概要:
機械工学に関する展開段階から発展段階の実験であり、これまで習った学問やこれから学習する学問のいくつかの部分について,自ら直接「実際に験して」学習した理論と比較をすることによって,学問の理解を深める.実験装置や実験に使用する器具・道具や測定機器の名称,使用方法,特性などを理解して,今後の実験や卒業研究,さらには進学や就職する際に備える.実験後報告書(レポート)を作成することによって,実験を通じて得た結果を整理して,他人に伝える.この作業を通じて,文献調査,文書の作成方法,データの整理(表や図のかきかた)などを学ぶ.
授業の進め方・方法:
本実験はオムニバス形式の実験である。
1.5人程度で1班を編成し,班ごとに実験を実施する
2.1つの実験テーマを終えたら報告書を作成し,締切日までに提出する
3.全てのテーマにおいて「予習・実験・報告書作成と提出・口頭試問」が行われる
注意点:
全ての実験への出席および報告書の提出を前提とする。(※再提出については、各実験担当教員に一任する。)
1. 実験内容と参加態度、提出された報告書と口頭試問の内容で評価する。
2. 各実験担当教員の評価点の平均をもって、最終的な評価点とする。
必合格科目である。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 自然科学 | 物理実験 | 物理実験 | 電子・原子に関する分野に関する実験に基づき、代表的な物理現象を説明できる。 | 3 | |
専門的能力 | 分野別の工学実験・実習能力 | 機械系分野【実験・実習能力】 | 機械系【実験実習】 | 実験・実習の目標と心構えを理解し、実践できる。 | 3 | 後1 |
災害防止と安全確保のためにすべきことを理解し、実践できる。 | 3 | 後1 |
レポートの作成の仕方を理解し、実践できる。 | 3 | 後1,後15 |
加工学実験、機械力学実験、材料学実験、材料力学実験、熱力学実験、流体力学実験、制御工学実験などを行い、実験の準備、実験装置の操作、実験結果の整理と考察ができる。 | 3 | 後2,後3,後5,後6,後8,後9,後10,後12,後13,後14 |
実験の内容をレポートにまとめることができ、口頭でも説明できる。 | 3 | 後2,後3,後5,後6,後8,後9,後10,後12,後13,後14 |