到達目標
1.行列および行列式の基本的な計算ができる.
2.行列を用いた計算(連立1次方程式の解の導出,階数の計算,座標変換など)を行うことができる.
3.行列の応用(線形変換,固有値,固有ベクトルの導出など)を理解し,問題を解くことができる.
4.行列や固有値・固有ベクトル等の工学への応用例を理解することができる.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 行列および行列式の基本的な計算が正確にできる. | 行列および行列式の基本的な計算ができる. | 行列および行列式の基本的な計算ができない. |
評価項目2 | 行列を用いた計算(連立1次方程式の解の導出,階数の計算,座標変換など)を正確に行うことができる. | 行列を用いた計算(連立1次方程式の解の導出,階数の計算,座標変換など)を行うことができる. | 行列を用いた計算(連立1次方程式の解の導出,階数の計算,座標変換など)を行うことができない. |
評価項目3 | 行列の応用(線形変換,固有値,固有ベクトルの導出など)を理解し,問題を正確に解くことができる. | 行列の応用(線形変換,固有値,固有ベクトルの導出など)を理解し,問題を解くことができる. | 行列の応用(線形変換,固有値,固有ベクトルの導出など)を理解し,問題を解くことができない. |
評価項目4 | 行列や固有値・固有ベクトル等の工学への応用例を正確に理解することができる. | 行列や固有値・固有ベクトル等の工学への応用例を理解することができる. | 行列や固有値・固有ベクトル等の工学への応用例を理解することができない. |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
1.定着のため,低学年で学習した線形代数(行列・行列式)の内容を再度学習する.
2.行列・行列式の工学(機械力学)への応用例を学習する.
授業の進め方・方法:
授業は講義を中心に行う.
授業内容に応じて演習問題を課題として出し,解答の提出を求める.
注意点:
4年までに学習した,物理,工業力学Ⅰ・Ⅱ,微分積分学,代数学・幾何学,線形代数学,応用物理等の内容を復習しておくこと.
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
行列・行列式の理解度の確認 |
これまでに学習してきた行列・行列式についての理解度を確認する.
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2週 |
行列と行列式の演算~和,差,積,逆行列~① |
行列と行列式の演算について理解する.
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3週 |
行列と行列式の演算~和,差,積,逆行列~② |
行列と行列式の演算について理解する.
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4週 |
行列と連立一次方程式,行列の階数,座標変換① |
行列と連立一次方程式,行列の階数,座標変換について理解する.
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5週 |
行列と連立一次方程式,行列の階数,座標変換② |
行列と連立一次方程式,行列の階数,座標変換について理解する.
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6週 |
線形変換① |
線形変換について理解する.
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7週 |
線形変換② |
線形変換について理解する.
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8週 |
前期中間試験 |
これまでに学習した内容を理解する.
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2ndQ |
9週 |
前期中間試験の返却と解説 |
試験で間違えた箇所を理解し,解けるようにする.
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10週 |
行列の固有値,固有ベクトル① |
行列の固有値,固有ベクトルについて理解する.
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11週 |
行列の固有値,固有ベクトル② |
行列の固有値,固有ベクトルについて理解する.
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12週 |
行列の対角化① |
行列の対角化について理解する.
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13週 |
行列の対角化② |
行列の対角化について理解する.
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14週 |
行列の力学・工学への応用例 |
行列の力学・工学への応用例について理解する.
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15週 |
前期定期試験 |
これまでに学習した内容を理解する.
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16週 |
前期定期試験の返却と解説 |
試験で間違えた箇所を理解し,解けるようにする.
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 中間試験 | 定期試験 | レポート等 | 合計 |
総合評価割合 | 40 | 40 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 40 | 40 | 20 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 |