕上げができる。 | 3 | |
ねじ立て工具を用いてねじを切ることができる。 | 3 | |
旋盤主要部の構造と機能を説明できる。 | 3 | |
ボール盤の基本操作を習得し、穴あけなどの作業ができる。 | 3 | |
評価割合
| 中間試験 | 定期試験 | レポート | 合計 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 100 | 0 | 200 | 400 |
総合評価割合 | 50 | 50 | 0 | 100 | 200 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 50 | 50 | 0 | 100 | 200 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |