英語Ⅲ

科目基礎情報

学校 小山工業高等専門学校 開講年度 2019
授業科目 英語Ⅲ
科目番号 0037 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義・演習 単位の種別と単位数 履修単位: 3
開設学科 機械工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 3
教科書/教材 Insights2018(金星堂), Practical Situations for the TOEIC Test Listening(成美堂)
担当教員 関根 健雄

到達目標

1.新しい文法事項・構文を習得し,使用できる。
2.語彙を増やし,使用できる。
3.時事的な内容の英文を読み、質問に答えることができる。
4.日常生活に役立つ表現・語彙を聞き取り,関連する問いに答えることができること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1英文記事で使用される単語・表現を正確に理解し、活用することができる。英文記事に使用される単語・表現を理解し、活用することができる。英文記事に使用される単語・表現を理解し、活用することができない。
評価項目2英文の内容を読み取り、内容に関する質問に正確に答えることができる。英文の内容を読み取り、内容に関する質問に答えることができる。英文の内容を読み取り、内容に関する質問に答えることができない。
評価項目3日常生活の様々な状況で用いられる英語での会話・アナウンスを正確に聞き取り、それらに対する質問に正確に答えられる。日常生活の様々な状況で用いられる英語での会話・アナウンスを聞き取り、それらに対する質問に答えられる。日常生活の様々な状況で用いられる英語での会話・アナウンスを聞き取れず、それらに対する質問に答えることもできない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 ③ 説明 閉じる

教育方法等

概要:
様々な分野のニュース記事を英文で取り上げた教科書を使用し、生きた英語を学ぶとともに、読解力と必要な文法を身につけることを第一の目標とする。また、日常生活の様々な場面で用いられる表現を、TOEICの問題を用いてリスニングを行い、リスニング能力の向上とともに、TOEICに対する動機づけやスコア向上を図る。授業では、英文記事の内容を深く理解できるよう、事前にプリントを配布し、自主学習を促す。さらに、授業中にはペアワークやグループワーク等の学生同士の協働作業を取り入れ、互いに教え合うことができる授業体制をとることで、英語学習へのバリアの低減、効率化を図る。
授業の進め方・方法:
・英文記事を通して1・2年次の英文法の復習をするとともに、問題などを通じて、英文法の知識や理解を更に深める。
・TOEICの実践問題に取り組むことでリスニング能力の向上、語彙の増加、学習内容の定着をはかる。
・テキストの音読、ペアワーク、グループワークなどを取り入れ、英語の運用能力を高める。         
・英文記事の題材・話題に興味を持たせるためのペアワークやグループワークを写真やイラスト等を用いて行う。           
 ・英文記事は、自主学習等でまずは各自で大意を理解し質問に答える。その後、文法事項等の確認を行い、読解力の伸長を図る。
注意点:
・予習・復習などの事前・事後の自学自習を必ず行い,授業には辞書を持参すること(電子辞書の使用も可)。
・授業中の飲食(ガムを含む),ゲーム機・音楽機器の使用を禁止する。また特別な指示のない限り,携帯電話・スマートフォンの使用は認めない。
・この授業計画は予定であり,学習状況によって進度や内容を変更する場合は随時授業等で連絡する。
・評価については、①前・後期中間試験,定期試験、その他授業中に行うテストの成績(約70%)、②授業中の小テスト・活動・課題等(約20%)、③TOEIC得点(約10%)で評価する。この割合は変更する場合がある。その場合は随時で連絡する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
Chapter 1 Give Me an Objective Opinion
・技術や社会問題に関する英文を読み、内容を理解し質問に答えることができる。
2週 Chapter 1 Give Me an Objective Opinion
Unit 1 Ceremony
・技術や社会問題に関する英文を読み、内容を理解し質問に答えることができる。
・挨拶に関する表現
3週 Chapter 1 Give Me an Objective Opinion
Unit 2 School Life
・技術や社会問題に関する英文で用いられる単語や文法を理解し質問に答えることができる。 
・自己紹介に関する表現
4週 Chapter 2 Antenna Shop, Symbols of Local Regions
Unit 3 Transportation
・経済に関する英文で用いられる単語や文法を理解し質問に答えることができる。 
・交通機関に関する表現
5週 Chapter 2 Antenna Shop, Symbols of Local Regions
Unit 4 Outdoor Activities
・文化に関する英文で用いられる単語や文法を理解し質問に答えることができる。      
・時間に関する表現
6週 Chapter 2 Antenna Shop, Symbols of Local Regions
Unit 5 Weather
・文化に関する英文を読み、内容を理解し質問に答えることができる。
・天気に関する表現
7週 Chapter 3 New Customers from Abroad
Review Test 1
・文化や国際問題に関する英文で用いられる単語や文法を理解し質問に答えることができる。      
・Unit 1~5の復習
8週 前期中間試験(90分)
2ndQ
9週 答案返却と説明, 内容の復習  
Chapter 5 Try Minimalism
・文化や哲学に関する英文を読み、内容を理解し質問に答えることができる。
10週 Chapter 5 Try Minimalism  
Unit 6 Holiday Plans
・文化や哲学に関する英文を読み、内容を理解し質問に答えることができる。         
・電話の会話に関する表現
11週 Chapter 5 Try Minimalism    
Unit 7 Resort Area
・文化や哲学に関する英文で用いられる単語や文法を理解し質問に答えることができる。    
・依頼に関する表現
12週 Chapter 7 Race Against the Clock          Unit 8 Directions ・社会や経済に関する英文を読み、内容を理解し質問に答えることができる。
・場所案内に関する表現
13週 Chapter 7 Race Against the Clock       
Unit 9 Job Experience
・社会や経済に関する英文で用いられる単語や文法を理解し質問に答えることができる。
・資格・職業経験に関する表現
14週 Chapter 7 Race Against the Clock        Unit 10 Summer Sale / Review Test 2 ・社会や経済に関する英文を読み、内容を理解し質問に答えることができる。           
・買物に関する評点/Unit 6~7の復習
15週 前期定期試験(90分)
16週 答案返却と説明, 内容の復習
Chapter 9 Are You Clean Enough? 
・衛生に関する英文で用いられる単語や文法を理解し質問に答えることができる。           
後期
3rdQ
1週 Chapter 9 Are You Clean Enough?           
Unit 11 Restaurant
・衛生に関する英文で用いられる単語や文法を理解し質問に答えることができる。             
・注文に関する表現      
2週 Chapter 9 Are You Clean Enough?
Unit 12 Arts & Entertainment
・衛生に関する英文を読み、内容を理解し質問に答えることができる。           
・感情に関する表現
3週 Chapter 12 Save the World's Plants
Unit 13 Sports Events
・環境に関する英文で用いられる単語や文法を理解し質問に答えることができる。     
・スポーツに関する表現      
4週 Chapter 12 Save the World's Plants
Unit 14 Having a Party
・環境に関する英文で用いられる単語や文法を理解し質問に答えることができる。                 
・感謝の気持ちを表す表現
5週 Chapter 12 Save the World's Plants          
Chapter 15 How Convenient Is a Digital House?
Unit 15 Health
・環境、技術に関する英文で用いられる単語や文法を理解し質問に答えることができる。          
・病気に関する表現
6週 Chapter 15 How Convenient Is a Digital House?        Review Test 3 ・技術に関する英文を読み、内容を理解し質問に答えることができる。
・Unit 11~15の復習
7週 Chapter 15 How Convenient Is a Digital House?             ・技術に関する英文で用いられる単語や文法を理解し質問に答えることができる。      
8週 後期中間試験(90分)
4thQ
9週 答案返却と説明, 内容の復習   Chapter 16 You Might Be Deceived ・教育や国際問題に関する英文を読み、内容を理解し質問に答えることができる。
10週 Chapter 16 You Might Be Deceived  
Unit 16 Christmas
・教育や国際問題に関する英文を読み、内容を理解し質問に答えることができる。           
・提案に関する表現
11週 Chapter 16 You Might Be Deceived         
Chapter 17 A Countermeasure against Dwindling Future
Unit 17 Cleanup
・教育や国際問題、技術や農業に関する英文で用いられる単語や文法を理解し質問に答えることができる。      
・助けを求める・与える表現
12週 Chapter 17 A Countermeasure against Dwindling Future  
Unit 18 Our Tradition & Custom
・技術や農業に関する英文を読み、内容を理解し質問に答えることができる。
・人物描写や位置関係を説明する表現
13週 Chapter 17 A Countermeasure against Dwindling Future  
Unit 19 Examinations
・技術や農業に関する英文で用いられる単語や文法を理解し質問に答えることができる。      
・条件・日程に関する表現
14週 Chapter 18 An Ultimate VR Gadget
Unit 20 Housing
・技術やエンターテインメントに関する英文を読み、内容を理解し質問に答えることができる。           
・数字と交渉表現
15週 Chapter 18 An Ultimate VR Gadget
Review Test 4
・技術やエンターテインメントに関する英文で用いられる単語や文法を理解し質問に答えることができる。      
・Unit 15~20の復習
16週 後期定期試験(90分)

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。2
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。2
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。2
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。2
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。2
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。2
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。2
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。2
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。2
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。2
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。2
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。2
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。2
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。2
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。2
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。2
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。2
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。2
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。2
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。2
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。2
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。2
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。2
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。2

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000030100
基礎的能力70000030100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000