倫理・社会

科目基礎情報

学校 小山工業高等専門学校 開講年度 2019
授業科目 倫理・社会
科目番号 0035 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 なし
担当教員 神谷 悠介

到達目標

1.私たちが今生きている社会の現状と問題点を説明できる。
2.倫理学の基礎概念を説明できる。
3.技術者・専門家の社会的責任を説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1私たちが今生きている社会の現状と問題点を正しく説明できる。私たちが今生きている社会の現状と問題点を説明できる。私たちが今生きている社会の現状と問題点を説明できない。
評価項目2倫理学の基礎概念を正しく説明できる。倫理学の基礎概念を説明できる。倫理学の基礎概念を説明できない。
評価項目3技術者・専門家の社会的責任を正しく説明できる。技術者・専門家の社会的責任を説明できる。技術者・専門家の社会的責任を説明できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 ① 説明 閉じる

教育方法等

概要:
私たちが今生きている社会の現状と問題点を説明できることに重点をおく。同時に倫理学の基礎概念を説明できるるようにし、さらに技術者・専門家の社会的責任を説明できるようにする。
授業の進め方・方法:
上記3点について、前期中間試験、前期末試験、後期中間試験、後期末試験、および授業内課題によって評価する。前期中間試験・前期末試験・後期中間試験・後期末試験を80%、授業内課題を20%で評価する。
注意点:
特になし。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 1.青年期の課題と自己形成1 青年期とは何か 左記内容を理解する
2週 2.青年期の課題と自己形成2 現代に生きる人間の倫理 左記内容を理解する
3週 3.宗教と科学1 宗教と科学の関係の歴史的変遷 左記内容を理解する
4週 4.宗教と科学2 創造論から進化論へ 左記内容を理解する
5週 5.宗教と科学3 宗教の歴史と現在 左記内容を理解する
6週 6.職業生活と家庭生活1 ワークライフバランス 左記内容を理解する
7週 7.職業生活と家庭生活2 就職活動とは何か 左記内容を理解する
8週 8.前期中間試験 左記内容を理解する
2ndQ
9週 9.職業生活と家庭生活3 職業選択と転職活動 左記内容を理解する
10週 10.職業生活と家庭生活4 未婚化・少子化 左記内容を理解する
11週 11.職業生活と家庭生活5 家計管理と夫婦関係 左記内容を理解する
12週 12.エスニシティと民主主義1 民主主義とは何か 左記内容を理解する
13週 13.エスニシティと民主主義2 民族と国民 左記内容を理解する
14週 14.エスニシティと民主主義3 異文化コミュニケーション 左記内容を理解する
15週 15.貧困と格差1 格差社会とは何か 左記内容を理解する
16週 前期定期試験 左記内容を理解する
後期
3rdQ
1週 16.貧困と格差2 貧困と教育 左記内容を理解する
2週 17.ジェンダーとセクシュアリティ1 LGBT 左記内容を理解する
3週 18.ジェンダーとセクシュアリティ2 婚姻制度 左記内容を理解する
4週 19.恋愛・結婚の歴史1 前近代 左記内容を理解する
5週 20.恋愛・結婚の歴史2 近代 左記内容を理解する
6週 21.恋愛・結婚の歴史3 現代 左記内容を理解する
7週 22.環境倫理1 地球温暖化 左記内容を理解する
8週 23.後期中間試験 左記内容を理解する
4thQ
9週 24.環境倫理2 原子力発電と使用済み核燃料 左記内容を理解する
10週 25.環境倫理3 リスク社会論と原子力災害 左記内容を理解する
11週 26.環境倫理4 3.11以降の原子力政策 左記内容を理解する
12週 27.技術者倫理1 ドローンの危険性と可能性 左記内容を理解する
13週 28.技術者倫理2 人工知能と人類の未来 左記内容を理解する
14週 29.戦争と平和1 憲法と立憲主義 左記内容を理解する
15週 30.戦争と平和2 戦争と平和をめぐる思想 左記内容を理解する
16週 前期定期試験 左記内容を理解する

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会現代社会の考察現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。3
工学基礎グローバリゼーション・異文化多文化理解グローバリゼーション・異文化多文化理解それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。3
様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。3
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。3
それぞれの国や地域の経済的・社会的な発展に対して科学技術が果たすべき役割や技術者の責任ある行動について説明できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000020100
基礎的能力80000020100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000