英語III

科目基礎情報

学校 小山工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 英語III
科目番号 0057 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義・演習 単位の種別と単位数 履修単位: 3
開設学科 機械工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 3
教科書/教材 Inside Science (金星堂), Quick Mastery of The TOEIC Listening Test (成美堂)
担当教員 関根 健雄

到達目標

1.文法事項・構文、語彙を習得し,使用できる。
2.最新の科学ニュースを扱った映像を題材に、Reading、Listeningを行い、内容を理解できる。
3.最新の科学ニュースを扱った映像を題材に、英文を再構成し、内容を要約することができる。
4.日常生活に役立つ表現・語彙を聞き取り,関連する問いに答えることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1科学ニュースで使用される英文を正確に聞き取って理解し、正確に質問に答えることができる。科学ニュースに使用される英文を聞き取って理解し、活用することができる。科学ニュースに使用される英文を聞き取れず、活用することができない。
評価項目2科学ニュースの内容を正しく理解し、構文・内容に関する質問に正確に答えることができる。科学ニュースの内容を理解し、構文・内容に関する質問に答えることができる。科学ニュースの内容を理解し、構文・内容に関する質問に答えることができない。
評価項目3日常生活の様々な状況で用いられる英語での会話・アナウンスを正確に聞き取り、それらに対する質問に正確に答えられる。日常生活の様々な状況で用いられる英語での会話・アナウンスを聞き取り、それらに対する質問に答えられる。日常生活の様々な状況で用いられる英語での会話・アナウンスを聞き取れず、それらに対する質問に答えることもできない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 ③ 説明 閉じる

教育方法等

概要:
科学ニュース映像を取り上げた教科書を使用し、英文読解力を高めることを目標とする。TOEICの問題を用いて日常生活の様々な場面で用いられる表現のリスニングを行い、リスニング能力の向上、TOEICに対する動機づけやスコア向上を図る。学生の自主学習を促すために、事前にプリントを配布する。また、Microsoft365のTeams, Formsを活用して単語テスト、リスニングテスト、授業の連絡や資料の配布・共有を行う。授業では新型コロナウイルス感染拡大を考慮しつつ、可能な限りペアワークやグループワーク等の協働作業を取り入れ、互いに教え合うことができる雰囲気を構築し、英語学習へのバリアの低減、効率化を図る。
授業の進め方・方法:
・動画・英文を通して英文読解に取り組むとともに、既習の英文法の復習を行い更なる定着を行う。
・TOEICの実践問題に取り組むことでリスニング能力の向上、語彙の増加、学習内容の定着をはかる。
・科学ニュースの題材・話題に興味を持ちやすいように、映像や音声等を用いる。
・科学ニュースは、映像と質問を活用して事前に自主学習で大意を理解し、授業後に復習することで、英文の理解を促す。                     
・科学ニュースで学習した文法事項や内容について、要約等を通して英語の運用能力の向上を図る。
注意点:
・予習・復習などの事前・事後の自学自習を必ず行い,授業には辞書を持参すること(電子辞書の使用も可)。
・授業中の飲食(ガムを含む),ゲーム機・音楽機器の使用を禁止する。また特別な指示のない限り,携帯電話・スマートフォンの使用は認めない。
・この授業計画は予定であり,学習状況によって進度や内容を変更する場合は随時授業等で連絡する。
・評価については、①前・後期の中間試験・定期試験の成績(約60%)、②授業中の小テスト・活動・課題等(約20%)、③TOEIC-IP得点(約20%)で評価する。この割合は変更する場合がある。その場合は随時で連絡する。
・1年生、2年生で使用した教科書やワークブックなどを復習に活用するので指示があれば持参したり、家庭学習・自主学習で復習したりできるように準備しておくこと。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
Unit 1 No Moon at All?
・天文・宇宙に関する英文を読み、内容を理解し質問に答えることができる。
2週 Unit 1 No Moon at All?
Unit 1 Sightseeing / Travel
・天文・宇宙に関する英文を読み、内容を理解し質問に答えることができる。
・観光・旅行に関する表現
3週 Unit 1 No Moon at All?
Unit 2 Office Technology
・天文・宇宙に関する英文を読み、内容を理解し質問に答えることができる。
・オフィスに関する表現
4週 Unit 2 Taking Violent Wildfires
Unit 3 Restaurant
・火災に関する英文で用いられる単語や文法を理解し質問に答えることができる。 
・外食に関する表現
5週 Unit 2 Taking Violent Wildfires
Unit 4 Ordering / Report
・火災に関する英文で用いられる単語や文法を理解することができる。      
・注文・報告に関する表現
6週 Unit 2 Taking Violent Wildfires
Unit 4 The Beauty of Snowflakes
Unit 5 Personnel / Training
・火災に関する質問に答えることができる。
・雪の結晶の撮影に関する英文・単語・文法を理解することができる。
・社内人事・研修に関する表現
7週 Unit 4 The Beauty of Snowflakes
Unit 6 Review 1
・雪の結晶の撮影に関する英文を理解し質問に答えることができる。      
・Unit 1~5の復習
8週 前期第1週から第7週の復習
前期中間試験(90分)
2ndQ
9週 答案返却と説明, 内容の復習  
Unit 5 Coping with the Extreme Weather
・災害とSNSに関する英文・単語・文法を理解し質問に答えることができる。
10週 Unit 5 Coping with the Extreme Weather  
Unit 7 Shop / Purchase
・災害とSNSに関する英文・単語・文法を理解し質問に答えることができる。       
・店・買い物に関する表現
11週 Unit 5 Coping with the Extreme Weather   
Unit 8 Finance / Budjet / Salary
・災害とSNSに関する英文・単語・文法を理解し質問に答えることができる。
・金融・予算・給料に関する表現
12週 Unit 8 No Needle, no Thread?          Unit 9 Seminar / Meeting ・バイオミメティクスに関する英文・単語・文法を理解し質問に答えることができる。
・セミナー・会議に関する表現
13週 Unit 8 No Needle, no Thread?       
Unit 10 Health
・バイオミメティクスに関する英文で用いられる単語や文法を理解し質問に答えることができる。
・健康・診察に関する表現
14週 Unit 10 Identifying Fake Drugs        Unit 11 Education / Schools ・社会問題に関する英文・単語・文法を理解し質問に答えることができる。          
・教育・学校に関する表現
15週 Unit 10 Identifying Fake Drugs
Unit 12 Review 2
・社会問題に関する英文・単語・文法を理解し質問に答えることができる。
・Unit7~11の復習
16週 前期定期試験(90分)答案返却と説明
後期
3rdQ
1週 Unit 12 Dangerous Debris in Space          
Unit 13 Product development / Service
・宇宙のゴミ問題に関する英文の内容を理解し質問に答えることができる。
・商品開発・営業・サービスに関する表現  
2週 Unit 12 Dangerous Debris in Space
Unit 14 Employment / Job Hunting
・宇宙のゴミ問題に関する英文・単語・文法を理解し質問に答えることができる。           
・雇用・就職活動に関する表現
3週 Unit 12 Dangerous Debris in Space
Unit 15 Sports / Hobby
・宇宙のゴミ問題に関する英文を読み、内容を理解し質問に答えることができる。     
・スポーツ・趣味に関する表現      
4週 Unit 12 Dangerous Debris in Space
Unit 16 Announcement / Presentation
・宇宙のゴミ問題に関する英文を読み、内容を理解し質問に答えることができる。              
・発表・プレゼンテーションに関する表現
5週 Unit 12 Dangerous Debris in Space
Unit 17 Transportation
・宇宙のゴミ問題についての要約文,関連する英文を理解し質問に答えることができる。         
・交通に関する表現
6週 Unit 12 Dangerous Debris in Space
Unit 18 Review 3
・宇宙ゴミについての英文の復習および単元のまとめ
・Unit 13~17の復習
7週 Unit 13 A Safer Mission to Mars
           
・ナノテクノロジーに関する英文を読み、内容を理解し質問に答えることができる。      
8週 後期第1週から第7週の復習
後期中間試験(90分)
4thQ
9週 答案返却と説明, 内容の復習  
Unit 13 A Safer Mission to Mars 
・ナノテクノロジーに関する英文を読み、内容を理解し質問に答えることができる。
10週 Unit 13 A Safer Mission to Mars 
Unit 19 Housing
・ナノテクノロジーに関する英文・単語・文法を理解し質問に答えることができる。           
・住宅・建物に関する表現
11週 Unit 13 A Safer Mission to Mars        
Unit 20 Advertisements
・ナノテクノロジーについての要約文,関連する英文を理解し質問に答えることができる。     
・広告・宣伝に関する表現
12週 Unit 13 A Safer Mission to Mars
Unit 21 Airport
・ナノテクノロジーについての英文の復習および単元のまとめ
・空港に関する表現
13週 Unit 15 Better Biofuels from Corn against Dwindling Future
Unit 22 Music / Art
・バイオ燃料に関する英文を読み、内容を理解し質問に答えることができる。    
・音楽・芸術に関する表現
14週 Unit 15 Better Biofuels from Corn against Dwindling Future
nit 23 Weather
・バイオ燃料に関する英文・単語・文法を理解し質問に答えることができる。          
・天気に関する表現
15週 Unit 15 Better Biofuels from Corn against Dwindling Future
Unit 24 Review 4
・バイオ燃料に関する英文・要約文を読み、内容を理解し質問に答えることができる。    
・Unit 19~23の復習
16週 後期定期試験(90分)

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。2
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。2
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。2
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。2
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。2
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。2
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。2
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。2
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。2
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。2
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。2
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。2
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。2
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。2
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。2
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。2
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。2
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。2
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。2
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。2
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。2
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。2

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合60000040100
基礎的能力60000040100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000