工学デザイン

科目基礎情報

学校 小山工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 工学デザイン
科目番号 0016 科目区分 専門 / 必合格
授業形態 講義・演習・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 大島 隆一,増山 知也

到達目標

1.3次元の形状を図示することができる.
2.表現方法と思考方法を理解し,簡単なデザイン活動を実践できる.
3.現代におけるデザインの役割を理解し,説明できる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
1.3次元の形状を図示することができる.的確に図示できるある程度図示できる全く図示できない
2.表現方法と思考方法を理解し,簡単なデザイン活動を実践できる.的確に実践できるある程度実践できる全く実践できない
3.現代におけるデザインの役割を理解し,説明できる.的確に説明できるある程度説明できる全く説明できない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 ② 説明 閉じる

教育方法等

概要:
現代におけるデザインの役割を学び、表現方法と思考方法を習得することを目指す授業である。
授業の進め方・方法:
講義と個人およびグループによる実習ならびにプレゼンテーションを含む。
注意点:
授業において適宜宿題を課すことがある。欠席した学生に対して教員側から特別な連絡はしないので、欠席した場合には次週の授業までにクラスメイトや担当教員に欠席した分の授業内容や宿題の有無などを自ら聞くこと。特別な理由がある場合を除いて、欠席したことを理由に宿題の〆切を延長するなどの配慮は行わない。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 デザイン概論/デザインとは デザインの役割を理解できる
2週 表現基礎/投影図,等角図,キャビネット図の書き方と演習 物体の投影図,等角図,キャビネット図を描くことができる
3週 表現基礎/投影図,等角図,キャビネット図の書き方と演習 物体の投影図,等角図,キャビネット図を描くことができる
4週 表現基礎/投影図,等角図,キャビネット図の書き方と演習 物体の投影図,等角図,キャビネット図を描くことができる
5週 表現基礎/展開図の書き方と演習 物体の展開図を描くことができる
6週 表現基礎/展開図の書き方と演習 展開図を折り曲げ,三次元形状をつくることができる
7週 表現基礎/展開図の書き方と演習 展開図を折り曲げ,三次元形状をつくることができる
8週 中間試験 物体の形状を紙に描くことができる
4thQ
9週 デザイン実習/デザインとは、課題説明、ディスカッション<課題抽出> 新製品を提案する前提として,現状の問題点を指摘することができる
10週 デザイン実習/ディスカッション<課題解決の方策> 課題を解決する方法を合理的に提案することができる
11週 デザイン実習/作成<製品の構想> 目的を達成する製品の構想を描くことができる
12週 デザイン実習/作成・提出(横1枚)<製品PR資料作成> 製品の特徴を他者にわかるように伝えることができる
13週 デザイン実習/中間コメント、ディスカッション <製品の再構想> 目的を達成する製品の構想を再構築することができる
14週 デザイン実習/作成+提出(横3枚) 製品の特徴を他者にわかるように伝える資料を作成することができる
15週 デザイン実習/発表 製品の特徴を他者にわかるように伝えることができる
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。1
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。1
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。1
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。1
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。1
他者の意見を聞き合意形成することができる。1
合意形成のために会話を成立させることができる。1
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。1
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。1
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。1

評価割合

試験提出物(中間)提出物合計
総合評価割合102565100
分野横断的能力(図学)1004050
分野横断的能力(デザイン実習)0252550