科目基礎情報

学校 小山工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 歴史
科目番号 0019 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 明解世界史図説エスカリエ
担当教員 長峰 博之

到達目標

1.古代から現代までの大きな歴史の流れを理解する。
2.世界の近現代史の流れを説明することができる。
3.歴史的思考力を養い、現代の社会を客観的・相対的にとらえることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1古代から現代までの大きな歴史の流れを正確に理解することができる。古代から現代までの大きな歴史の流れを理解することができる。古代から現代までの大きな歴史の流れを理解できない。
評価項目2世界の近現代史の流れを正しく説明することができる。世界の近現代史の流れを説明することができる。世界の近現代史の流れを説明することができない。
評価項目3歴史的思考力を養い、正確に現代の社会を客観的・相対的にとらえることができる。歴史的思考力を養い、現代の社会を客観的・相対的にとらえることができる。歴史的思考力を養い、現代の社会を客観的・相対的にとらえることができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 ① 説明 閉じる

教育方法等

概要:
正しい歴史的知識を習得し、歴史的思考力を養い、社会を客観的・相対的にとらえる訓練をする。
授業の進め方・方法:
授業は配布プリントを中心に、おもに講義形式で行う。到達目標1~3、前期後期それぞれに実施する中間試験及び定期試験(計4回)において60%以上の得点により達成とする。
注意点:
歴史は暗記科目ではないが、必要な歴史的知識は修得してほしい。ただし、知識を習得したうえで思考することが肝要である。試験においては、基本的な歴史的知識を問うと同時に、論述問題を課す。また何よりも大切なことは、歴史を楽しみながら学ぶことである。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 東アジア世界



左記内容を理解する
2週 東南アジア世界・南アジア世界 左記内容を理解する
3週 西アジア世界 左記内容を理解する
4週 ヨーロッパ世界(南北アメリカ、アフリカ・ユーラシアの交流圏) 左記内容を理解する
5週 中華帝国の繁栄と東アジア 左記内容を理解する
6週 15~17世紀の東南アジア・西アジアと南アジア 左記内容を理解する
7週 16世紀のヨーロッパ 左記内容を理解する
8週 前期中間試験 左記内容を理解する
2ndQ
9週 主権国家体制と世界商業 左記内容を理解する
10週 ヨーロッパとアメリカの諸革命・産業革命と世界市場の拡大
左記内容を理解する
11週 ヨーロッパの動乱の波及 左記内容を理解する
12週 ウィーン体制とその崩壊 左記内容を理解する
13週 国民国家への道 左記内容を理解する
14週 東アジアの変容・東南アジアの変容 左記内容を理解する
15週 南アジアの変容・西アジア、アフリカの変容 左記内容を理解する
16週
後期
3rdQ
1週 急変する人類社会
左記内容を理解する
2週 植民地の拡大と深まる国家の対立 左記内容を理解する
3週 アジア、アフリカの抵抗運動 左記内容を理解する
4週 第一次世界大戦 左記内容を理解する
5週 戦後秩序の形成 左記内容を理解する
6週 世界恐慌とファシズム 左記内容を理解する
7週 第二次世界大戦 左記内容を理解する
8週 後期中間試験 左記内容を理解する
4thQ
9週 戦後世界の形成 左記内容を理解する
10週 戦後世界の形成 左記内容を理解する
11週 冷戦体制の動揺 左記内容を理解する
12週 冷戦の終結
左記内容を理解する
13週 グローバル化とアメリカ合衆国・地域統合の模索
左記内容を理解する
14週 動揺する中東と世界の地域紛争・アジアの変容と多様化
左記内容を理解する
15週 歴史とは何か 左記内容を理解する
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会地理歴史的分野世界の資源、産業の分布や動向の概要を説明できる。2
民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。2
近代化を遂げた欧米諸国が、19世紀に至るまでに、日本を含む世界を一体化していく過程について、その概要を説明できる。2
帝国主義諸国の抗争を経て二つの世界大戦に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、平和の意義について考察できる。2
第二次世界大戦後の冷戦の展開からその終結に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、そこで生じた諸問題を歴史的に考察できる。2
19世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係について、その概要を説明できる。2

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力1000000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000