機械工学演習Ⅰ

科目基礎情報

学校 小山工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 機械工学演習Ⅰ
科目番号 0027 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材 北側・井田、他 「SI版 水力学(基礎と演習)」 パワー社 (1988)
担当教員 増淵 寿,加藤 岳仁

到達目標

機械工学の基礎科目(水力学、熱力学、機械力学)について,基本的な問題を確実に解くことができる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1機械工学の基礎科目(水力学、熱力学、機械力学)について,基本的な問題を正確に解くことができる機械工学の基礎科目(水力学、熱力学、機械力学)について,基本的な問題を解くことができる機械工学の基礎科目(水力学、熱力学、機械力学)について,基本的な問題を確実に解くことができない
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

JABEE (A) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
問題演習を通して、機械工学の基礎科目(水力学、熱力学、機械力学)の理解を深める.
授業の進め方・方法:
事前に連絡した機械工学専門科目の問題演習を行う.
実施の詳細については別途「日程表」を配布する.
注意点:
この授業は増淵と加藤とが分担して担当する.
全てのレポートの期限内の提出を合格の必須条件とする.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 熱力学・機械工学基礎科目 分野(1) 仕事と力学的エネルギーに関する基本的な問題を解くことができる
2週 熱力学・機械工学基礎科目 分野(2) 運動量保存の法則に関する計算ができる
3週 熱力学・機械工学基礎科目 分野(3) 力学的エネルギー保存の法則を理解し、それに関する問題を解くことができる
4週 水力学 分野(1)粘性・圧縮性 流体の粘性と圧縮性に関する基本的な問題を解くことができる
5週 水力学 分野(2)静水圧とマノメータ 静止流体中の圧力とマノメータに関する基本的な問題を解くことができる
6週 水力学 分野(3)平面板に作用する圧力合力 静止流体中に置かれた平面板に作用する圧力合力の計算ができる。
7週 水力学 分野(4)曲面板に作用する圧力合力 静止流体中に置かれた曲平面板に作用する圧力合力の計算ができる。
8週 熱力学・機械工学基礎科目 分野(4) 熱容量と比熱を理解し、熱量に関する計算ができる
2ndQ
9週 熱力学・機械工学基礎科目 分野(5) 理想気体の状態方程式を理解し、それに関する問題を解くことができる
10週 熱力学・機械工学基礎科目 分野(6) 熱力学第一法則を理解し、それに関する問題を解くことができる
11週 熱力学・機械工学基礎科目 分野(7) 熱力学第二法則を理解し、説明することができる
12週 水力学 分野(5)浮力 アルキメデスの原理を理解し、浮力の計算ができる
13週 水力学 分野(6)相対的静止 相対的静止の状態にある液体について、液面形状と圧力分布を求めることができる
14週 水力学 分野(7)連続の式 流体の質量保存則を理解し、連続の式を使った計算ができる
15週 水力学 分野(8)小試験 これまでに学習した内容を理解する
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学機械系分野熱流体流体の定義と力学的な取り扱い方を理解し、適用できる。4
流体の性質を表す各種物理量の定義と単位を理解し、適用できる。4
ニュートンの粘性法則、ニュートン流体、非ニュートン流体を説明できる。4
絶対圧力およびゲージ圧力を説明できる。4
液柱計やマノメーターを用いた圧力計測について問題を解くことができる。4
平面や曲面に作用する全圧力および圧力中心を計算できる。4
物体に作用する浮力を計算できる。4
連続の式を理解し、諸問題の流速と流量を計算できる。4

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合401000050100
基礎的能力0000000
専門的能力401000050100
分野横断的能力0000000