情報処理

科目基礎情報

学校 小山工業高等専門学校 開講年度 2019
授業科目 情報処理
科目番号 0031 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 内山・河野他「学生のためのC」東京電機大学出版局
担当教員 山下 進

到達目標

1.Excelを用いた表計算ができる。
2.PowerPointを用いてプレゼンテーション用スライドが作成できる。
3.タグを用いてホームページ(HTML文書)の作成ができる。
4.問題に対して、流れ図の作成とC言語によるプログラミングができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1Excelの基本操作ができる。説明を受けながら、Excelの基本操作ができる。Excelの基本操作ができない。
評価項目2PowerPointの基本操作ができる。説明を受けながら、PowerPointの基本操作ができる。PowerPointの基本操作ができない。
評価項目3HTMLを用いて、ホームページが作成できる。説明を受けながら、HTMLを用いて、ホームページが作成できる。HTMLを用いて、ホームページが作成できない。
評価項目4C言語を用いたプログラムが作成できる。説明を受けながら、C言語を用いたプログラムが作成できる。C言語を用いたプログラムが作成できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 ⑤ 説明 閉じる

教育方法等

概要:
前半は、表計算ソフトExcelおよびスライド作成ソフトPowerPointの基本的な操作方法を学ぶ。後半は、HTML文書を作成し、簡単なホームページの作成を行う。またプログラミング言語のCを用いて、簡単な数値処理ができるようにする。
授業の進め方・方法:
Excel,PowerPoint,HTMLは、情報センターのパソコンを使用した授業のみである。C言語については、文法的な説明やFlow ChartはHR,プログラムの入力、コンパイル、リンク、実行作業は情報センターで行う。
注意点:
WEB上に授業のページがあり、試験の範囲などの情報を掲載するので、適宜見ること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 Excel入門(1):表計算の基礎(情報センター) Excelを用いて、表計算ができること。
2週 Excel入門(2):グラフの作成(情報センター) Excelを用いて、グラフの作成ができること。
3週 Excel入門(3):相対参照と絶対参照(情報センター) Excelの相対参照と全体参照が理解できること。
4週 Excel実践(1):補助教材プリント(情報センター) Excelを用いて、実践的な応用ができること。
5週 Excel実践(2):補助教材プリント(情報センター) Excelを用いて、実践的な応用ができること。
6週 PowerPointによるスライド作成(1)(情報センター) PowerPointを用いて、スライド作成ができること。
7週 PowerPointによるスライド作成(2)(情報センター) PowerPointを用いて、スライド作成ができること。
8週 前期中間試験(情報センター) 試験範囲が理解できること。
2ndQ
9週 答案返却と解説、ホームページの作成(1)(情報センター) 中間試験の内容が理解できること。HTMLを使用して、簡単なホームページの作成ができること。
10週 ホームページの作成(2):(情報センター) HTMLを使用して、簡単なホームページの作成ができること。
11週 ホームページの作成(3):(情報センター) HTMLを使用して、簡単なホームページの作成ができること。
12週 C言語(1):プログラム作成から実行まで(HR) C言語の実行手順が理解できること。
13週 C言語(2):(入出力)(情報センター) 入出力の考え方が理解できること。
14週 C言語(3):(入出力)(情報センター) 入出力処理をC言語で記述できること。
15週 前期定期試験 試験範囲が理解できること。
16週 C言語(4):(四則演算)(情報センター)・試験返却 四則演算の考え方が理解できること。試験結果の間違いを正せること。
後期
3rdQ
1週 C言語(5):(四則演算)(情報センター) 四則演算処理をC言語で記述できること。
2週 C言語(6):(選択処理)(情報センター) 選択処理の考え方が理解できること。
3週 C言語(7):(選択処理)(情報センター) 選択処理をC言語で記述できること。
4週 C言語(8):(反復処理)(情報センター) 反復処理の考え方が理解できること。
5週 C言語(9):(反復処理)(情報センター) 反復処理をC言語で記述できること。
6週 C言語(10):総合演習1(情報センター) 演習問題が解けること。
7週 C言語(11):総合演習2(情報センター) 演習問題が解けること。
8週 後期中間試験(HR) 試験範囲が理解できること。
4thQ
9週 答案返却と解説、C言語(12):(1D配列)(HR) 1次元配列の考え方が理解できること。
10週 C言語(13):(1D配列)(情報センター) 1次元配列を用いた処理をC言語で記述できること。
11週 C言語(14):(2D配列)(情報センター) 2次元配列の考え方が理解できること。
12週 C言語(15):(2D配列)(情報センター) 2次元配列を用いた処理をC言語で記述できること。
13週 C言語(16):総合演習1(情報センター) 演習問題が解けること。
14週 C言語(17):総合演習2(情報センター) 演習問題が解けること。
15週 C言語(18):総合演習3(情報センター) 演習問題が解けること。
16週 後期定期試験 試験範囲が理解できること。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシー情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。3
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。3
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。3
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。3
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。3
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。3
任意のプログラミング言語を用いて、構築したアルゴリズムを実装できる。3
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。3
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。3
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している3
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。3
専門的能力分野別の専門工学機械系分野情報処理プログラムを実行するための手順を理解し、操作できる。4
定数と変数を説明できる。4
整数型、実数型、文字型などのデータ型を説明できる。4
演算子の種類と優先順位を理解し、適用できる。4
算術演算および比較演算のプログラムを作成できる。4
データを入力し、結果を出力するプログラムを作成できる。4
条件判断プログラムを作成できる。4
繰り返し処理プログラムを作成できる。4
一次元配列を使ったプログラムを作成できる。4

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオ課題合計
総合評価割合80000020100
基礎的能力80000020100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000