到達目標
1. 現代と異なる価値観をもつ15~17世紀の日本社会の多様なあり方、特色を説明できる。
2.我々が知ることができる「歴史」とは、後世の由緒等を含み形成されたものであることを理解できる。
3.日本史研究の進展に伴う学説の変化等により、歴史の捉え方が変わることを理解できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | | | |
評価項目2 | | | |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
日本中世社会のあり方を考察し、現代社会を相対化する。
また、歴史とは、史実に加え、その後の言説が加わりながら形成されていくものであることを理解する。
授業の進め方・方法:
講義を中心とし、学生諸君のリサーチの発表を行う
注意点:
講義の中で、毎時間、授業内容に関連したリアクションペーパーの提出を求めます。
積極的に授業に参加するように。
定期試験では、各自のリサーチに基づいた小論文を課します
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
1.イントロダクション 歴史の実像と虚像 |
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2週 |
2.歴史の読み解き方 情報リテラシーとリサーチ |
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3週 |
3.戦国時代① 中世から近世へ 何が変わり、何が変わらなかったのか? 自力救済社会の終焉 |
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4週 |
4.戦国時代② 戦国時代の終焉とは 戦国大名としての信長・秀吉・家康 中世の兵農分離 |
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5週 |
5.信長の時代① 対伝統的権力 -天皇・朝廷、将軍、寺社勢力 |
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6週 |
6.信長の時代② 都市・流通政策 -関所の撤廃、楽市楽座、撰銭令 |
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7週 |
7.信長の時代③ 軍事的カリスマ性の実態 -桶狭間・長篠の戦い、本能寺の変、信長の天下統一事業 |
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8週 |
8.中間試験 |
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4thQ |
9週 |
9. 秀吉の時代① 代表的とされる政策 -太閤検地・刀狩・惣無事・キリシタン禁制 |
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10週 |
10.秀吉の時代② 朝廷への接近と文化政策 -天皇・朝廷、官位と家柄操作 |
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11週 |
11.秀吉の時代③ 秀吉の対外戦争 -朝鮮出兵・冊封体制 |
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12週 |
12.家康の時代① 権力確立まで -今川の人質時代から豊臣大名徳川氏へ |
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13週 |
13.家康の時代② 豊臣五大老から天下人へ -家康と江戸、徳川家臣団 |
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14週 |
14.家康の時代③ 関ヶ原の戦いと大坂の陣 -東照神君の成立 |
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15週 |
15.総括 |
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16週 |
前期定期試験 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 社会 | 地歴 | 人間活動と自然環境との関わりや、産業の発展が自然環境に及ぼした影響について、地理的または歴史的観観点から理解できる。 | 3 | |
社会や自然環境に調和した産業発展に向けた現在までの取り組みについて理解できる。 | 3 | |
公民 | 哲学者の思想に触れ、人間とはどのような存在と考えられてきたかについて理解できる。 | 3 | |
諸思想や諸宗教において、好ましい社会と人間のかかわり方についてどのように考えられてきたかを理解できる。 | 3 | |
地歴・公民 | 現代科学の考え方や科学技術の特質、科学技術が社会や自然環境に与える影響について理解できる。 | 3 | |
社会や自然環境に調和し、人類にとって必要な科学技術のあり方についての様々な考え方について理解できる。 | 3 | |
環境問題、資源・エネルギー問題、南北問題、人口・食糧問題といった地球的諸課題とその背景について理解できる。 | 3 | |
国際平和・国際協力の推進、地球的諸課題の解決に向けた現在までの取り組みついて理解できる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 | 100 |
基礎的能力 | 70 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |